世界基準の高性能住宅とは?高松で勉強してきました!
2023.10.25
2022.03.31
先日、近隣県の家づくり学校スタッフ一同で(株)WELLNESTHOMEさんの高松にあるモデルハウス「よはくの家」にお邪魔しました。まん防も解除され、やや落ち着いたタイミングでご訪問でき良かったです?
ご存知の方も多いかもしれませんが、WELLNESTHOMEさんは世界基準の断熱気密などの性能に加え、本質的な「よい家」とは何かを探求して家づくりをされている会社さんです。
今回の「よはくの家」は、「性能を最も効率よく発揮できる形で基本設計を規格化しつつも、暮らしのスタイルに合わせた要望に応える“余白”を残す」というコンセプトの家でした。建物は総二階でやや大きめの42坪、玄関のある西側と反対の東側は日射遮蔽のために敢えて窓を設けていないとのことでした。
ちなみにこちらのモデルハウスはUA値0.2、C値0.2、U値0.78という国内トップレベルの住宅性能!
WELLNESTHOMEさんは2階リビングを推奨されています。1階に主寝室や子ども部屋、収納スペースなどを配置すると壁や柱が増え耐震性能が高まるだけでなく、吹き抜けがなくても屋根の勾配部分があるので開放的なリビングになります。プライバシーを気にすることなくカーテンを開けた生活ができるのも嬉しいポイントですね!
キッチンはIKEAのキャビネットをベースに造作されたものだそうです。家の雰囲気にもマッチしていて素敵でした✨
レンジフードは室内循環型を採用されていました。換気扇内部のフィルターを通して汚れた空気が除去されて室内に排気される仕組みです。外部からの吸気や排気を伴わないので換気扇をつけると夏は暑くて冬は寒くてというストレスからも開放されます。これも高気密住宅だからできる選択ですね!
冷蔵庫やパントリーはクローゼットのなかに隠してスッキリと。
通称「ウェルネストウォール」と呼ばれる壁や床断熱についてもしっかり教えていただきました。壁はダブル断熱で充填断熱にセルロースファイバー、外張り断熱にロックウールを使用されており、断熱材だけで計205mmの厚み。床断熱もウレタンフォームとネオマフォームを使用し、断熱材だけで計125mmの厚みとのことでした。
スリッパを履かずに2時間程度滞在させていただきましたが、全く床が冷たくなく心地よかったです?
快適な住環境を目指す上で大敵なのが結露の問題。結露する家は健康被害を引き起こすため、ヨーロッパでは結露する家を建てると住宅会社が警察に捕まってしまうそうです。。。
結露を起こさないためには水蒸気量と温度のバランスが大切とのこと。高気密・高断熱はもちろん、水蒸気が滞留して内部結露しないような建材を使用すること、そして湿度コントロールには住まい手側の暮らし方も大きなポイントになってくるみたいです。
常に探求し続け、確かな根拠を持って家づくりをされているWELLNESTHOMEさんのお話はとても参考になりました。省エネな家にしたいのであれば、まずは健康かつ快適に暮らせる家を建てること。「よい家」が生活の質を上げ、人生をもっと豊かにしてくれると感じました✨
おまけ
帰り際に瀬戸内海を一望できる与島PAに寄りました。
あれ?
あれあれ?
仲良くソフトクリームを食べる、福山校の山根アドバイザーと高松校の大日南アドバイザーでした(笑)
家づくり学校でできること
- 家づくりで後悔しないための基本知識のレクチャー
- ムリのない予算を一緒に考え、お金の不安を解消
- お客様一人ひとりに合った住宅会社を紹介