お家は広い方がいい?狭くてもいい?
2023.10.25
2018.09.21
お家に対するストレスには
例えば、匂い、音、行動動線、温度、湿度、採光などいろいろなものがあります。
家が「広すぎる」or「狭すぎる」
これも家に対するストレスになります。
「家が広すぎる」と感じる方の多くは、
子どもが独立して、家には夫婦2人だけになってしまったため、使わない部屋が増えたことが原因のようです。
家が広いと、
掃除が大変!!光熱費がかかる!!
私も子どもたちが居なくなってそう感じるようになりました。我が家の場合、30坪足らずなのでどちらかと言えば狭いのですが(^^;)それでも使わない部屋が出来ると掃除が面倒と感じるようになり、狭くていいのにと思ってしまいます。
では、どのくらいの広さが妥当なのでしょうか?
この表は、国土交通省の住生活基本計画で示されているものです。
つまり、理想の住まいの広さは3人家族で約30坪、4人家族で約38坪程度のようです。国がこんな基準まで決めているんですね。
では、実際に建てられている家の広さは?というと
香川県は、まあまあ平均的な広さのようです。
広い家のメリットは、
ゆったりとした間取りが実現できるので、書斎や趣味の部屋・家事室などを作ったり、大容量の収納を設けたりすることも可能なことです。
デメリットはというと、
資金面での負担が増えることです。
広い家を建てるとなると、当然のことながら建築費用が高くなってきますし、広い土地も必要になってきますから、当初の予算は大きくなってきます。そして土地や家が広くなるということは、固定資産税や維持管理に必要な費用や光熱費も高くなるということです。
では、狭い家のメリットはというと
固定資産税、維持管理費用、光熱費などが抑えられることです。また、掃除や手入れのしやすさなど、狭い住宅ならではの暮らしやすさも魅力です。
それに加えて、当初の建築費用や土地代が抑えられることがあります。
ただ、狭小住宅の場合、建物のデザインや素材などにこだわる方が多く、結果的に建築コストが高くなってしまうというケースもありますから一概にメリットとは言えないかもしれません。
デメリットはというと、
収納スペースが足りないため、家が片づかないと感じる方が多いようです。
これも国土交通省が実施している「住生活に関する国民アンケート」の中に、
【住宅の質や性能について】
日本の住まいは、「耐震性」「省エネ性」「遮音性」の面で海外の住まいよりも優れているとなっているのですが、「住まいの広さ」や「土地・建物価格の安さ」の面では、海外の住まいに劣るとの意見が大半を占めているという結果があります。
では、本当に日本の住まいは狭いのでしょうか?
これを見ていただくとわかるように、実は、日本の家って海外と比べてもそれほど狭くはないのですよね。。
では、なぜ、「住まいの広さが劣っている」=家が狭いと感じる人が多いのか?
それは日本人が持っている物の量に関係しているのです。
この写真は、少し古いものですが、日本人がいかに物を多く持っているかが分かります。
つまり、家の広さが問題というより、物を多く持ちすぎるという日本人のライフスタイルが家を狭く感じさせているのです。
広い家にしたい?
狭くてもいい?
必要な家の広さは、家族の状況によって変化していきます。それに合わせて家の広さを変えていくことは、かなり難しいことです。それよりも、新しい家考えるこのタイミングで、これからの自分たちのライフスタイルを考えてみませんか?
皆さんが、家に対してストレスを感じなくてすむために一番優先して大切にしたいことは何ですか?
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