新着記事
注文住宅の基本知識
耐震・制震・免震の違いとは?メリット・デメリットをまとめてご紹介!
以前のコラムで「耐震」「制震」「免震」の特徴についてお話しましたが、それぞれのメリット・デメリットはどのようなものが挙げられるのでしょうか?今回は、それぞれの揺れ方の特徴やメリット・デメリットについてお話します。前回のブログはこちらから▲「耐震・制震・免震」それぞれの揺れ方の特徴とは?まず、「耐震・制震・免震」で比較した際、それぞれ揺れ方にどのような差が生まれるのか?という点です。①耐震構造の揺れ「耐震」は、建物を丈夫にし、強度を高めて揺れに耐えるようにする考え方です。建物が丈夫でも、地震のエネルギーは建物内部に伝わるため、2階、3階……と階が上がるほど揺れの幅は大きくなります。②制震構造の揺
2022.12.15
注文住宅の基本知識
聞き心地の良い言葉にご用心!最高等級?北海道基準?
自分より知識がある人の言葉はとても有難く、参考にすることでより良い選択ができることもありますが、逆に上手くその言葉に乗せられて、自分が思い描いていなかった選択をしてしまうこともあります。住宅業界で飛び交う”聞き心地の良い言葉”を例に挙げます。値下げ・キャンペーンこれは以前にもブログに書きましたが、人生最大の買い物である住宅購入において、とても響きが良く、ついその話に乗ってしまう人が多発しています。「聞き心地の良い言葉」の筆頭とも言えます。本当に価値ある買い物なのか、総合的な判断が必要です。高気密・高断熱住宅会社から「うちの家は高気密・高断熱です」と言われただけで、鵜呑みしてしまってはいけません
2022.12.14
住宅性能と住み心地
「高気密住宅は息苦しい、暑い」って本当?―高気密住宅に関する疑問を解説
住宅の省エネ化や快適性向上に向け、注目されているのが高性能住宅。住宅の性能を上げれば、冷暖房費などの光熱費を抑えられるだけでなく、冬は暖かく夏は涼しい快適な住環境にも繋がります。高性能住宅は高い「断熱性能」と「気密性能」によって実現されます。断熱と気密はセットで考える必要があり、どちらが不足しても高性能住宅にはなりません。さて、お客様から「高気密だと息苦しいのでは?」「冬は良いけど、夏は暑そう…」などのご質問をいただくことがあります。この記事では、お客様の疑問の声を元に、高気密住宅に関する疑問を解説していきます。高気密住宅は息苦しい?「高気密」=「隙間がなく密閉されている」ということなので、「
2022.12.13
注文住宅の基本知識
住宅設備の寿命は何年?―耐用年数や注意点を解説
住宅設備は年数が経つと劣化していくため 必ず寿命があります。劣化によるトラブルで思わず生活に支障をきたしたり、いきなり寿命が来て焦ってしまう方も多いと思います。事前に耐用年数を知っておくと急なできごとでも対応しやすく、金銭的にも安心ですよね。当ページでは住宅設備別の寿命(耐用年数)についてまとめる事にしました。住宅設備を長く使うときの注意点もお話していますので、今後の買い替え時期やリフォームの目安にお役立ていただければと思います。 耐用年数とは?耐用年数とは、一般的にモノの使用可能な期間のことを指します。電気設備、給排水設備、衛生設備、ガス設備など屋内設備の法定耐用年数は15年とされ
2022.12.12
法規制や基準法
【太陽光不要?】「こどもエコすまい支援事業(令和5年)」の申請条件
※令和5年こどもエコすまい支援事業は、令和5年9月28日時点で補助金申請額(予約を含む)の割合が100%になり、申請受付を終了しています。2022年12月2日に成立した第2次補正予算。その中には「こどもエコすまい支援事業」の補助金についても、脱炭素社会の実現&エネルギー価格高騰対策として含まれております。今、まさにお家づくりを考えている人には見逃せない施策ではありますが…その申請条件において少し留意しておいた方が良さそうなことを耳にしたので、本記事をしたためた次第です。※注:本記事は2022年12月11日現在で入手した情報を踏まえて執筆しております。もし表記内容で誤っている部分があった場合は、
2022.12.11
注文住宅の基本知識
ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットを解説!
壁や屋根に使われることが多いガルバリウム鋼板。デザイン性も高く、ガルバリウムを標準仕様にしている住宅会社さんも増えてきたように思います。ガルバリウム鋼板を外壁や屋根に使いたいと思われている方、他の建材と迷われている方に向けて、詳しくご紹介いたします。ガルバリウム鋼板って何?ガルバリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛合金のめっき加工がされた鋼板です。ガルバリウム鋼板自体は非常に薄く、だいたい0.3mm~0.5mmくらいの厚みしかありません。だいたいどこのメーカーも芯材に硬質ウレタンフォームなどの断熱材を使用している印象です。ちなみに、日本工業規格 (JIS) では、JIS G3321で規定されていま
伊藤 凪穂
2022.12.07