家づくりにおける「造作(ぞうさく)」の魅力!!
2023.09.16
2019.02.27
お家づくりにおけるこだわりポイントの一つに「造作(ぞうさく)」というものがあります。
建築用語として「造作(ぞうさく)」とは『建築内部の仕上げ材や取り付け材』のことも表します。具体的には「建具・階段・床板・棚」といったもののことです。
超ザックリいうと・・・「大工さんがトンカンして、現場で作ってくれるもの」ということですね。
※アイキャッチ画像にもある「一枚板で作ったカウンター」も、大工さんの造作になります。尚、既成品から作るものも造作と言ったりしますが、当ブログ記事では便宜上「大工さんが素材から作り上げるもの」を造作としています。予めご了承ください。
造作の魅力⇒オンリーワンの一点ものである!!
「造作(ぞうさく)」の魅力は、何と言っても「世界にココだけの、一点もの」であることが挙げられるでしょう。このお家の、このスペースだけにジャストフィットするように作られた棚!机!!ベンチ!!!
机や棚などの家具をお店で購入して「ポンっ」と部屋に設置した時。家の壁と家具との間に思わぬ隙間ができて「ぐぬぬ・・・」となった経験って、皆さんありませんか?
そういった煩わしさから開放されるのも、お家づくりに合わせて「造作をしてもらう」ことの魅力だと思います。
造作の魅力⇒意外とコストパフォーマンスが高い?!
造作が魅力的なことはわかったとしても・・・「大工さんにイチイチ作ってもらってたら、お店で買うものよりも高くなるのでは?」という不安は、確かにあると思います。
造作してもらうものを増やせば増やすほど、素材費用や工賃も嵩んできますからね。「造作で家具をお願いしたら、ン百万円も余計に費用が掛かった!」という話も、聞いたことあります・・・(汗)
では、どうすれば良いか?というと・・・造作が得意な工務店、それこそ「社長が大工な工務店」にお願いするのも手だったりします。
※イメージ
「本が大好きなお施主さんからの依頼で、全部の部屋に本棚を作ることになったんですよ~」と語るのは、棟梁でもあるA社長。
「うちで家を建ててくれてるんで・・・せっかくならってことで、頑張って作らせて貰いました!!」と語る社長にその費用を聞いてみたところ・・・普通に家具屋さんで買う価格の、実に3分の1以下のお値段でした(汗)
或いは、現場でバリバリ働いているB棟梁(こちらも同じく社長さん)からも、こんな話を聞いてことがあります。
「家ができあがってくるにつれて、お施主さんも住まいのイメージが湧いてきたんでしょうか。“ココらへんに棚があったらな~”とか、現場に来て言われているんですよ」
※イメージ
「ほなら、僕が言うわけです。“ちゃちゃっと作りましょうか?”って。そしたらお施主さんは“良いんですか?お願いします!!”って嬉しそうに頭下げられるんですよね。」
「そうしたら、まぁ、本当は何万円か掛かったりするもんだったりしますけど・・・お金、貰わんでもええか~ってなったりするんですよね。本当はアカンことだとは思うんですけど(笑)」
もちろん上記のような話は「社長が大工さんの工務店」ならば、必ずあるってことではありません。ただ、サービス精神が非常に旺盛な工務店さんというのが、少なからずあるのも事実です。
既成品を購入するよりも造作の方がコストパフォーマンスが高くなることもありえる話なんです、ということですね。これからお家づくりを考えられている方は、ぜひ、ご参考までに・・・。
住宅会社・工務店選びの前に、まずはお家づくりの基本を学びましょう!!
ともあれ、住宅会社・工務店選びを進める前には、まずは「家づくり学校」で「お家づくりの基本」をしっかり学んでおきましょう!!なんせ、愛媛県内には住宅会社だけで数千社ありますからね・・・。
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