連帯債務でマイホームを買った人の確定申告のやり方
2023.10.25
2019.02.01
先日の「確定申告のやり方」のブログを見て、確定申告を自分でやってみました♪という、嬉しいご報告をいただいたのですが・・・
うちは連帯債務なので、連帯債務の所でつまずいてしまいました。。。とのこと
ごめんなさい・・・
ということで、「確定申告のやり方」補足版です。
住宅ローンを連帯債務で借りている方の場合
「年末残高証明書の入力」の所の④摘要欄に連帯債務者の記載がありますか?を「はい」にして、入力終了
次に、確認画面になります。
確認して、次へ進む
連帯債務の入力画面になりますが、下の方に警告画面が出て、次に進めません。
これは「住宅・土地の取得対価の額」と「当初借入金額の合計額と自己負担資金額の合計額」が一致していないためです。
取得対価の額 2,852万円から、借入額 2,500万円を差し引いたら、差額が 352万円あります。
この差額 352万円をどうやって調達したのか?
この差額分 352万円は、自己資金(いわゆる頭金)を出しましたよという場合、
各共有者の自己資金負担額のところに「共有持分」と「連帯債務による借入金に係る各共有者の負担割合」が一致するように自己資金(頭金)額を入力します。
この例は、住宅・土地の金額よりも住宅ローンの金額の方が少ないケースでしたが、
反対に、住宅・土地の金額よりも住宅ローンの金額の方が多い場合は?
「自己資金負担額」に「マイナスの金額」を入力することで調整します。
住宅ローン控除は「住宅ローンの年末残高」の1%相当が減税の対象になりますが、住宅の購入価格(取得対価の額)を超える部分については適用できません。住宅ローン控除は、住宅の購入資金を借りる支援をするのが目的なので、住宅の購入価格を上回る部分までは優遇しない仕組みになっています。
結果、「入力から計算した控除額」は、このような金額になりますが、
実際に還付される金額は、収めている所得税の範囲内です。
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