気候に合わせた家づくりのススメ
2023.09.17
2018.06.08
関東地方も梅雨入りしましたね。でも、昨日、今日は快晴。日差しも強く気温も高く、暑~い1日となりました。こんな風に日本の気候って湿度の差や気温の差がとっても激しいんです。だから、ドイツや北欧でベストとされている家づくりをそのまま持ってきても、それが日本でも「最適」の家づくりである…とは言い切れないんですよね。しかも、同じ日本の中でも、気候はさまざま。ということは・・・その土地の気候・風土に合わせて家づくりを行うことが大切!一年を通して快適に過ごせる家にするためのポイントをご紹介します。
地域ごとに違う、必要な住宅性能
日本は沖縄から北海道まで細長い形をしていますよね。その土地土地で気候は全く異なります。そこで、日本を気候別に8つのエリアに分けた「地域区分」というものが設定されており、区分ごとに基準となる性能値が定められています。
たとえば、北海道や青森といった寒冷な地域では、より高い断熱性能が必要。対して、温暖な西日本エリア、特に四国や九州の南部や沖縄などの地域では、夏の暑さへの対策も必要となるため、気密・断熱性だけでなく遮熱性も重要になってきます。
重視すべきは気温だけじゃない!
でも、大切なのは気温だけじゃないんです。同じ地域区分の中でも、日当たりや風通しは土地ごとに異なります。乾燥しやすい場所があれば、逆に湿度が上がりやすい場所もあり、風が強い、日差しが強い、霧が発生しやすい…など住む場所によって、置かれる環境は多岐にわたります。
つまり、その土地がどのような環境にあるのかをよく知って家づくりをされている会社か、そうではない会社かで、完成する家の住み心地は全く違ってきてしまう!ということ。
「どの住宅会社でも、まかせておけば良い家が建てられる」と思っている方って多いんですが、実はそれって大間違い。ぜひ、どんな会社がどんな家を建てているのかをよく知って、家づくりを行ってくださいね☆
家づくり学校では、住宅会社ごとの違いや選び方のコツを伝授しています。セミナーへのご参加や、個別相談へのお申込みも大歓迎!お気軽にお問い合わせください。