神戸市・明石市のHEAT20の推奨値は??
2023.10.25
2020.12.25
HEAT20とは20年先を見据えた日本の省エネ住宅の中でも断熱性能に特化したひとつの指針です。
おうちの暖かさのものさしだと思ってください!
本日(12/25)の札幌の最高気温は-2℃、那覇の最高気温は21℃でした。これだけ温度差があるのに一様に考えてはダメだということで7つの軸をつくり風土にあわせて区分わけをしています。
その中で神戸市・明石市は6地域に区分されます。6地域のHEAT20の推奨値は……。
HEAT20 G1 UA値:0.56
HEAT20 G2 UA値:0.46
G1よりもG2の方が性能値が上です。(UA値は数値が低ければ低いほど優秀)
国も省エネの指針を設けています。国の基準はUA値0.87。HEAT20は国の基準だと不十分では…?ということで設けられた民間の指針になります。民間だからと目をそらしてはなりません!できるだけこのHEAT20のレベルを目指してほしいです。
なぜなら温熱環境が劇的に変わるからです。本日、大阪の南港にある『LIXIL住まいスタジオ』に行き、改めて実感いたしました。
サーモカメラがなによりの証拠ですね。昔の家、今の家(UA値0.87基準)、これからの家(UA値0.46基準)ではこんなにもお部屋の温度に違いがあらわれます。こちらのお部屋は全てエアコンが20℃設定で稼働していました。にもかかわらず、この違い。
「今の家」に入ったときは「ああ、うんうん。こんな感じでしょ」となるんです。実家に似た空間なので…(笑)めちゃくちゃ寒いというわけではないんですが窓や換気、壁の中の隙間からの漏気がかなりあるので温度ムラが生まれ、リビング以外の空間に行くと8℃も温度変化が生まれていました。
\ところがどっこい/
「これからの家」にいくとその固定概念がぶっ飛ばされます。スリッパがなくても廊下へっちゃらですし、窓際に行っても壁の近くにいっても温熱環境の変化は感じませんでした。
こればっかりは体感しないと分からないので、ぜひG2グレードの家づくりをしている住宅会社のおうちに行って体感してみてください!!
そして、今日特におもしろいな~と感じたのが家の外から窓を触ったときです。昔の家の方が暖かいんですよね!これからの家の方は氷を触ったかのように冷たかったです。
なぜかというと、昔の窓は断熱性能が低いから家の中の熱が外に出てしまっているんです。これはせっかく家の中で暖めた熱を外に捨てているのと同義です。そりゃ光熱費も上がるわけだわ…と妙に納得しました(^^;
住み心地の良いおうちにするためには窓、壁の中を変えていく必要があります。上記のSW工法もその一例ですが、工法などを調べていくと(大事なことですが!)沼が深いので、まずはUA値などの数値、そしてなにより体感で自分達にとってのベストを見つけていっていただけたらと思います。
「家づくり学校」ではその手助けをさせていただきます!
家づくり学校でできること
- 家づくりで後悔しないための基本知識のレクチャー
- ムリのない予算を一緒に考え、お金の不安を解消
- お客様一人ひとりに合った住宅会社を紹介