【小屋裏】ロフトを活用できる涼しいお家にしませんか?
2023.09.16
2019.08.22
最近いろんなところで目にするようになったロフト。居住スペースの上部を活用できるので、収納やちょっとした趣味のスペースとして重宝されていますよね♪
そもそもロフトって??
建築基準法によると、ロフトは「小屋裏物置等」とされており「居住スペース」としては扱われないのだそう。そのため、ロフトを設ける際はいろんな制限があります。
・天井の高さは1.4m以下
・ロフトのある部屋の1/2の面積
・はしごが固定されていない
etc…
でも、屋根裏のスペースなので、日光によって屋根が暑くなると、その熱が伝わってきてしまいます。夏場なんかは熱がこもって暑~くなってしまいやすい場所。カンカン照りのお昼間はもちろん、夜でも熱気が残ってムシムシ・・・せっかく造ったけど、暑くて上がりたくない!!なんてことも。
暑いロフトにしたくない!!
そうならないためには、屋根でしっかり遮熱することが不可欠!!最近では、遮熱性に優れた専用の塗装を行ったり、しっかり日射をしっかりはね返す遮熱シートを使ったりと、ロフトが暑くならないよう工夫されている会社もずいぶん増えてきました。
屋根からの熱をシャットアウトできるだけで、過ごしやすさはずいぶん違ってきます。
もう一つ大切なのが、お家の断熱・気密性。温まった空気は上に昇っていく性質があるため、お家の中が暑くなりやすい造りだと、どうしてもロフトにしわ寄せが。せっかく屋根からの熱を防いでも、家中からどんどん暑い空気がロフトに集まり、溜まってしまいます。
また、エアコンをつける位置にもひと工夫。
冷たい空気は下にさがる性質があるため、2階のお部屋でつけた冷房は、ロフトまで上がってきません。もしロフトを涼しくしたいなら、エアコン自体をロフトにつけるか、空気を循環させるように通気ダクトやファンを用いるのもひとつの方法です。
あなたはどう使う??
天井が低い分、ロフトスペースは「隠れ家」のようなわくわくを感じる方も多いですよね。特に男性は「好き!!」という方が多いような気がします。
せっかく快適なスペースなら、収納だけに使うのはもったいないかも。子ども達のスペースにするも良し、ご自身の趣味のお部屋にするも良し、あなたならどう使いたいですか?
家づくり学校では、失敗しない家づくりのためのいろんな「大切なこと」をお伝えしています♪家づくりのスタート、ぜひぜひお勉強から始めてくださいね!