補助金「地域型住宅グリーン化事業」を活用しましょう!
2023.10.25
2021.07.15
木造住宅は、今、省エネルギーで環境に優しい建築物として見直されています。そのため、国土交通省では、良質な木造住宅を整備し、省エネルギー化を推進するため「地域型住宅グリーン化事業」を行っています。
「地域型住宅グリーン化事業」とは、地域における木造住宅の関連事業者がグループをつくり、省エネルギー性能や耐久性等に優れた木造住宅・木造建築物の整備及び木造住宅の省エネ改修を促進し、これと併せて行う三世代同居への対応等に対して支援する事業です。
地域型住宅グリーン化事業の主な目的
●地域における木造住宅の生産体制の強化
●環境負荷の低減
補助制度の要件
⭐補助対象となる木造住宅・建築物の種類と上限額
●長寿命型 :認定長期優良住宅 →110万円/戸
●高度省エネ型:認定低炭素住宅または性能向上計画認定住宅 →110万円/戸
●ゼロエネ型 :⼀次エネルギー消費量が正味(ネット)で概ねゼロとなる住宅
ZEHの外⽪強化基準値以下の性能を有する住宅 →140万円/戸
●省エネ改修型:省エネ性能が一定程度向上する断熱改修 →50万円/戸
●優良建築物型:認定低炭素建築物など一定の良質な建築物 →1万円/㎡
⭐主要構造部の要件
●主要構造部が⽊造であること
●主要構造部に⽤いる⽊材はグループが定める地域材を使⽤すること
⭐住宅会社は国の採択を受けた事業者グループのメンバーであること
グループのメンバーは、地域の中小工務店を中心に建材流通、製材、プレカット等の住宅生産に係る事業者で構成されています。グループを公募した上で、地域型住宅グリーン化事業の活用が可能なグループとして国土交通省が採択を行います。
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✅補助を受けるには、住宅会社はどこでもよいわけではありません!
地域型住宅グリーン化事業に参加しているグループや工務店は近くにあるの?
お住まいの地域のグループの取組み内容や工務店を調べる
地域型住宅グリーン化事業の申請手続きは工務店が行います。したがって、注文住宅の購入者が行う手続きは特にありません。補助金に関しても、施主が直接受け取るのではなく、申請を行った工務店に支払われる仕組みです。ただし、1つの工務店あたりの補助対象戸数には上限があります。ですから、自分が施工を依頼する予定の工務店で申請が可能かどうかは確認してくださいね。
「地球にやさしい家を建てたい」
「建築費用をできるだけ抑えたい」
そして、
「孫まで使える家を建てたい」
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地域型住宅グリーン化事業は環境負荷を軽減させるだけでなく、地方に人が留まることも推進しています。
国土交通省の補助金制度「地域型住宅グリーン化事業」を積極的に活用して高性能なお家を賢く手に入れてくださいね?
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