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注文住宅の基本知識

注文住宅と建売住宅の違いとは?価格や特徴を比較!

2024.08.20

家づくり学校

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注文住宅と建売住宅の違いとは?価格や特徴を比較!

一戸建ての家を建てるには、その手段として「注文住宅」と「建売住宅」の2種類があります。どちらを選ぶかによって、かかる費用や間取りの自由度、立地条件、スケジュールにまで大きな違いが生まれるため、それぞれの特徴を把握し、自分に最適な住宅がどちらなのかを慎重に検討する必要があります。

本記事では注文住宅と建売住宅の違いとともに、それぞれのメリット・デメリット、自分に合っているものを選ぶための判断基準、それぞれの住宅に向いている人の特徴などについて詳しく解説致します。

理想のマイホームを手に入れるため、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • 注文住宅と建売住宅の違いについて
  • 注文住宅と建売住宅それぞれのメリット・デメリットについて
  • 注文住宅と建売住宅の選び方やポイントについて

本記事は、累計25,000組以上の家づくりをサポートさせていただいた「家づくり学校」が執筆しています。

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1.注文住宅と建売住宅の違い

「注文住宅と建売住宅のどちらを選ぶのが正解なのだろう?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。まずは注文住宅と建売住宅それぞれの違いや特徴について理解しておきましょう。

思い通りのライフスタイルを実現できる「注文住宅」とは

注文住宅とは『施主自身の要望に応じて設計・施工される住宅のこと』を示します。

焼杉と深い軒の軒天
※注文住宅イメージ

注文住宅の最大の特徴は、家の間取りや工法、設備、デザイン、材料選びに至るまで直接関与し、自由に選べること。建築士やデザイナーと協力しながら、自分だけのオリジナル住宅を実現することができます。

完成までのプロセス自体も、注文住宅で家を建てる醍醐味の一つとなっています。自分の思い通りの家づくりができることに加えて、そういったことも楽しめる人には向いているといえます。

土地とセットで建設済みの家を買う「建売住宅」とは

建売住宅とは『不動産会社や住宅会社が建築し、完成後に売り出される住宅』のことであり、土地と建物がセットで販売されます。

建売住宅イメージ

※建売住宅イメージ

建売住宅の最大の特徴は、家の完成品を購入するということ。すでに設計や施工が完了しており、間取りや設備、内装のカスタマイズは原則できないことがほとんど。また、一定のデザインやテーマに基づいて複数棟が同一タイミングで建設されることも多く、外観や構造が似通っているものが少なくないこともポイントです。

すでに完成している物件であるため即時入居も可能であり、時間を節約したい人には向いているといえます。詳細は後述しますが、注文住宅と比べて低価格で購入できることが多いのも、その魅力となっています。

関連記事>>建売住宅とは?費用相場やメリット・デメリット、注意点を解説

 

2.注文住宅と建売住宅のメリット・デメリットを比較

注文住宅と建売住宅のメリット・デメリットには次のようなものが挙げられます。

メリット デメリット
注文住宅 ・自由度が高い
・コストの幅を選べる
・自分たちに合った性能レベルを選べる
・将来のリフォーム計画を建てられる
・建売住宅に比べるとコストが高くなりがち
・完成イメージが分かりにくい
・家づくりの計画に時間や手間がかかる
・建売住宅と比べると入居までが長い
建売住宅 ・注文住宅に比べるとコストが低い
・家づくりの手間や負担がかからない
・完成イメージがわかりやすい
・自由度がない
・デザインが他の家と類似する
・建築過程を確認しにくい
・安全・快適に住むための性能が備わっていないこともある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

注文住宅のメリット

注文住宅のメリットは主に次の4つが挙げられます。

①自由度が高い

注文住宅の最大のメリットは、何と言ってもその自由なカスタマイズ性にあります。間取りや設備はもちろん、外壁や屋根などの外観、キッチンやバスルーム、照明の種類といった細かな部分までのすべてを自分の好みに合わせることができます。

②コストの幅を選べる

オーダーメードの注文住宅は高いとイメージする方も多いですが、間取りや土地選び、工法や素材の選び方など、自分にとって最適な選択をすることでコストを調整できるのもメリットです。

建売住宅だと販売価格が予算に合わない場合、あきらめて他の物件を探さなければなりません。注文住宅であればプランを調整すること(例:建物のサイズをコンパクトにする、住宅設備機器のグレードを落とす等)で、予算内に収めるようにすることも可能です。

③自分たちに合った性能レベルを選べる

断熱性や気密性、耐震性といった住宅性能にこだわることができるのも、注文住宅のメリットの1つです。

断熱性・気密性を高めれば『家全体の温度差(=居室間での温度差)』が少なくなり、一年中快適に暮らせるマイホームが実現できます。また、耐震性の高い注文住宅にすれば大地震が発生した際の倒壊・破損リスクを軽減することができるため、長く安心して暮らすこともできます。

さらに、省エネ性能に優れた注文住宅を建てれば、暑い夏や寒い冬でも冷暖房をそこまで使わずとも快適に過ごせるようになるため、『ランニングコスト(光熱費)を抑える』ことが可能となります。昨今、高騰している光熱費のことも考えれば、大きなメリットを得られるといえるでしょう。

このように住宅の性能レベルを自分たちのライフスタイルや価値観、予算に合わせて選ぶことができるのも、注文住宅ならではの特徴となっています。

④将来のリフォーム計画を立てられる

注文住宅では間取りや住宅設備機器などが自由に設計できるため、先々のライフスタイルを見据えた計画が可能となります。そのため、将来的にリフォームを行う際にも、スムーズに進めやすい点もメリットです。

例えば子どもの誕生や巣立ち、親との同居といった家族構成が変わった場合に備えて、あらかじめリフォームや増築工事がしやすいような間取りにしておく。そうすることで、ライフスタイルの変化にも無理なく対応ができます。

注文住宅のデメリット

注文住宅のデメリットは主に次の4つが挙げられます。

①建売住宅に比べるとコストが高くなりがち

注文住宅では間取りやデザイン、設備などを自由に決めることができます。一方で延べ床面積を広くしたり、グレードの高いキッチンやバスルームを設置したり、太陽光発電システムや蓄電池といった便利な住宅設備機器をたくさん付けたりなど、こだわりを盛り込みすぎると価格がどんどん上がってしまいます。

加えて住宅会社によっては『標榜している住宅価格の範囲が不明瞭(=どこまで含まれた金額か?がわかりづらい)』ということもあり、結果的に当初の予算を大幅に上回ってしまうことも少なくありません。

特に注文住宅を検討する場合は家づくりに対する要望に優先順位をつけ、優先順位の低いものは選択肢から外すなど、こだわりたい部分とそうでない部分の強弱をつけて予算配分をすることが大切になってきます。

②完成イメージが分かりにくい

注文住宅は完成像をイメージしづらいというデメリットもあります。

図面上で間取りを決めて、カタログやサンプルを見ながら設備や内装などの仕様を決めていくため、家づくりの過程でイメージしていたものと完成した家との間にギャップを感じてしまう可能性があります。例えば、図面上では広く感じていたものの、実際には思っていたよりも狭いと感じたり、カタログやサンプルを見てセレクトした壁紙が予想以上に派手だと感じたりといったことも起こりがちです。

こうした完成後のギャップを減らすには、住宅会社に相談してイメージに近い物件を見学させてもらったり、実物のフローリングや外壁を見て選んだり、立体的な3Dパースを作成してもらったりするなどして、検討段階中から具体的にイメージできるようにすることが大切です。

③家づくりの計画に時間や手間がかかる

注文住宅を建てるためには建築会社を探すことはもちろん、土地が無い場合は土地探しから始める必要があります。建築会社や土地が決まった後も、住宅の間取りや仕様、素材選びといった家づくりの打ち合わせには相当な時間を要します。そういった部分でも建売住宅と比べて、はるかに手間がかかります。

④建売住宅と比べると入居までが長い

建売住宅では不動産売買契約を交わしてから3ヵ月程度で入居できることが多いのに対し、注文住宅の場合だと土地・住宅会社探しから契約、施工を経て完成に至るまでに1年近くかかるのが一般的です。不動産売買契約や建築請負契約を交わしたからといって、すぐに入居できるわけではありません。

建売住宅のメリット

建売住宅のメリットは主に次の3つが挙げられます。

①注文住宅に比べるとコストが低い

建売住宅は一般的に注文住宅と比べて、安く購入することができるのが大きなメリットです。

建売住宅は不動産会社やデベロッパー(土地開発業者)などが一ヶ所の分譲地に複数の住宅を同時に建設することが多く、資材の大量発注や効率的なスケジュールでコスト削減をして建築を行っています。それによって建物価格を比較的安価で提供することを実現しています。

②家づくりの手間や負担がかからない

建売住宅では既に完成している物件を購入することになるため、基本的には『不動産売買契約を交わすだけ(無論、住宅ローンの申し込みなどの諸々手続きはあります)』で、短期間にマイホームを手に入れることができます。

そういった点では住宅取得に時間や手間をかけたくない人にとって、大きなメリットになるといえます。

③完成イメージがわかりやすい

建売住宅であれば実物(完成物件)を内覧することができます。実物を見れば「自分たちの好みに合っているかどうか?」「暮らしやすそうかどうか?」といったことも想像しやすくなります。

また仮に検討中の物件が完成前だとしても、似たような間取り・設備・仕様で建てられている物件が近くにあることも少なくありません。従ってそのような物件を事前に内覧しておけば、入居後にイメージの違いでガッカリすることも少ないはずです。

建売住宅のデメリット

建売住宅のデメリットは主に次の4つが挙げられます。

①自由度がない

建売住宅は不動産会社やデベロッパー(土地開発業者)が企画・設計した住宅をそのまま購入することになります。そのため家づくりにおいて自由度は期待できず、購入者が変更できる部分はほとんどありません。

最近の建売住宅では消費者が好む傾向を分析し、多くの人に好まれる間取りや設備、仕様などを採用していることも多いようですが、言ってしまえば「無難で平均的な家」であることがほとんどです。

②デザインが他の家と類似する

建売住宅ではコスト削減や効率化を図るため、一度のタイミングに複数棟をまとめて建てられることが少なくありません。大規模な分譲地では、似たような外観デザインの家が建ち並ぶことがあります。統一感を感じる街並みに美しさを感じる一方で、自分の家に個性が感じられず、満足することができないかもしれません。

近頃の建売住宅では外壁や屋根などのデザインに変化をつけて設計されるようにもなっており、以前ほどの無個性感が見られないものも増えてきてはいます。それでも『他の家と似ているのが嫌だ!』と思われる人には、建売住宅は向いていないかもしれません。

③建築過程を確認しにくい

建売住宅のほとんどは、住宅が建築された状態で販売されます。すでに完成している建売住宅は建築過程を見ることができないので、もし施工に手抜きがあっても非常にわかりにくいことがデメリットとなります。

完成した物件では、施工をする職人と会う機会もありません。購入者との関係性も希薄であれば『当該物件の工事が、職人によって確実かつ丁寧に行われたのかどうか?』と不安に感じることも、当然だと思います。

欠陥工事をするような業者ではなく、信頼できる確かな業者を選ぶための「見る目」も、購入者側には大切となってきます。

④安全・快適に住むための性能が備わっていないこともある

建売住宅では耐震性や断熱性といった住宅性能よりも、一般的には家の見栄えや見た目を重視する傾向にあります。

また、低価格を実現するために工程の手順を省略するなどして職人に工事を急がせたり、コストを抑えるために各種材料の質を落としたりといったケースもゼロではありません。

そのような家だと施工も粗くなってしまい、住宅本来の性能が発揮されなくなります。そうなれば住み心地も悪くなり、住宅自体の耐久性にも不安が残ってしまいます。長きにわたって安全・快適に暮らすことは難しくなるでしょう。

なにも考えず、ただ「安いから」という理由だけで建売住宅を購入してしまうと、しばしば後悔してしまうこともあるようです。下記の記事では建売住宅購入時に気を付けるべきことをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事>>「建売住宅はやめたほうがいい」と言われる理由とは?後悔しないための注意点を解説

 

3.注文住宅と建売住宅でどのぐらい違う?価格・期間などを比較

注文住宅と建売住宅では『価格』や『入居までの期間』はどれぐらい違うものなのでしょうか?それぞれ具体的に見ていきましょう。

注文住宅と建売住宅の費用相場の違い

建売住宅で建てた人と、土地を取得して注文住宅を建てた人の費用相場は以下のようになっています。「自分たちの家づくりは注文住宅と建売住宅、どちらで進めるべきか?」を迷われている方は、ぜひご参考ください。

2023年度集計表:フラット35利用者調査(「注文住宅」と「建売住宅」それぞれの平均費用相場)

(注文住宅)
建設費+土地取得費※
(建売住宅)
所要資金額
全国:平均 4,903万円 3,603万円
首都圏:平均 5,679万円 4,199万円
近畿圏:平均 5,265万円 3,720万円
中国地方:平均 4,427万円 3,056万円
四国地方:平均 4,003万円 2,890万円

※「(注文住宅)建設費+土地取得費」は建設費及び土地取得費のいずれもフラット35で借り入れているものを対象としています。

※参考URL:住宅金融支援機構 フラット35利用者調査

上記表はあくまでエリアごとの平均的な費用相場です。何よりも大切なのは「自分たちに取って無理がない、適正な予算を把握すること」です。後悔しない家づくりを実現するためにも、下記コラムをぜひご一読ください。

関連記事>>無理のない住宅予算の立て方

注文住宅と建売住宅の入居までの違い

入居までの流れや期間は、注文住宅と建売住宅それぞれで異なるため、分けて解説します。

注文住宅を購入するまでの主な流れ

注文住宅の場合は建売住宅よりも流れが複雑になり、時間と手間もかかります。以下は「土地探しを含めて注文住宅を購入するケース」です。

予算を決める
土地を探す
住宅会社を探す
住宅ローンを選ぶ
土地の売買契約を行う
住宅の設計・仕様を決める
建築請負契約を結ぶ(⇒建築確認申請を行う)
住宅ローンを申し込む
施工開始(着工・上棟・竣工)
住宅の引き渡し&入居⇒住宅ローン控除や給付金の手続きを行う

※土地を既に所有している場合、②と⑤の手順が省略されます。

注文住宅の入居までにかかる期間の目安

土地探しを行った上で注文住宅を建てるケースであれば、住宅会社選びから土地の契約、住宅の設計や仕様に関する打ち合わせ期間などもあるため、1年~1年半ぐらいを要することが少なくありません。注文住宅を検討される場合、ある程度余裕を持った計画が必要となります。

住宅会社を探す(検討~見積もり提示) 2~4ヶ月
住宅の設計・仕様を決める(仮契約~工事請負契約) 4~5ヶ月
施工開始(着工~引き渡し) 3~5ヶ月

 

建売住宅購入するまでの主な流れ

建売住宅は完成品を購入するので、建てるための土地や住宅会社を探す手間がありません。そのため注文住宅と比べても圧倒的に短期間で入居まで進めることができます。

予算を決める
物件を探す⇒内覧する
住宅ローンを選ぶ
購入申し込みをする
不動産売買契約を交わす
残金決済&入居
住宅ローン控除や給付金の手続きを行う

建売住宅の入居までにかかる期間の目安

建売住宅は注文住宅よりも短期間で入居できるのが特徴です。「契約~入居までの期間」は平均で3ヶ月ほど。「検討~契約までの期間」は平均で11ヶ月ほどですが、物件が見つかるまでの時間が短ければ短いほど、入居までの期間も早まってきます。

検討~契約 約11ヶ月
契約~入居 約3ヶ月

 

注文住宅と建売住宅の比較表

ここまで注文住宅と建売住宅それぞれのメリット・デメリットや特徴などをご紹介してきましたが、あらためて一覧にまとめると次のような違いがあることがわかります。

注文住宅 建売住宅
自由度 ◎:間取りや外観デザインなど、建売住宅では選べない範囲まで自由に設計できる △:設備や内装仕上げなど設計が決まっているものを購入するので、自由度はほとんどない
イメージのしやすさ △:図面や部材サンプルなどで設計プランを決めるので、全体の仕上がりイメージがつきづらい ◎:完成済みの家を見学できるため、実際に間取りや設備を確認し、住むイメージを膨らませてから購入できる
家づくりの手間 ○:土地や住宅会社を決めた後、設計プランの打ち合わせ・決定を経て建築に着手するため、手間と時間がかかる ○:土地と建物の購入手続きをまとめて行えるので入居までスピーディーに進められる
工程チェック ◎:施工中の現場を見学することで職人さんとのコミュニケーションを深めつつ、「正しい施工ができる会社なのか?」を確認することもできる △:完成済みの状態で販売されるケースが多く、建築過程や表面からは見えない構造部分をチェックすることができない
価格 ○:一般的には建売住宅よりも割高だが、予算に合わせてコストをかけるべきところ、かけないところの調整はしやすい ◎:設備や部材をまとめて購入したり、建築工程の合理化・効率化が図られているので、コストを抑えられる
住宅性能 ◎:断熱性や気密性、耐震性など自分たちの重視したい性能にこだわったり、さらに性能を向上させることができる △:商品の仕様が決まっているため変更できない。「住宅性能表示」などを確認し、納得できる家を選ぶことしかできない

個別相談で注文住宅と建売住宅どちらがあっているのか知る>>

 

4.注文住宅と建売住宅どっちがいい?選び方やポイント

マイホームを検討する際に、まず最初に「注文住宅と建売住宅のどちらにするべきか?」で迷われる方が少なくありません。ここでは注文住宅と建売住宅それぞれ、どんなタイプの人が向いているのか?についてまとめてみました。

注文住宅に向いている人

下記に当てはまる人は、注文住宅の方が理想のマイホームを実現できる可能性が高いでしょう。

  • 憧れのライフスタイルや明確な要望がある
  • 安全性や住み心地にこだわって長く暮らしたい
  • 世界に一つしかない満足度の高い住まいを建てたい
  • 完成までの時間を楽しみたい

じっくりと家づくりに向き合い、時間をかけられるのならば注文住宅がおすすめです。しっかりと断熱性や気密性、耐震性にこだわり、健康で快適に長く暮らせるマイホームを目指したい人は、ぜひ注文住宅の家づくりを検討されてみてください。

建売住宅に向いている人

住環境にはあまりこだわりがなく、早くマイホームを購入したいという人には建売住宅が向いているかもしれません。

  • 間取りやデザインにそこまでこだわりはない
  • 家よりも住む地域や周辺環境の方を重視したい
  • 多忙のため家づくりに時間と労力をかけることができない
  • 早く引っ越したい

完成している家を見てそのまま購入できる建売住宅は、注文住宅よりも時間と手間を大幅に省略することができます。ただし、立地環境や早く引っ越したいという気持ちを重視するあまり妥協して建売住宅を選ぶと、住み始めてから後悔する可能性もあります。

また、建売住宅は必ずしも注文住宅と比べて価格が安いというわけでもありません。仕様や詳細を確認すると「住宅性能(スペック)の割に意外と金額が高い」ということもあるからです。

建売住宅を検討されている人は、物件探しと並行して注文住宅も一緒に検討してみることをおすすめします。

 

5.注文住宅と建売住宅を比較検討して家を建てたお客さまの声

「注文住宅と建売住宅、どちらにするべきか?」と悩まれた後、注文住宅を選ばれた方もいらっしゃいます。ここでは家づくり学校を利用して注文住宅と建売住宅のメリットデメリットをしっかりと理解した上で、注文住宅でマイホームを実現された方の成功事例をいくつかご紹介します。

家づくり学校の卒業生:施工事例①「ワンフロアでゆったり暮らす」

注文住宅施工事例①
Yさんファミリー 【広島県福山市】

家を建てようと思ったきっかけ・経緯

子どもが大きくなり、アパートでは手狭に…。自分たちの土地や家を持ちたいという気持ちもあり、家づくりを考え始めました。最初は建売住宅を買おうかと思っていましたが、金銭面での不安などを家づくり学校のアドバイザーさんが解消してくれたこともあり、注文住宅を検討することになりました。

マイホームを実現された喜びを一言

思いを詰め込んだ家ができて大満足!

この施工実例を詳しく見る

 

家づくり学校の卒業生:施工事例②「家族時間も個々の時間も大切に自分らしく働ける家」

注文住宅施工事例②
Nさんファミリー 【神奈川県逗子市】

家を建てようと思ったきっかけ・経緯

夫婦共に在宅ワークで、お互いに気持ちよく仕事ができる環境を整えたいと考えていました。また、子どもが少し大きくなり、自然が豊かな場所で落ち着いた暮らしを送りたいと思ったのも家づくりのきっかけです。建売住宅を購入したことはありましたが、注文住宅の知識はなかったので、押さえるべきポイントなど、家づくり学校のアドバイザーさんが親身に一から教えてもらえて助かりました。

マイホームを実現された喜びを一言

この家が一番落ち着く!早くわが家に帰りたい毎日です。最高です!

この施工実例を詳しく見る

 

家づくり学校の卒業生:施工事例③「性能の追求でかなえた50年先も快適な家」

注文住宅施工事例③
Mさんファミリー 【愛媛県松山市】

家を建てようと思ったきっかけ・経緯

次女を授かり、間取りが手狭になることが明らかだったことが一番のきっかけです。右も左も分からないまま建売住宅の見学に行き、自分たちの不勉強を痛感。家づくりのイロハを学びたいと家づくり学校に伺いました。

マイホームを実現された喜びを一言

想像を大きく上回る素晴らしい家ができ、日々の生活を快適に過ごしています。信頼できる住宅会社さんにお任せして本当によかったと思います。

この施工事例を詳しく見る

 

6.注文住宅と建売住宅で迷ったら…

本記事では注文住宅と建売住宅の価格や特徴の違い、それぞれのメリット・デメリットについて解説致しました。

家づくりは千差万別です。人によって住宅に求めるものや理想の住まいのカタチは全く異なりますし、絶対的な正解というものもありません。ただそれでも『後悔しない家づくり』を実現するためには、注文住宅にせよ建売住宅にせよ、普遍的に押さえておくべきポイントというものはあります。

ネットや書籍などでそういった情報を収集することも大切ですが、情報過多の現在では「結局、どうすればよいの…?」と迷ってしまわれる方も少なくありません。

家づくりに迷われたら、ぜひお近くの家づくり学校へご相談ください。家づくり学校のアドバイザーがお客さまと共に「家づくりの基準」を作るお手伝いをさせていただきます。

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