埼玉県で省エネ住宅が実現できる工務店10社!実際にかかる光熱費も紹介!
2024.12.20
2024.12.19
![埼玉県で省エネ住宅が実現できる工務店10社!実際にかかる光熱費も紹介!](https://school.stephouse.jp/wp-content/uploads/2024/12/shouene-1-1.jpg)
埼玉県で家を建てようと検討されている方の中には、「賃貸と比べて光熱費はどれだけかかるのだろう?」と考えている方も多いのではないでしょうか?
近年、光熱費の高騰もあり「省エネ住宅」はますます注目されています。
この記事では、埼玉県で省エネ住宅に定評のある工務店・ハウスメーカーをはじめ、比較するポイントや、実際にかかる光熱費を事例も交えてご紹介します。
この記事でわかること
- 省エネ住宅が得意な会社選びのポイント
- 埼玉県の省エネ住宅が得意な工務店・ハウスメーカー
- 省エネ住宅の実際にかかる光熱費
- 埼玉県の省エネ住宅に関する補助金
本記事は、累計25,000組以上の家づくりをサポートさせていただいた「家づくり学校」が執筆しています。
「家づくり学校」では、家づくりの基本知識や予算設定のコツ、信頼できる住宅会社の見極め方などを出版社ならではの公平かつ中立の立場で個別相談やセミナーを通してレクチャーしています。
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1.省エネ住宅とは
「省エネ住宅」とは、高気密高断熱の性能を備え、エアコンや照明などのエネルギー消費量を抑える住宅です。エアコンや照明の消費エネルギーを削減するために、断熱材や高性能な建築資材が使われています。
従来の住宅に比べ、断熱性や気密性が格段に向上している省エネ住宅では、冬は暖かさが逃げにくく、夏は太陽の熱を遮り涼しさを保ちます。そのため、季節を問わず快適に過ごすことができるのが特徴です。また、冷暖房のエネルギー消費を減らすことで、電力使用量を抑えるだけでなく、地球環境への負荷も軽減できます。
省エネ住宅の性能を詳しく述べると、以下の3つのポイントに集約されます。
- 断熱
- 日射遮蔽
- 気密
①断熱
「断熱」とは、室内外の熱を伝わりにくくして快適な住み心地を実現することです。
断熱性能の高い住宅では、冬は暖房で温められた空気を逃さず室外の冷気から室内を守り、夏は室外の熱が室内に入りにくくなり、快適な室温を保ちます。つまり、「冬は暖かく夏は涼しい」状態を維持できるのです。
室内の熱が、壁や窓を通してどのくらい室外に逃げるのか、外皮全体で平均化した数値を「UA値(外皮平均熱貫流率)」で表します。このUA値が低いほど、省エネ性能が高い住宅といえます。
②日射遮蔽
「日射」とは、太陽からの放射エネルギーのことです。冷房期に室内へ入ってくる日射量を抑える性能が「日射遮蔽」です。日射遮蔽の性能が高い住宅では、日射による室内温度の上昇が抑えられ、少ないエネルギー量で冷房を使用できるのが特長です。
住宅の日射遮蔽性能は「ηAC(イータ・エー・シー)値」で示され、このηAC値が低いほど、省エネ性能が高くなります。
③気密
室内外の熱の移動を防ぐには、気密性の高さも重要です。住宅における「気密」とは、部材同士の隙間を少なくし、空気の流れを抑えることです。
部材の隙間がどのくらいあるのか数値化したものを「C値(相当隙間面積)」といいます。このC値が低いほど、気密性の高い住宅ということになります。
2.省エネ住宅を建てる会社選びのポイント
「省エネ住宅」と言ってもその定義は曖昧なので会社選びは慎重に行う必要があります。以下のポイントを参考に、信頼できる住宅会社を見極めましょう。
- ZEHの実績や普及率を確認する
- 断熱・気密の性能値を確認する
- 光熱費を計算しているかどうかを確認する
- 実際に建てられた家を体感する
①ZEHの実績や普及率を確認する
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、年間のエネルギー消費を大幅に削減し、太陽光発電などで補うことで、正味エネルギー消費量をゼロにする住宅のことです。
最近では多くの住宅会社がZEH対応を謳っていますが、実際に豊富なZEHの実績を持つ会社は限られてきます。中には手がけた実績がゼロの会社もあるため、候補となる会社のZEH普及率や、過去の施工事例を確認することが重要です。
ZEHの実績は各会社のホームページに掲載されていることが多いので、気になる会社があれば調べてみると良いでしょう。
②断熱・気密の性能値を確認する
断熱性能の指標である「UA値(外皮平均熱貫流率)」「Q値(熱損失係数)」や気密性能の指標である「C値(相当隙間面積)」などの具体的な数値を確認することで、会社の技術力や家づくりに対する考え方を客観的に判断できます。
断熱性能は「断熱等性能等級」という国によって定められている基準もあります。
「家づくり学校」では快適で省エネに暮らすための住宅性能の指標として、「断熱性能:等級6以上」「気密性能:C値1.0以下」を推奨しています。
断熱等級6の詳細については以下の記事で解説しています。
関連記事>>断熱性能はどこまで必要?これから求められる『断熱等級6』について解説!
③光熱費を計算しているかどうかを確認する
家を建てた後の光熱費の計算や提案をしてくれるかどうかも、住宅会社を選ぶ際のポイントの一つです。
光熱費は冷暖房や給湯などでどれだけ節約できるかがカギです。
住宅性能に詳しく信頼できる住宅会社は、断熱性や気密性の具体的な数値と効果を提示することができ、それが光熱費の削減にどのように寄与するかを明確に説明してくれます。実生活のコストを事前に把握できれば、住んだ後の満足度も高まるはずです。
④実際に建てられた家を体感する
住宅会社が手がけた家を実際に見学することも必須です。
快適さの基準は人それぞれ異なるため、実際に建てられた等身大の家をいろいろと体感比べをしてみることが重要です。
実際に体感することで、自分たちの理想に合った住まいを具体的にイメージしやすくなり、家づくりの基準を明確にすることができます。
埼玉県で家づくりのサポートをする「家づくり学校 川越校」では、実際に建てられた高性能な省エネ住宅を体感する機会を設けています。省エネ住宅のことが知りたい、実際の家を体感したいというかたはぜひお気軽にお問合せください!ご利用は何度でも無料です。
3.埼玉県の省エネ住宅を建てられるハウスメーカーの一例
ここでは埼玉県で省エネ住宅に対応しているハウスメーカーの一例をご紹介します。
ハウスメーカー | 特徴 |
積水ハウス | 木造の「シャーウッド構法」や、独自開発のダイナミックフレーム・システムを採用した「軽量鉄骨構法」などの構法を選択可能
自由度の高い設計プランを提供 |
一条工務店 | 断熱性、省エネなどの住宅性能を重視しているハウスメーカー
トップクラスの高気密高断熱による省エネ住宅を推進 |
ヘーベルハウス(旭化成ホームズ) | 耐火性や耐久性、断熱性などに優れ、経年劣化しにくくメンテナンスがしやすい家づくり
独自の「ロングライフZEH」を掲げ、高断熱仕様・高効率設備・スマートエネルギーを実現する住宅を提供 |
ダイワハウス | フレキシブルな空間設計を可能にする技術力のあるハウスメーカー
2030年までに太陽光発電の標準化や原則ZEH・ZEB比率100%を目指す |
セキスイハイム | 省エネに優れた家づくりを得意とするスマートハウスに定評のあるハウスメーカー
主力商品の「グランツーユー」では、「断熱等級6」に適合する商品もある |
ミサワホーム | 標準仕様でZEH基準に対応した住宅を提供
「木質パネル接着工法」による断熱性の向上など、独自のテクノロジーにより、高品質なZEHの提供を実現 |
トヨタホーム | トヨタグループの高い技術力を活かした家づくりが強み
高い断熱性・省エネ性能・創エネ性能を備えながら大空間・大開口の設計を実現する |
住友林業 | 木の魅力を活かした家づくりが大きな強み
ZEHにおいても独自の「NEW ZEH STYLE」を提唱し、ライフサイクルコストを重視した経済性のほか、「ビッグフレーム構法」による優れた耐久性を持つ住まいを実現 |
三井ホーム | 「プレミアム・モノコック構法」を採用した耐久性のある家づくりが魅力
標準仕様の住宅がZEH基準をクリアしており、住宅のライフサイクル全体を通じてCO2の収支をマイナスにする「LCCM住宅」も普及推進している |
スウェーデンハウス | 北欧スタイルの住まいを早くから日本に取り入れたハウスメーカー
ZEHにも早くから取り組み、エコ志向の高い住宅会社 |
ハウスメーカーは全国展開をしている会社が多いですが、各会社の特徴が分かりにくいという特徴もあります。ハウスメーカーの選び方についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事>>ハウスメーカーはどこも同じ?失敗しない選び方を解説
埼玉県の性能の高い工務店・ハウスメーカーはこちらで紹介しています>>
4.埼玉県で省エネ・ZEH住宅を建てられる工務店10社
「工務店で省エネ住宅建てたい!」と考えていても、工務店の数は非常に多く、どんな家づくりをしているか表面的な情報では見分けるのが難しいものです。
そこでここでは、埼玉県で省エネ住宅の実績のある工務店・住宅メーカー10社をご紹介します。
下記の10社は「家づくり学校 川越校」(株式会社KG情報)が発行する住宅情報誌『埼玉での家づくり』からピックアップしています。
『埼玉での家づくり』の掲載情報
- 埼玉県の厳選工務店・ハウスメーカーの情報や最新施工実例
- これから家を建てるなら知っておきたい基本知識
- 省エネ、断熱、これから建てるべき最新のトレンド
- 「家づくり学校」を利用して建てた方の実例・口コミ
「家づくり学校」ではこれから埼玉で家づくりを検討されている方に向けて、このカタログ情報誌の他、家づくりお役立ち資料のセットを無料でプレゼントしています!ぜひ受け取って家づくりにお役立てください!
項目の「建築予定地」は『埼玉県』を選択!
工務店 | 特徴 |
アイ工務店 埼玉支社 | 性能も仕様も価格も諦めない 快適かつ安心な暮らしを創造 |
高砂建設 | 安心・安全・快適・省エネ ベストバランスでかなえる長寿命な家 |
スギケン | 断熱・気密性能は家の土台 「永く快適に住まえる家」を提供 |
小泉建設 | 性能×デザイン×緻密な設計で HEAT20 G2レベルを標準に |
いち建 | Long Lifestyle 五感に響き感じる住まい |
ビーエムプランニング | 型にはまらずクリエイティブに 快適と遊び心を追求する |
山際建設 | “らしさ”を引き出す家づくり 全員大工で責任ある施工 |
夢・建築工房 | 自然素材と地元の木の中で暮らす パッシブハウスクラスの家づくり |
さいが設計工務 | HEAT20 G3を標準に 未来を見据えた持続可能な家づくり |
サンエム建設 | 「本気で100年丈夫な家を考える」 快適さを我慢しないパッシブな家づくり |
ここからは上記の工務店・住宅メーカー10社について、会社の特徴など個別に解説します!
アイ工務店 埼玉支社
- 住所:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-32 大宮高島屋 本館6館
- 電話番号:048-788-4696
会社の特徴
アイ工務店は全国展開しているビルダーです。埼玉県にも草加市、新座市、川越市、所沢市、東松山市、川口市、春日部市、久喜市、さいたま市、鶴ヶ島市、熊谷市、上尾市、三郷市の各エリアに展示場を構えています。設計・デザイン力に優れ、縦方向の変化が容易である木造住宅の特徴に着目したスキップフロアやロフトなどのアイデアを随所に盛り込んだ空間を得意とした家づくりを行います。
高砂建設
- 住所:埼玉県蕨市中央1-10-2
- 電話番号:048-445-5000
- 営業時間:9:00~18:00(木曜日定休)
会社の特徴
高砂建設は、外断熱と二重通気を組み合わせたソーラーサーキット、埼玉産まれの西川材を利用している点が特徴です。また、職人レベルが高いため安心して家づくりを進めることができます。外張り断熱技術「ソーラーサーキット」により、住宅全体が均一な温度に保たれ、快適な生活を実現します。
スギケン
- 住所:埼玉県飯能市永田167-2
- 電話番号:042-978-6341
- 営業時間:8:00~19:00
会社の特徴
スギケンは外観や内装、設備といったお客様のこだわりを大切にしながら、快適に長く住めるために必要な断熱・気密性能をしっかりと確保するバランスの取れた家づくりを行っています。性能を優先するあまりデザインが損なわれることもなく、逆にデザインを重視しすぎて快適さが失われることもありません。
小泉建設
- 住所:埼玉県川越市南田島843-1 ㈱小泉ホームビル3階
- 電話番号:049-299-8311
- 営業時間:9:00~18:00(火・水曜日定休)
会社の特徴
小泉建設は高性能住宅の専門家として、住まいに求められる高い基準をクリアする建築を手がけています。その特徴的な点は、「スーパーウォール工法」で高気密・高断熱・高耐震性能を実現し、HEAT20のG2を標準に採用していることです。また、建築途中での気密測定を行い、外部からの騒音を遮断することで快適な居住空間を提供しています。
いち建
- 住所:埼玉県八潮市中央1-28-3
- 電話番号:048-951-7353
- 営業時間:9:00~17:00(土・日曜日定休)
会社の特徴
いち建は長期にわたり快適に暮らせる住まいを提供する住宅会社です。スーパーウォール工法による高性能住宅を実現し、年間を通して温度や湿度を最適に保つことで、家族の健康を守ります。また、無垢材をはじめとする自然素材をふんだんに使用することで、心地よい木の香りや質感を五感で感じられる空間をつくります。
ビーエムプランニング
- 住所:埼玉県秩父市大野原491-19
- 電話番号:0120-084-034
- 営業時間:9:00~18:00
会社の特徴
ビーエムプランニングの家づくりは、長期的な快適性を追求し、お子さまの成長や家族の変化にも対応できる設計を行います。さらに、家が完成してからも定期的なメンテナンスや点検を行い、長く快適に暮らせるサポートを続けます。また、無垢材や漆喰などの自然素材を使用し、健康に配慮した安心な住まいを提供。調湿や消臭効果もある素材で、快適な室内環境を保ちます。
山際建設
- 住所:埼玉県川口市里883-1
- 電話番号:0120-710-959
- 営業時間:10:00~18:00(水、第1・3 土、日曜日定休)
会社の特徴
山際建設は、高気密・高断熱を特徴とする「スーパーウォール工法」を採用しています。これにより、エネルギー効率の良い住宅を提供し、長期にわたり快適で健康的な暮らしを実現します。さらに、耐震性や断熱性にも優れており、環境に配慮したエコロジー住宅としても評価されています。
夢・建築工房
- 住所:埼玉県東松山市西本宿1847
- 電話番号:0120-14-1118
- 営業時間:8:00~19:30(水曜日定休)
会社の特徴
夢・建築工房は、革新的なアプローチと高度な技術で注目を集める建築会社です。30年にわたり追求してきた高次元の断熱・気密性能と、パッシブデザインによって、住まう方のライフスタイルを一番に考えた提案が魅力です。パッシブデザインによって光熱費を削減し、快適な住まいを実現します。
さいが設計工務
- 住所:埼玉県日高市大字原宿773-1
- 電話番号:0120-414-552
- 営業時間:9:00~18:00
会社の特徴
さいが設計工務は、家づくりを一生に一度の重要な投資と位置づけ、ライフサイクルコストや次世代への引き継ぎを考慮し、高い性能のある住宅を提供しています。その家づくりの特徴は、超高性能な家を築くこと。高気密高断熱な家は、断熱性や気密性、耐震性などの数値で証明された確かな品質を持ち、長期的な視点で安心して住み続けることができます。
サンエム建設
- 住所:埼玉県ふじみ野市大井中央2-11-2
- 電話番号:049-264-3170
- 営業時間:9:00~18:00(水、第2・4木、年末年始、夏季休暇は定休日)
会社の特徴
サンエム建設は、自然素材にこだわり、ひのきで土台、柱、筋交い、間柱を仕上げることで、子供たちが安心して暮らせる家を提供しています。シロアリ駆除には農薬を使用せず、「ヒバ油」を用い、健康面にも配慮。空間設計においては、日々の暮らしを楽しむために顧客の要望に合わせた設計が行われます。
以上が、埼玉県で省エネ・ZEH住宅に評判のあるおすすめ工務店・住宅メーカー10社です。
上記で取り上げた会社は一例であり、埼玉県にはまだまだ数多くの住宅会社が存在します。
あなたに合った会社を見つけるには、自分たちだけの「家づくりの基準」をつくることが大切です。家づくりの基準をつくるには、「家づくり学校川越校」のご利用がおすすめ。個別相談やセミナーを通して、後悔のない家づくりをサポートさせていただきます!
こんな方は家づくり学校川越校へ!
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5.埼玉県で省エネ住宅を建てた方の建築実例・光熱費を紹介!
ここからは「家づくり学校 川越校」をご利用して満足のいく高性能な省エネ住宅を建てられた方の建築実例をご紹介します!
実際にかかる光熱費なども紹介するので、ぜひこれからの家づくりの参考にしてください!
【実例①】驚くほど暖かい!真冬も毛布なし、薄着で過ごせる!
埼玉県川越市 Kさま
住まいのデータ
- 建物面積/102.67㎡(31.05坪)
- 建物工法/木造軸組工法
- 断熱性能/UA値 0.28
- 気密性能/C値 0.2
- 太陽光発電/3.8kW
- 光熱費/月平均10,450円
- 売電収入/月平均6,926円
Kさんの住みこなし術
就寝時以外はほとんどのドアを開けて空気を循環させることで、室間温度差をなくす工夫をした。
冬はカーテンを開けて太陽熱を取り入れることで晴天日はエアコンなしでも暖かく。夏はカーテンと外付けシェードで日を遮り、温度上昇を抑えている。
家づくり成功のエピソード
真夏に家づくり学校が開催した「体感ツアー」に参加されたKさん。それまでは間取り重視で家づくりを考えていたそうだが、高性能住宅を始めて体感し、断熱・気密性能がいかに重要かということに気づかされたとのこと。
「エアコン1台で家の隅々まですごく快適だったんです。こんな家に住みたい!と思いました」と当時を振り返ります。
その後、モデルハウスの宿泊体験で改めてその快適性を実感し、建築費だけでなく住み始めてからの光熱費を含めたライフサイクルコストで考える家づくりをスタートさせました。
光熱費&暮らし心地の変化をインタビュー!
Q.光熱費に変化はありましたか?
光熱費は月平均3,500円ほどになりました!
エアコンはつけっ放しですが、室温が保たれているので何度もオンオフをするより電気代は抑えられます。賃貸の時より家は広くなったし家族も増えましたが、入居前と入居後の5年間の光熱費をシミュレーションしてみたら断然、今の方が安かった!売電収入との相殺でマイナスになる月もあり、平均では月3,500円程です。
日当たりが良いので特に冬の光熱費削減効果は大きいですね。エアコンも8帖用2台のみなので、買い替え費用も最小限ですみます。
Q.ライフスタイルに変化は感じますか?
賃貸では冬、室内で厚着をしていても寒く、着込みすぎて肩がこっていました。でも今は、家全体が暖かく、冬でも長袖Tシャツと裸足で過ごせているので、厚手の部屋着や毛布は不要に。引っ越しの時に布団や毛布を思い切って処分しましたが全く問題なし!おかげで収納スペースもコンパクトにできました。
Q.実際に暮らしてみて感じることは?
室内干しでもカラッと乾いて大助かり!
高気密・高断熱で空気が循環するので、室内干しでもとにかく速く乾くのがうれしいです!天候を気にせず干せるメリットも大きいですね。
【実例②】光熱費を気にせず暮らせてストレスフリー!
埼玉県日高市 Gさま
住まいのデータ
- 建物面積/110.12㎡(33.31坪)
- 建物工法/木造軸組工法
- 断熱性能/UA値 0.25
- 気密性能/C値 0.15
- 太陽光発電/5.25kW
- 光熱費/月平均 電気:約10,000円 ガス:約2,300円(ガス乾燥機)
- 売電収入/月平均 約6,500円
Gさんの住みこなし術
南面の窓にはロールカーテンを取り付け、夏は日射を室内に入れないようにして涼しさをキープ。冬はしっかり取り込んで室内を暖かくしている。
空気を循環させるためのシーリングファンの回転を季節ごとに調整し、夏は上から下へ風が流れるように、冬は下から上へ風が流れるようにすることで快適室温に。
家づくり成功のエピソード
家賃や光熱費がもったいないと、家づくりを考え始めたGさん。当初は夫婦共通の趣味である音楽を思う存分楽しめる防音室やデザイン性など、見た目や間取りのことを最優先に考えていましたが、家づくり学校で住宅性能の大切さに気づき、方針転換。
HEAT20 G2(5地域)を超えるUA値0.25、C値0.15という高気密高断熱住宅をかなえました。
光熱費&暮らし心地の変化をインタビュー!
Q.光熱費に変化はありましたか?
電気代の値上げも気にならない!夏は光熱費ゼロが実現できています。
賃貸の頃は夏(7~9月)の電気代・ガス代がそれぞれ約8,000円、計16,000円程かかっていましたが、夏は電気代が約5,000円、ガス代が1,700円ほどと大幅に減りました。さらに、売電収入が月に約7,000円あり、電気代よりも月2,000円ほど上回り、お得になっています。
夏は光熱費ゼロが実現でき、賃貸の頃より快適なのに光熱費が抑えられていてうれしいです。冬も使用量、支払額ともに抑えられています。
Q.ライフスタイルに変化は感じますか?
電気代の値上げで、テレビや友人との会話でも節電の話題がよくのぼりますが、快適すぎる我が家には無縁の話。夏も寝苦しいと思うことがなく、主人は冬でも薄着です。
また、賃貸の時はほこりに悩まされていましたが、今は週1の掃除ですむくらいほこりが溜まりません。クリーンな空気環境で、子どもの健康面も安心です。
Q.実際に暮らしてみて感じることは?
晴れた日には太陽光発電の恩恵をフル活用できるので、シーツなどの大きい洗濯物を洗おうとか食洗器を使おうとか、工夫しながら暮らせるのが楽しいです。節電がストレスになっていた以前とは真逆の暮らし方ですね。
【実例③】寒い冬の朝も、起きた瞬間から気持ちいい!
埼玉県坂戸市 Kさま
住まいのデータ
- 建物面積/99.16㎡(29.99坪)
- 建物工法/木造軸組工法
- 断熱性能/UA値 0.26
- 気密性能/C値 0.1
- 光熱費/(夏)月平均 電気:19,000円 ガス:5,000円
- 光熱費/(冬)月平均 電気:15,000~17,000円 ガス:6,000円
Kさんの住みこなし術
冬はカーテンを開けて太陽熱をしっかり取り込み、夜まで暖かく。真冬でもエアコンは4時間ほど使えば十分。
冬でも太陽熱のおかげで寒くないから、窓を開けて換気している。新鮮な空気を取り入れることで気持ちよく過ごせている。
家づくり成功のエピソード
ご夫婦とも県外出身で、子どもたちに「実家」をつくってあげたいと家づくりを決意したKさん。何から始めればいいの?と家づくり学校を訪問。建築現場を見学したり、住宅会社を訪問して話を聞く中で、断熱・気密性能とパッシブデザインを重視した家づくりをしたいと強く感じるようになったとのことです。
光熱費&暮らし心地の変化をインタビュー!
Q.光熱費に変化はありましたか?
エアコンの使用時間が格段に減り、真冬でも薄着・裸足で過ごしています。
アパートよりも広くなりましたが、夏は月の電気代が19,000円、ガス代が5,000円、冬は電気代が月15,000円~17,000円、ガス代6,000円ほどとほぼ変わりません。今は休職中(奥さま)なのですが、冬でも朝7時から夕方4時頃まで太陽光が注ぎ、それだけで暖かいので日中は暖房不要。夜も寒さが気にならない日は夜8時頃まで付けずにいます。
夏も同様にエアコンの使用時間がぐんと減りました。家のどこにいても温度・湿度が一定で、真冬でも室内は薄着と裸足で過ごしています。
Q.ライフスタイルに変化は感じますか?
室温・湿度が一定で乾燥肌が治りました。
私も子どもも乾燥肌で、冬になると肌の乾燥やかゆみがでて保湿剤が手放せなかったのですが、この家で暮らし始めていらなくなりました。エアコンの使用時間も短いため、空気がカラカラに乾くということがありません。それから、空気が循環しているため、季節に関係なく室内干しの洗濯物がすぐに乾くんです。最初は驚きましたが、本当に助かっています。
Q.実際に暮らしてみて感じることは?
無垢床の気持ちよさ。ついつい家族で寝転んじゃってます(笑)
家族で塗装したカバザクラの無垢床は肌触りが気持ちよくて家族みんな、ついつい床に寝転んでしまいます。これまでは夏と冬にカーペットやラグを購入していたのですが必要なくなりました。また、どの季節も光や風が気持ちよく入ってきて、秋や冬には室内の奥まで日が差すので、それだけで気持ちが明るくなります。
ここでは埼玉県で省エネ住宅を建てた方の実際の住み心地や光熱費をご紹介しました。
電気代の高騰もますます激しくなっています。取り上げたようなこれからは光熱費のかからない省エネで「持続可能な住まい」を建てることを推奨します。
埼玉県で家を建てるなら、まずは「家づくり学校 川越校」へご相談ください!理想のマイホーム計画をサポートさせていただきます。
6.省エネ住宅に関するよくある質問
省エネ住宅について、多くの方が疑問に思うことをまとめました。
初期費用から光熱費削減、埼玉県で省エネ住宅を建てる際に必要な性能などについてのポイントを解説します。
Q.省エネ住宅の初期費用はどれくらいかかる?
省エネ住宅の定義にもよりますが、省エネ基準「等級4」から「ZEH仕様」にする場合、例えば、断熱性能の向上や省エネ設備の導入などに+200~300万円程度の初期投資が必要です。
その内訳は、主に以下のような設備や建築資材が挙げられます。
- 高気密・高断熱化のための工事
- エコキュートなどの省エネ設備
- 太陽光パネルの設置
- HEMS(エネルギー管理システム)の導入
なお、ZEHには補助金制度があり、条件を満たせば受給が可能です。さらに、住宅ローン控除やローン金利の優遇措置も利用できるため、長期的には経済的なメリットが期待できます。
Q.省エネ基準を満たせば省エネ住宅になる?
省エネ基準を満たしただけでは、必ずしも快適な省エネ住宅になるというわけではありません。2025年4月以降、新築住宅には「省エネ基準適合」が義務化されますが、これは最低限の基準です。
例えば「省エネ等級4」(平成28年基準)の住宅は、冬の最低室温が約8℃であるのに対し、「HEAT20 G2レベル」の住宅では13℃を下回らないことが定められています。この差は室内の快適性に大きく影響します。省エネ基準を超える断熱性能や気密性能を確保することで、真の省エネ効果と快適性が得られるでしょう。
Q.省エネ住宅とZEHの違いは?
「省エネ基準」「省エネ住宅」「ZEH」はそれぞれ意味が異なります。その違いは次のようになります。
- 省エネ基準:国が定めたエネルギー効率を示す基準
- 省エネ住宅:省エネ性能を高めた住宅。光熱費を抑えるなら「省エネ基準」以上の性能が求められる
- ZEH:「断熱性能の向上」「省エネ設備の導入」「創エネ設備の導入」によって年間の一次エネルギー消費量を正味ゼロ以下にする住宅のこと。
Q.省エネ住宅に太陽光パネルは必須?
先述した「ZEH」を実現する場合、太陽光パネルの設置は必須です。設置することでさらなる省エネが可能です。
かつては売電を目的とした設置が多かったものの、現在は自家消費を補う考え方が主流になっています。
例えば、初期投資150万円で太陽光パネルを設置し、電気代を月3万円から1万円に削減できた場合、2万円の差額が75か月(約6年3か月)続けば設置費用の回収が可能です。その後は純粋なコスト削減となり、長期的な経済メリットが期待できます。
Q.省エネ住宅にすると光熱費はどれぐらい削減できる?
省エネ基準である「断熱等性能等級4」(最低限度の基準)と高性能な「断熱等性能等級6」を比較すると以下のようになります。
- 断熱等性能等級4:月平均36,000円
- 断熱等性能等級6:月平均14,000円
- 光熱費の差:月平均22,000円
等級4と等級6の坪単価の差は約12万円ですので、30坪の家の場合、建築費は360万円の差額がありますが、光熱費の差額を考慮すると、約13年7カ月で元が取れる計算になります。
※上記あくまでも一例です。実際は家の広さや気密性能によっても異なります。
Q.埼玉県で省エネ住宅を建てるにはどのぐらいの性能が必要?
埼玉県は地域区分で4~6地域に該当しており、各地域に適した断熱性能を選ぶことが重要です。ただし、省エネ基準やZEH水準だけでは不十分な場合があります。地域の気候や生活スタイルに応じた設計を取り入れ、快適性を確保しながら省エネ効果を最大化する家づくりを目指しましょう。
先述した通り、家づくり学校では「断熱等級6」「気密性能C値1.0以下」を推奨しています。
このような性能を実現できる技術力の高い住宅会社は少ないですが、「家づくり学校」では数多く取り揃えております。
埼玉県で住宅会社選びでお困りなら「家づくり学校川越校」までお問い合わせください。
7.まとめ
今回は埼玉県で省エネ住宅に定評のある住宅会社のほか、省エネ住宅を実現できる住宅会社の見極め方、実際にかかった光熱費などについて解説しました。
この記事で紹介した工務店は、快適に安心して暮らせる省エネ住宅を建てる信頼できる会社ですが、必ずしも「ご自身に合った会社」というわけではございません。
大切なのは家づくりの基本知識を習得し、ご自身で後悔のない選択をできるようになることです。「家づくり学校」では個別相談やセミナーで、基本知識のレクチャー、ムリのない予算立て、信頼できる会社のご提案を行っています。
最終的に自分だけの「家づくりの基準」が出来上がり、ご自身で住宅会社を見極められるようになります。
埼玉県でこれから家づくりをお考えの方、いろいろ見過ぎて迷ってしまった方は、まず「家づくり学校川越校」にご相談ください。素敵なマイホーム実現のお手伝いをさせていただきます!