注文住宅の資料請求で失敗しない!注意点やおすすめのカタログ情報誌も紹介
2025.02.10
2025.01.23

家づくりの成功のカギとなるのが住宅会社選びです。
その比較・検討材料として、ハウスメーカー・工務店の各社からもらえるカタログや資料は、家づくりを考える上でとても参考になるお役立ちアイテムです。
しかし、むやみやたらに資料請求をしてしまうと、比べるべきポイントが分からず、迷ってしまうこともあります。
そこでこの記事では、理想のマイホームを手に入れる上で必要な資料請求のコツやメリットやデメリット、カタログの上手な活用方法などをまとめました。実際に資料請求を行う前にぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- ハウスメーカー・工務店へ資料請求するときの注意点
- 資料請求で失敗しないためのポイント
- おすすめの資料請求・カタログ
本記事は、累計28,000組以上の家づくりをサポートさせていただいた「家づくり学校」が執筆しています。
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1.注文住宅の資料(カタログ)を手に入れるための3つの方法
ハウスメーカーや工務店から注文住宅の資料(カタログ)を手に入れる方法としては、主に次の3つの方法があります。状況に応じた方法を選び、効率よく情報を集めるようにしましょう。
- ハウスメーカー・工務店の公式サイトで申し込む
- カタログ請求サイトで申し込む
- 住宅展示場やモデルハウスへ直接出向く
ハウスメーカー・工務店の公式サイトで申し込む
注文住宅の資料やカタログは、各ハウスメーカーや工務店の公式サイトから請求できます。資料・カタログだけでなく、家づくりの進め方や資金計画の立て方など、家づくりに役立つ冊子が付属してくることもあります。
公式サイトからの資料請求は、建てたい家のイメージや仕様、予算がある程度決まっており、候補となる住宅会社を絞り込めている場合に特に有効です。さらに、各住宅会社の特徴や営業担当者の対応を詳しく知ることもできます。
ただし、資料請求ごとに住所や氏名、電話番号、メールアドレスといった個人情報の入力が必要なため、多数の資料を請求する場合は手間と時間がかかる点に注意が必要です。
また、住宅会社によっては、カタログを営業担当が直接持参する場合もあります。そのため、資料請求のみを希望する場合は、その旨を明確に伝えることが重要です。
カタログ請求サイトで申し込む
インターネットには、注文住宅のハウスメーカーや工務店を紹介するポータルサイトが多数あり、複数の住宅会社の資料を一括で請求できるサイトが多いです。これらのサイトでは、エリア・構造・デザイン・住宅性能・イベントなどで条件を絞り込み、希望に合った会社を選択可能です。一度に多くの資料を請求できる点で、手間を省ける大きなメリットがあります。
さらに、間取りや見積もりの作成サービス、資金計画に関する無料相談など、家づくりをサポートする機能を提供しているサイトもあります。
ただし、利用時には公式サイトと同様に、氏名や住所、電話番号、メールアドレスといった個人情報の入力が必要です。その結果、営業電話やメールが届く可能性もあるため、そういった事情を踏まえて申し込みましょう。また、各ポータルサイトが提携している住宅会社の数や種類が異なるため、自分の条件に合う選択肢が十分に揃っているかを確認することが大切です。
住宅展示場やモデルハウスへ直接出向く
全国各地に展開されている住宅展示場に足を運ぶことで、資料を入手するという方法もあります。住宅展示場では、実際の家を見学しながらカタログを受け取ることができるため、家づくりをより具体的にイメージしやすくなります。また、担当者から構造や内装、設備に関する説明を直接受けられる点も大きなメリットです。
特に、候補となる住宅会社がある程度絞られている場合は、他社との違いやアフターサービスなどについても詳しく質問できるため、有益な方法といえるでしょう。
ただし、住宅展示場では、基本的にカタログだけをもらうことは難しく、アンケートの記入や営業担当者の説明を聞きながら見学をする必要があります。そのため、まだ家づくりのイメージが固まっていない段階では、非効率になる可能性があります。
まずは「家づくり学校」のカタログ情報誌の請求がおすすめ!
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2.注文住宅の資料請求をする4つのメリット
先述した方法で注文住宅の資料請求をするメリットはどのようなものがあるでしょうか。ここでは以下の4つのメリットを紹介します。
- 事前に複数社を比較することができる
- 自宅から気軽に請求するできる
- 対面で営業をかけられず、しっかりと検討できる
- 知らない情報・希望条件が見つかる
事前に複数社を比較することができる
資料請求を行うことで、複数の住宅会社を効率的に比較検討できる点は大きな魅力です。例えば、構造や工法、建物デザインにこだわりがある場合、それに合った住宅会社のカタログを比較することで、それぞれの特徴や違いが明確になり、選びやすくなります。
さらに、標準仕様に含まれる設備や内容は各社で異なるため、価格やコストパフォーマンスを比較する際にも役立ちます。資料を活用することで、より適切な判断が可能になります。
自宅から気軽に請求するできる
忙しい日常の中で、家づくりになかなか時間を割けないという方も多いのではないでしょうか。そんな場合でも、公式ホームページやポータルサイトを活用すれば、24時間いつでも資料請求が可能です。
何より、自宅から気軽に申し込みができるため、仕事や生活の合間で簡単に情報収集ができるという点は大きなメリットです。自分のペースで進められるため、時間を有効活用できます。
対面で営業をかけられず、しっかりと検討できる
資料請求を利用すれば、対面で営業をかけられることなく、自分のペースで検討を進められます。家づくりのイメージや資金計画がまだ明確でないという場合でも、まずは資料・カタログを見て情報収集し、じっくりと考えることができます。
一方、住宅会社のモデルルームや住宅展示場、完成見学会を訪れると、営業担当から提案を受けることがほとんどです。自分のタイミングで進めていきたい方にとって、資料請求は最適な選択肢といえるでしょう。
知らない情報・希望条件が見つかる
多くの住宅会社の資料やカタログ、事例集を見比べることで、これまで知らなかった情報や、自分でも気づいていなかった希望条件を発見できることがあります。
各住宅会社にはそれぞれ異なる強みや特徴があり、それを知ることで選択肢が広がります。家づくりで後悔しないためにも、さまざまな資料を取り寄せ、比較することが大切です。
特に注文住宅では、選択肢の多さが魅力である一方、迷いやすい部分でもあります。多くの資料に触れることで、自分に合った住宅会社や理想の家づくりの方向性を見つける手助けとなるでしょう。
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3.ハウスメーカー・工務店へ資料請求するときの注意点・デメリット
これまでご紹介してきた資料請求のメリットに対して、ハウスメーカー・工務店へ資料請求をすることによるデメリットとしては、以下の5つが挙げられます。
- しつこく営業をされる可能性がある
- 担当者が決まってしまう場合がある
- カタログの情報が参考にならない場合がある
- 一括請求サイトを使う場合、登録されていない会社もある
- 迷ってしまう原因になり得る
しつこく営業をされる可能性がある
資料請求をすると、その後、過剰に営業活動する会社もあります。資料請求時の個人情報を活用し、家づくりの進捗確認や提案のための営業活動を行ってくることもあります。
営業活動自体が悪いわけではないですが、自分のペースでじっくり検討したい場合やなかなか電話に出られそうにない場合は、申込時の自由記入欄などに、NG事項などを書いておくことをおすすめします。
担当者が決まってしまう場合がある
資料請求を行った段階で、住宅会社側で営業担当者が割り当てられることがあります。担当者を自分で選ぶことは難しく、その人の知識や経験、相性を事前に判断するのも困難です。
万が一、担当者と合わないと感じた場合には、その理由を明確に伝えた上で、担当変更を依頼することが重要です。スムーズなコミュニケーションを図るためにも、納得できる担当者を選ぶことが家づくりを成功させるカギです。
カタログの情報が参考にならない場合がある
住宅会社のカタログには、標準仕様ではなく追加費用が必要な高グレードの商品が多く掲載されていることがあります。そのため、複数の資料を見比べるうちに、標準仕様や平均的な価格帯が把握しづらくなる場合があります。
予算に余裕があれば問題ありませんが、限られた予算内で住宅会社を選ぶ際には、価格帯を意識して資料を請求する住宅会社をセレクトし、その中で比較することが大切です。また、カタログには住宅会社のメリットが中心に掲載されており、デメリットに触れている例はほとんどありません。表面的な情報に惑わされないようにすることも肝心です。
一括請求サイトを使う場合、登録されていない会社もある
一括資料請求が可能なポータルサイトは便利ですが、当然ながら全ての住宅会社が掲載されているわけではありません。これらのサイトに登録されているのは、掲載費を支払った住宅会社のみで、地域によっては提携会社の数が少ない場合もあります。
情報を偏らせないためにも、ポータルサイトに掲載されていない地元のハウスメーカーや工務店の情報を、公式サイトや住宅情報誌などで同時に収集することもポイントです。より多くの選択肢を検討することで、自分の条件やイメージに合った会社を見つけやすくなります。
迷ってしまう原因になり得る
短期間に多くの住宅会社に資料請求を行うと、情報過多に陥り、何を選べばいいのかわからなくなってしまう場合もあります。複数の資料・カタログを見比べる中で「あれも良さそう」「これも取り入れたい」と目移りしてしまい、自分の希望条件が曖昧になることも少なくありません。
資料請求の前に、自分の家づくりの条件やイメージを明確にしておくことが大切です。目的を持たずに多くの情報を集めると、かえって選択肢が絞れず、決断が難しくなる可能性が高くなります。
資料請求で迷ってしまったら、「家づくり学校」の個別相談で情報の整理をすることがおすすめ。第三者機関ならではの中立な立場であなたの住宅会社選びのサポートをします。ご利用は何度でも無料なので、ぜひお気軽にお問合せください。
4.注文住宅の資料請求で失敗しないための3つの方法
ハウスメーカー・工務店へ注文住宅の資料請求を行う際に失敗しないための3つの方法を解説します。
- 事前にNG事項を記載しておく
- やみくもに資料請求しない
- 予算をある程度決めておく
事前にNG事項を記載しておく
資料請求後の営業を控えてほしい場合は、申し込み時に具体的な要望を伝えることが重要です。たとえば、「電話での営業はお断りします。メールでの連絡をお願いします」「自宅への訪問はご遠慮ください」といった一文を記載しておくと効果的です。
しかし、事前に要望を伝えたにもかかわらず営業電話や訪問があった場合は、「こちらの希望を尊重していない会社」と判断し、候補から外す材料とするのも一つの方法です。こうすることで、効率よく信頼できる会社を見極められます。
やみくもに資料請求しない
とにかく多くの会社の情報を集めるというのも家づくりの進め方の一つではあります。ただし、やみくもに資料請求をすると、その分だけ営業電話や勧誘メールが増える可能性があります。特に予算・好みに合わない会社や、興味がない会社の資料を請求してしまうと、不要な連絡対応が発生し、結果的に時間を無駄にしてしまうこともあります。
資料請求を行う際は、自分が本当に検討したいと思う住宅会社だけに絞り込むことが大切です。予算やデザイン、雰囲気など、自分の条件に合った会社に限定して資料請求することで、情報整理がしやすくなり、無駄を省くことができます。
予算をある程度決めておく
資料請求を始める前に、家づくりの予算を大まかにでも決めておくこともポイントです。予算が不明確なままでは、不要なオプションや高額なプランに目移りしてしまい、検討が難しくなってしまうことがあります。
予算を設定する際には、家づくり全体にかけられる金額や、優先する要素(デザイン、耐久性、設備など)の費用配分を意識するようにしましょう。これにより、資料やカタログを活用して適切な会社を絞り込めるだけでなく、会社訪問時に担当者との話し合いもスムーズに進められます。
予算を明確にしておくことで、契約後のトラブルや予算オーバーのリスクを回避し、現実的かつ満足のいく家づくりを実現しやすくなります。
「家づくり学校」では、家づくりで失敗しないための基本知識をレクチャーした上で、無理のない予算立てを行い、あなたにぴったりの住宅会社をご提案・紹介します。ご利用は何度でも無料なので、ぜひお気軽にお問合せください!
5.初めての家づくりは『家づくりの教科書』がおすすめ!
家づくりを始めるなら、「家づくり学校」が発刊している情報媒体『家づくりの教科書』を手に取ることをおすすめします。
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ここでは掲載内容やメリットについてご紹介します。
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工務店の担当者や家づくり学校のアドバイザー、施主ご本人が登場し、それぞれの視点から住宅会社を選んだ理由、実際の対応、完成後の満足度について語る「家づくり成功物語」をはじめ、実際の声を通じて、住宅会社選びの参考になる具体的な情報を得られるのが特徴です。
メリット②:家づくりの進め方や知識、住宅予算の考え方が身につく!
『家づくりの教科書』には住宅会社の情報にとどまらず、家づくりを進める上で必要な基礎知識や、住宅予算の考え方なども丁寧に解説しています。また、これから建てる家の基準やポイントについても詳しく触れています。
まさに「教科書」として使える一冊であり、家づくりの正しい知識を得ることができます。一生に一度の大切な家づくりを後悔のないものにするための強力なサポートとなるでしょう。
メリット③:最新の施工実例や会社情報が満載!
『家づくりの教科書』では、家づくり学校が提案する地元の優良住宅会社の特徴や、最新の施工実例を多数掲載しています。さまざまなスタイルの実例が紹介されており、自分が建てたい家のイメージを具体化するのに役立ちます。
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6.資料請求を上手く活用して理想の注文住宅を建てよう
今回の記事では、注文住宅の資料請求で失敗しないためのポイントについて解説しました。
住宅会社が無料で提供する資料やカタログは、各社の特徴を把握するための重要なツールです。これらを活用することで、家づくりのイメージがより具体化し、住宅会社選びが効率よく進められます。
住宅会社の資料を有効に活用するためには、まず基礎知識を身につけることが大切です。家づくり学校が発行する『家づくりの教科書』をはじめとするや住宅情報誌やインターネット上のサイト記事などを参考に、事前に重要なポイントを押さえておくと良いでしょう。
個別相談で会社の情報を収集することもおすすめ
- 何から始めればいいのかわからない
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このような疑問をお持ちの方は、家づくり学校の無料個別相談を利用いただくのがおすすめです。個別相談では無理のない予算を考え、会社別の特徴・目安価格をお伝えし、住宅会社の選び方を伝授。理想の会社を発見し、賢く建てるための知恵と知識が身につきます。
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