ヒートショック発生件数ワースト1位の香川県…その寒さ対策とは
2017.10.27
ご存知でしょうか?ヒートショック発生件数は全国で香川県がワースト1位(高齢者1万人あたりの入浴中の心肺停止)という事を。特にこのヒートショックは12月~2月での発生率が高くなってきます。そのヒートショックをおこさず、体への負担をなくすには温度差のない室内を実現することが大切です。
家づくりで後悔した内容
実は家づくりで後悔している約半数の方の悩みが「暑い」「寒い」といった家の中の温度がほとんどです。
家づくりにこだわった部分を聞くと、ほとんどのご家族が「間取り」「デザイン」「価格」という目に見える箇所をこだわっているにもかかわらず、実際に住んでみて後悔しているのは「目に見えない家の性能」です。これは季節がそうだから、仕方ないと諦めてはいませんか?家づくりの仕方によってはそういった悩みを解決する事ができます。
寒がりの理由は体感温度
人間が寒い・暑いと感じる、つまり体感温度というのは対流熱と輻射熱からもたらされています。対流熱というのは、熱を蓄えた気体や液体が移動することで、例えばエアコンの設定温度。輻射熱というのは熱が電磁波の形で物体から物体へ直接伝えられる現象の事で、例えば焚き火から感じる温かさ。それで体感温度はどうやって出すのかというと、室温(対流熱)と室内温度(平均輻射熱)を2で割った温度になります。だから、いくらエアコンで温めても、室内の温度が低ければ寒いと感じるのですね。
温度差の無い家づくり
ではそういった温度差の無い家づくりをするにはどうするのか。それは断熱材や施工技術、設計手法など様々な観点で注意しながら家づくりを行うことが不可欠です。
天井、床、壁、床で温度差がなく、年中快適な室温。
家づくり学校では年中快適に暮らしていくための家づくりの進め方を伝授させていただいております。夏は暑くて、冬は寒い住宅…季節を楽しむことは良い事ですが、健康へのリスクや光熱費等、住んでいるご家族の負担にならない家づくりを考えていきませんか?ぜひ、お気軽に家づくり学校にご相談くださいませ。