【パッシブハウス】と【パッシブデザイン】の違いとは?
2023.07.20
2022.10.05
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最近、「パッシブハウス」「パッシブデザイン」といった言葉をよく耳にします。今日は「パッシブハウス」「パッシブデザイン」に違いはあるのか?について触れていきたいと思います!
【パッシブハウス】ってなに?
【パッシブハウス】とは、ドイツのパッシブハウス研究所が独自で定めた省エネ基準をクリアしている住宅のことを意味しています。パッシブハウスの性能基準は世界トップレベルといわれており、満たしている住宅は多くありません。
パッシブハウスの基準:①冷暖房負荷が各15kwh/m2以下であること➁気密性能として50Paの加圧時の漏気回数0.6回以下であること③一次エネルギー消費量(家電も含む)が120kWh/m2以下であること
日本でパッシブハウスを実現するためには、「パッシブハウス・ジャパン」と呼ばれる社団法人へ問い合わせるか、会員認定を受けた工務店で設計・施工を行い、審査を依頼する必要があります。
【パッシブデザイン】ってなに?
【パッシブデザイン】とは、5つの項目についてしっかりと検討されたデザインを意味しています。
①高い断熱性能:ZEHの基準(Ua値=0.6)よりもはるかに高いHEATG2(Ua値=0.46)やHEATG3(Ua値=0.26)といった高い断熱性能い優れた住宅。➁日射遮蔽:夏場は軒を利用して日差しを家の外でカットすることで室温をあげすぎない。③日射熱利用暖房:日射熱を利用して暖房いらずで室温を上げる。④太陽からの熱エネルギーだけでなく、通風による空気の循環も行う。一般的に空気は温められると上昇し、冷やされると下に溜まるという特性があるため、窓やシーリングファンを適切な位置に設置することで、家の中の通風を促すことができる。⑤昼光利用とは、照明の代わりに自然光を利用して、家の中を明るく照らす設計手法。
【パッシブハウス】と【パッシブデザイン】の違いって?
パッシブハウス→独自省エネ基準を満たした家・パッシブデザイン→設計手法といった違いがあります。パッシブハウスを名乗るためには、厳しい基準を満たすことが必要となります。
パッシブハウス・パッシブデザインを行っている住宅会社はまだまだ少数です。自分の力で探すのは…少し労力が必要ですね…!!
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