夫婦ともに働いているのだけど、住宅ローンはどうしたらいいの?
2023.10.25
2018.04.15
ご夫婦が共働き世帯の場合、夫婦の収入を合算して住宅を取得することができます。
収入を合算するメリットは、借入額を増やすことが出来ることです。
例えば
夫 税込年収 350万円
妻 税込年収 300万円
◆条件 金利 3.0% 借入期間 35年
夫だけで借りた場合 → 借入限度額は、約2,270万円
夫婦で合算した場合 → 借入限度額は、約4,220万円
このように夫婦の収入を合算すると、借入できる金額が大きくなります。
その場合の借り方としては3つのケースがあります。
①連帯債務
夫婦が連名で借りる住宅ローンです。夫婦で1つの住宅ローンを借りるというカタチになります。
②ペアローン
夫婦それぞれが住宅ローンを借りるということです。それぞれのローンに対して夫婦それぞれが債務を負い、お互いにローンの連帯保証人になります。
③連帯保証
夫(妻)が住宅ローンを借り入れた場合であれば、配偶者である妻(夫)がその債務を保証することです。もし、夫(妻)がそのローンを支払えなくなった場合は、妻(夫)に返済義務があります。
連帯債務 | ペアローン | 連帯保証 | |
住宅ローンの契約本数 | 1本 | 2本 | 1本 |
契約方法 | 夫と妻の連名で契約 | 夫、妻、それぞれで契約 | 夫(妻)のみの契約 |
債務者 | 夫と妻 | 夫と妻 | 夫(妻) |
事務手数料 | 1本分 | 2本分 | 1本分 |
保証人 | 不要 | お互いが保証人 | 妻 |
団体信用生命保険への加入 | 夫(妻)※ | 夫と妻(それぞれの残高に応じて) | 夫(妻) |
住宅ローン控除 | 夫と妻(持分とローン残高に応じて) | 夫と妻 | 夫(妻)(ローン残高に応じて |
※夫婦連生団信(デュエット)のように夫婦で加入できる団体信用生命保険もあります。
収入合算をするときの注意点
収入が減った場合の住宅ローンの負担が重くなること
将来、妻が育児などで休職や退職をして収入が減ったりしないか、将来の予定と資金計画をしっかりと立てることが大切です。
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