木の毛羽立ちをメンテナンス!
2023.10.25
2021.08.16
神戸は晴れ間を取り戻してきましたが、依然記録的大雨の被害が続いている地域も多いかと存じます。被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。
今回は湿気が多い時期に起こりやすい木の変化についてご紹介します。
以前太田工務店さんからいただいた木のボール。にぎにぎして手に刺激を与えたり匂いを嗅いだりと愛用していたのですが、いつの間にか毛羽立ってしまいました。(一番上の写真参考)
ちょっと前までつるっとしていたのに…。握るとチクッとします。これは木が吸収した水分を外に吐き出す際に繊維を持ち上げることが原因で発生します。湿気を吸ったり吐いたりする調湿性能をもっているからこその自然現象ですね!
こういったときは、ひたすら毛羽立った部分をやすりで削るのが効果的!早速100均で購入した紙やすりセットから#60の粗さのやすりを取り出しシャカシャカ削ってみました。
あれ、逆効果っぽい?!しかし触ってみると最初に比べてとげとげしさは和らいでいます。まだ、ごわごわしていますが……?
調べてみると、やすりは#240以上の粗さがおススメらしいです。急いでやすりを変更しました!
こちらは、#600のやすりで磨いたものです。接写だとまだ粗が目立ちまくりですが、握ってみると心地よく手にフィットしてくれます。
削りが甘い箇所はまた毛羽立ってくるでしょうから、その都度また磨いていきます✨✨
太田工務店の太田社長曰く、磨き続けたらつやつやしてくるとのことなので大事に育てていきます?
無垢材は生きているからこそ手入れや管理が大変ですが、色が変わったり、馴染んでいったり、、愛着が生まれてきます。
無垢フローリングも上に何も塗っていない”白木”の状態だと毛羽立つ可能性があります。もしそうなってもやすりで削るだけで簡単にメンテナンスできます!
自然素材を使ったおうちにしたい、木の特性を熟知した人と家づくり計画を進めたいなどご要望にあわせて住宅会社をご提案させていただきます。ぜひご相談ください。
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