見落としがち!家づくりの過程で現金で支払うものは?
2023.10.23
2019.12.13
注文住宅で家を建てる人のほとんどは住宅ローンを組まれると思います。でも、実は自己資金から現金で支払わなければいけない費用が案外多いことはご存じでしょうか?
どのタイミングで、いくら必要になるか?目安を知っておくと慌てなくてすみます。
土地の購入から検討する場合は?
土地の売買契約時
- 手付金:土地価格の約10%程度
土地代金の一部前払をします。ただし、売買契約後に購入者が契約破棄をした場合は、手付金は戻ってきませんので注意が必要です。
- 売買契約書に貼る印紙代
- 土地の仲介手数料
仲介手数料は、土地の持ち主が不動産会社に販売を委託している場合に発生する費用です。
注文住宅の家を建てるにあたって
見積を出してもらう時に
- 設計着手金:会社によって必要・不必要と分かれます。金額も会社によって違いますので確認が必要です。
- 地盤調査費:5~10万円
地盤調査では敷地の測量や法的制限の確認なども実施。会社によっては、工事請負契約後に行うところもあります。
- 建築確認申請費用:10~20万円
プランが法的に問題ないかを第三者機関の審査が必要です。この審査で確認済証が交付されなければ、工事が始められません。
工事の請負契約をする時に
- 工事契約金:工事費用の約10%
- 住宅性能表示制度の費用:10~20万円
必ずしも利用しなければいけないものではありません。 - 工事請負契約書に貼る印紙代も必要です。
いよいよ工事が始まります。
- 地鎮祭・上棟式の費用:それぞれ5~10万円
- 近隣への挨拶回りの粗品
住宅ローンを組むときには
- 頭金
- 印紙代
- 抵当権設定の登録免許税
- 融資手数料
- 保証料など
住宅ローンの借り入れで必要になる諸費用は、現金で支払わないといけない銀行と、住宅ローンに組み込める銀行がありますから銀行で確認してください。
家が完成してからも
- 火災保険料:10年一括契約の場合約10~30万円
- 引越し代:10~20万円
- 家具・家電代・カーテン等:約100万円
- 不動産取得税:建物や土地を取得、新築するとかかる税金。引き渡しの半年~1年半後に、都道府県から納税通知書が送られる。一定の条件を満たす新築住宅は軽減措置が受けられる。
- 固定資産税・都市計画税:物件による
上記の費用は、あくまでも目安です。契約する会社によって必要となるタイミングや金額は違ってきますが、家が完成するまでには、自己資金より現金で支払う費用がいくつかあります。そのため、家を建てる際は、ある程度のまとまった現金を用意しておくことが必要となってきます。
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