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家づくりの教科書

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住宅ローンを「いくら借りれるの?」

注文住宅の予算と費用

住宅ローンを「いくら借りれるの?」

マイホーム購入には、ほとんどの方が住宅ローンを利用されます。そこで、皆さんがまず気にされるのが「自分たちは、いくら借りれるの?」です。いくら借りれるの?いくらまでなら借りれるのか?その限度額を借入可能額と言います。借入可能額の計算方法は年収×①返済負担率(返済比率)基準-他のローンの年間返済額=年間返済額年間返済額÷12か月÷②100万円あたりの毎月返済額×100万円=借入可能額と、少しばかり複雑です。ポイント①「返済負担率(返済比率)基準」とは、「年収に占める年間返済額の割合」のことを言います。住宅ローンの審査で金融機関がチェックするポイントの一つです。この時の「年収」は、社会保険料や源泉所

今井 園美 今井 園美

2020.10.02

小学校に上がるまでに建てたい!いつから動き出す?

注文住宅の基本知識

小学校に上がるまでに建てたい!いつから動き出す?

「子どもが小学校に上がるまでに建てたいんです」いつまでに建てたいですか?の質問に対して回答数ナンバーワンの答えです。入居までのタイムリミットが決まっている方にとっては、家づくりに要する期間も気になるところ。今回は完成・引き渡しから逆算して、家づくりにかかるおおよその期間を考えていきます。(※今回は注文住宅を建てる場合)着工から竣工までの工事期間(約2ヵ月~6ヵ月)工事期間は建てる住宅会社の規模や工法、建物の大きさ・仕様によって変わってきます。大手ハウスメーカー・ビルダーの場合:約2ヵ月~4ヵ月地場工務店・設計事務所の場合:約4ヵ月~6ヵ月思わぬトラブルが起こり工事が中断したり、天候不良や自然災

2020.10.02

【建物の安全性】マンション傾斜問題と地盤改良

注文住宅の基本知識

【建物の安全性】マンション傾斜問題と地盤改良

連日メディアで報じられているマンション傾斜問題。目にされた方も多いかと思いますが、今回の現場は福岡県に建設された分譲マンションが約10㎝程度傾いているという信じがたい現象です。25年前に竣工された建物ですが、当初から玄関ドアの開閉がしづらいやひび割れが大きすぎて反対側からの光が漏れているなど、住民からの切実な声は多くあったと言われています。10㎝の傾斜ということは床に置いたビー玉も転がっているほどのレベルです。「今回の現場は」と書いたのも、まだ記憶に新しい2015年に欠陥が指摘された神奈川県のマンションでも同様のことが起こりました。4棟が渡り廊下で連結された大型の分譲マンションですが、1棟の渡

2020.10.01

【家づくり】技術の進歩と法改正

法規制や基準法

【家づくり】技術の進歩と法改正

昨今、家づくりを検討していく中で耳にするようになってきた「高気密・高断熱・高耐震」…。まだまだ浸透はしていませんが、いわゆる「高性能な家づくり」はいつ頃から意識されだしたのでしょうか?■断熱材の普及は約40年前から今や当たり前になった(むしろないとダメな)断熱材。普及しだしたのは約40年前なのです。個人的には最初にそうと知ったときは「割と最近じゃないか」と思いました。断熱材と一言でいっても繊維系、樹脂系といろいろありますし、商品一つひとつも年々進化しております。だからこそどんな断熱材を選ぶかの検討は難しいのですが、確実に言えるのは施工が全てということ。どんなに優秀な断熱材を採用しても施工がメチ

2020.09.29

住宅会社が潰れちゃったらお家はどうなるの!? ~制度から見るお家のあれこれ~

法規制や基準法

住宅会社が潰れちゃったらお家はどうなるの!? ~制度から見るお家のあれこれ~

家づくり学校のにいらっしゃる方で、最近多いご意見が…「家づくりしている途中に住宅会社が倒産したらどうなるんですか?」「お家が建った後、会社が倒産したら保証ってどうなるの?」という質問をいただきます。人口減少社会に突入している今の日本で、2020年から2030年の10年間のうちにお家を建てられる「ファミリー層」の方々が30%減少すると言われております。それにより住宅会社は40%要らなくなると言われており、これは大手住宅会社も例外ではありません。人生で一番大きい買い物と言える、お家。そのお家づくりをしている途中やお家が完成した後で住宅会社が倒産するといった事態に陥った場合、どうなってしまうのか?今

2020.09.24

コロナの影響で返済が厳しくなったら・・・

注文住宅の予算と費用

コロナの影響で返済が厳しくなったら・・・

今年は新型コロナウィルスの影響で収入が減った方も多いと聞きます。こんなふうに、思いがけないことで収入が減って住宅ローンの返済がきつくなった場合の対応方法は?何はさておき、先ずは「金融機関に相談」です!絶対に避けていただきたいことは、『引き落としができなくて延滞してしまう』ことです。経済状況の変化や、病気やケガなどで返済が困難になった場合の金融機関の対応策としては、以下のような方法があります。■返済期間を延長する返済期間を延長することで、毎月の返済額を減らすことができます。例えば、住宅ローンの残債が3,000万円あり返済期間があと30年残っている場合、返済期間を5年間延長してもらうことで、毎月の

今井 園美 今井 園美

2020.09.20

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「家づくり学校」は家づくりを考えるあなたのための学び舎。家づくりの基本的な知識を身につけ、 実際に建物を体感することにより、自分にぴったりの家づくりパートナーを見つけていただくサービスです。

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