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実例を見る・後悔・失敗談

【家づくり番外編】無ければ作る!『オーダー家具』をDIY!!

2023.09.16

【家づくり番外編】無ければ作る!『オーダー家具』をDIY!!

『造作家具(ぞうさくかぐ)』といえば家づくり、特に注文住宅とは切っても切り離せないものかと思われます(少し大げさかもですが・・・)。

家具屋さんで購入する家具(いわゆる『置き家具』)とは異なり、そのお家、ひいてはそのお部屋ごとに丁度良い、ワンオフ(専用品)を作り上げるものです。ただ、作り付け(据え付け)にすることが前提になるため、後で移動させたりは厳しかったりもします・・・(汗)

「この場所に、こういうサイズでこんな家具があったらいいのになぁ・・・」という時には、『オーダー家具』という選択肢もありますね。いわゆる特注品というやつです。

が、しかし。オーダー家具は注文するとそれなりの値段になりますから、高くつくことも多い。となると残る選択肢は一つ。

そう、『オーダー家具をDIYすること』ですね。

※画像はDIYで作り上げた「座面下に収納があるベンチ」です。これが思った以上によくできたんですよ(自画自賛)!

DIYで大切なのは・・・「事前準備」!


※イメージ

DIY大好きっ子の皆さんならご存じ(?)かと思いますが・・・成功の秘訣は入念な下準備にあります。要素としては以下の3つが考えられますね。

1.どれくらいの価格で考えているのか?(予算感)
2.どれくらいの大きさのモノを作りたいのか?(サイズ感)
3.どんな素材を使いたいのか?(素材感)

・・・自分で書いてて思ったのですが、「お家づくり」でも大事な要素に近しいですね。要望をまとめることは、とっても大切です!


※要望まとめにピッタリ!家づくり学校に来場された方にもれなくプレゼント中の「家づくりノート」!(PR)

何はともあれ、まずは「予算」ですね。これを決めなければ話になりません。

続いては「サイズ」、そして「素材」ですね。実際は「サイズ」を優先することが多いとは思いますので、「素材」で予算を調整することが多くなるかとも思います。

『オーダー家具だと高くつくから、自分で作ろうと材料を買って作ったら・・・オーダー家具より高くなりました~(涙)』という結果は、基本的には避けたいところです。←「作った時間はプライスレス☆」という考え方もありますので、全否定はしませんが(汗)


※みんな大好きSPF材

余談ですが「一枚板の無垢材を天板にする!」とか「メラミン加工された化粧板を使ってカッコよく仕上げたい!」といった要素は、「安く仕上げるDIY」では結構デンジャーな考え方です。素材だけで普通の置き家具が買える値段になったりすることも・・・。

なので安く仕上げることを優先するのなら、規格が決まっていてどこでも買える「SPF材」をベースに考えるのが良いですね。SPF材は柔らかいので加工がしやすいというメリットがあったりもします。

という事で、基本の方向性がまとまりました!「予算」はなるだけ安く、「サイズ」は壁幅にジャストフィット(の収納付きベンチ)、「素材」は安くて加工もしやすいSPF材!!以上を踏まえて、入念で綿密な設計図を描きますよ!!


※一部の狂いもない超精密な設計図。

入念な下準備を経て⇒完成!

・・・ということで綿密な計画を建てた後、ホームセンターに買い出しへゴー。スマホの電卓機能を片手に必要な素材の本数を計算しつつ、手早く購入して帰宅です。その後は速やかに作業開始。

作業開始後、気づけば約6時間が経過!!家族の想いを載せたお父さん渾身の収納ベンチが、ついに完成しました!!その全貌をご覧いただきましょう!!


※正面斜め上からのアングル

SPFの素材感を活かし、塗装なしでナチュラルにまとめてみました。(意訳:塗装が面倒くさい&塗料代が勿体ないのでそのままにしました)


※真正面からのアングル

ベンチ下収納の奥側にはあえて壁を設けないことで、リビングとの一体感を損なわないようにしました。(意訳:奥側に壁を作るとコンセントが使えなくなる&壁の施工が面倒くさいのでそのまま(ry)


※収納をした状態で真正面からのアングル。座面上のストレッチポールは背もたれ代わり・・・ではなく、置き場所に困ったので置いているだけです。

籐のカゴやごみ箱がジャストフィットで収納できます。(意訳:本当は○トリの収納箱が4つ入るサイズで作りましたが、カゴやごみ箱もたまたま丁度よいサイズ感で収まりました。ラッキー)

尚、強度についてもテスト済みです。SPF材で一番薄い「ワンバイ材」しか使っておりませんが、大人二人が座っても「ミシッ」とも「ギシッ」とも言いません。

因みに費用は「SPF材だけで5000円位」でした。ビスや工具は既に購入したものを使用したので、純粋に材料費としてはそれくらいですね。

いかがでしたでしょうか?

ただ・・・造作家具で作って貰った方が楽です(汗)


長々とDIYについて語っておいてあれですが、家具もできれば家づくりの時に全て想定しておく(作って貰うなどする)方が、遥かに楽です(汗)作る工程自体が楽しめる人は別ですが、そうでない人も多いでしょうから・・・。

お家づくりでパートナーを探す時、「こういう造作家具(オーダー家具)を、この場所に設置してほしい!」といった要望を、気兼ねなく伝えられる人を見つけるのが近道ですね。もちろんインテリアの配置だけでなく、そもそもお家づくりにも精通した「建築のプロ」と出会うのことが一番です。

そのためにもまずは「家づくりに関する知識」を身に着け、住宅会社ひいては建築のプロ自体を「見極める力」を養って頂く必要があります。後悔しない家づくりのためにも、ぜひとも家づくり学校へお越しください!!

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