【実例紹介】家事ラクが叶う!ランドリールームとは?
2024.01.17
2022.11.02
忙しい現代人には「家事ラク」が家づくりのなかでキーワードの1つになっています。特に洗濯は「洗濯機をまわす→干す→取り込む→畳む→しまう」など一連の動作がありますが、それぞれ別の場所に移動して行うことで大きなタイムロスに。そんな家事負担を軽減するため、最近では「ランドリールーム」をつくる家庭も増えてきました。
今回はランドリールームの定義やランドリールームとサンルームの違い、メリット・デメリットについてお話しします。最後に施工実例も紹介しますので是非参考にしてみてください!
ランドリールームとは?
「洗濯にまつわる家事を行う専用スペース」のことを指します。洗濯機や乾燥機を置くだけでなく、物干しスペースやアイロン台などを設置したり、 洗濯物や洗濯用洗剤などをストックできるような収納を設けます。なかにはスペースを有効活用して、洗面脱衣所を兼用したランドリールームも存在します。
ランドリールームはトレンド?
日本は昔から洗濯物を外干しする文化があったためランドリールームは一般的なものではありませんでしたが、近年では共働き家庭の増加や花粉症・大気汚染などの影響を受けて「室内干し」のニーズが高まっています。
日本人は洗濯に時間を掛け過ぎ!?
海外では、洗濯物は天候に関わらず乾燥機を使って行う洗濯が一般的です。「外干し=貧困、景観を損なう」という地域もあるようですのでそもそもの文化が違いますが、日本とアメリカでは日本の方が1週間のうち洗濯にかけている時間が2倍以上多いというデータもあり、生活のなかでいかに洗濯に時間を取られているかがわかります。
ランドリールームとサンルームの違いは?
ランドリールームは洗濯にまつわる家事を行う専用スペースですが、サンルームはガラス窓に覆われながら庭先にせり出したスペースのことで、ランドリールームのように洗濯を干したりする用途のほかにくつろぎの空間として使われることもあります。
ランドリールームのメリット・デメリット
メリット
●家事効率がよくなる
●天候や花粉、大気汚染などを気にしなくてよい
●ランドリールームで完結すれば他の部屋が衣類で散らからない
デメリット
●ランドリールームの確保に一定の広さが必要
●除湿対策が必要(怠れば、生乾きやカビなどの原因に)
●将来的には使わなくなる可能性も
ランドリールームに必要な広さは?
家事効率アップに役立つランドリールームですが、もちろんその分建築面積を確保する必要があります。家族の人数にもよりますが、平均的には2~4帖くらいは欲しいところです。独立した部屋でその広さを確保するのが難しい場合は、洗面脱衣所と兼用にするのも方法の1つです。
動線を工夫すればさらに時短に!?
ランドリールームの配置場所は、キッチンやウォークインクローゼットの近くにすればさらに動線が良くなります。使いにくいランドリールームをつくると後々使わなくなる可能性もあるので、配置場所には注意したいところです。
【施工実例】ランドリールームコレクション
▲キッチンから続く動線上に設置したランドリールーム。洗濯から収納まで担う。
▲家事ラクなランドリールーム。干す、畳む、アイロンをかけるという一連の動作をスムーズに行える。
▲室内干しができる広々としたランドリールーム。ファミリークロークまでつながる動線。
▲モノトーンを基調とした、マニッシュなランドリールーム。
まとめ
今回はランドリールームについてお話ししました。ランドリールームは家事効率をアップさせ、「家事ラク」の実現に一役買います。ただ、配置場所や広さ、ライフスタイルなどをよく考えておかなければ無駄な空間になる可能性もありますので、メリット・デメリットを考慮した上で検討するようにしましょう!
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