快適に過ごせる家づくりには熱環境にも気をつけよう
2023.10.23
2016.09.16
こんにちは。
家づくりアドバイザーの村尾です。
香川県民である私は週に最低1回はうどんを食べます。
そこで先日の休日に有名店「はりや」に行ってきました。
11時30分頃に行くと既にお店には行列が…
※お店は11時オープン
しばらく待った後にお店の看板メニューである
「かしわざる」を頂きました☆
個人的には好きなうどん屋さんですので、
まだ行った事ない人はぜひ行ってみてくださいね♪
さて、今回は快適な家づくりをする為には
気をつけておきたい「熱環境」についてお伝えします。
「熱環境」とは、
表面温度と室温がうまく調整できる環境の事です。
人が感じる快・不快には、熱の伝わり方が大きく
関係しています。
熱は、温度の高い方から低いほうへと下記3つの方法から
移動していきます。
・伝導
物質(固体)を介して熱が伝わること。
室内では、床に触れている足の裏が温かく感じられたり、
冷たく感じられたりする現象。
・対流
液体や気体を介して熱が移動すること。
室温による暑い・寒いは対流によるもの。
エアコンの温風や冷風も同じです。
・放射
温度差がある物体間で熱が移動すること。
焚き火にあたる暖かさ。室内では壁や床の熱が空気を
素通りして体へ伝わります。
「床・壁・天井・窓の表面温度が高い(室温は同じ)」場合と、
「床・壁・天井・窓の表面温度が低い(室温は同じ)」場合とでは、
人は前者のほうをより快適に感じます。
すなわちこれは、体感温度による影響が大きく、
同じ室温環境でも、表面温度に差があると、
感じる温度にも差があるという事ですね。
※体感温度=(平均表面温度+室温)/2で算出
家づくりではこの放射をきちんと考えることが、
快適に過ごすための鍵となってきます。
冬に壁や床・窓の表面温度を高めに保つには、
それらの部位の熱が外部に逃げないように、
断熱材をしっかり入れること、そして、
隙間風が入らないように気密を高める事が大切です。
夏は、それに加えて日射を遮り、
風通しをよくすると効果的です。
(快適な家づくりをしよう)
快適に過ごせる家づくりをするには、「熱環境」も
大切ですが、それ以外にも大切な事はたくさんあります。
知らずして建てた家と、全て納得の上で建てた家では
やはり満足度も違ってきます。
家づくりに必要な事を家づくり学校では、
お伝えさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
今週末にはセミナー形式で学ぶ
を開催いたします。
しっかりと学んで、失敗・後悔しない家づくりをしませんか。