【施工実例】旗竿地でかなえた、光あふれる平屋の家
2023.09.16
2019.11.30
近年、平屋の需要が明らかに増えてきています。賃貸アパートからの延長線上の感覚で、階段がなく1フロアで生活できる馴染みやすさ。老後のことを考えた時の合理的な間取りなど、平屋のメリットは多くあります。今回はそんな平屋を実現したお客様の家を取材させていただきました。
平屋の需要が増えている背景には、1世帯あたりの家族構成の変化が挙げられます。核家族が増え1世帯あたりの人数が減少していることで、2階建ての空間を仕切った住まいに対する需要が減ってきているのは確かです。
平屋のメリット
- バリアフリー要素が多い
- 1フロアだからこそのコミュニケーション、ライフスタイル
- 階段スペースの有効活用
- 地震に強い
- メンテナンス時の足場いらず
2階建ての家とは異なるライフスタイルが望めるのは、平屋の大きなメリットですね。また、構造上でも建物が低いからこそのメリットがあるため、思った以上にメリットがあるのが平屋という選択肢です。
平屋のデメリット
- 広い土地面積が必要
- コミュニケーションが取りやすい反面、プライベート空間が取り辛い
- 日当たり確保は難しい
- 価格が高くなる
メリットがあればデメリットもありますが、設計の仕方による回避ができる部分もありそうです。土地も広さが必要だという概念がありますが、そもそも単純に2階建ての2階部分を下すぐらいの広い家は必要なさそうです。メリットにも挙げた階段スペース(4~5帖分ぐらい)は不要となりますし、仕切りがなく開放的な空間を主と考えれば、コンパクトにしても広い空間デザインが可能。当然コンパクトになれば価格も抑えることになります。
今回取材をしたお宅も、設計の工夫で開放感とプライバシーを両立したマイホームを実現されました。
和室を仕切れるようにしたり、小上がりの段差を収納スペースにすることで、限られたスペースを最大限に活用できる・・・そんな住宅会社の提案力が鍵となりそうです。
平屋がブームになりつつある・・・そんな風潮も感じていますが、家はブームに乗ることが決して満足度の高い家づくりにつながる訳ではありません。そのヒントがお施主様の言葉の中にもありました。
住宅会社さんに家づくりを一任するの ではなく、自分たちもある程度勉強をしておいた方が後悔もなく、より理想に近い家づくりがかなうと思います。「こういう理由でこれをやりたいんだ」と、自分たちの考えをきちんと伝える ことこそが大切だなと。お互いに言いたいことを言い合えるような関係性が築ける工務店さんを選ぶことをおすすめします!
自分たちがどんな家づくりをしたいのか。それを見つけるためには住宅会社さん任せの家づくりではなく、自分たちが「家づくりを知る」努力をする必要がありそうです。
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