上棟式とは?~ご祝儀と昼食の準備~
2023.07.20
2020.12.05
上棟式―建物の完成を祈願する儀式
「上棟」は柱や梁などの構造が完成し、屋根を支える棟木という材を取りつける事を指します。クレーンを使いながら、大工さんが一丸となって家の骨組みを立ち上げる様は圧巻です。
「上棟式」とは、ここまで工事が行えたことへの感謝を表し、建物が無事完成する事を祈願する儀式です。地鎮祭と違って棟梁や住宅会社が取り仕切り、内容は地域によって異なります。一般的には棟梁が棟木に「幣束」と呼ばれる神への捧げものを立てて、建物の四隅を酒、塩、米で祓い清めます。そして、施主挨拶や工事関係者の紹介が行われ、施主がお酒や食事を振る舞うという流れです。
施主と大工―親睦を深める機会に
建物規模や工法、工事を行う住宅会社などによっても異なるが、大工6~8人、クレーン運転手1人、現場監督1人、ガードマン1~2人、住宅会社のスタッフなど、沢山の職人や工事関係者が参加する上棟式。
最近では簡素化され行わない場合も増えていますが、上棟式は工程の一つと言うだけでなく、施主がなかなか顔を合わせることの無い大工らに感謝を伝え、親睦を深める貴重な機会でもあります。上棟式という形でなくとも、現場に足を運んで大工とコミュニケーションを取るようにしたいですね。
ご祝儀の相場
ご祝儀は施主から大工や工事関係者への気持ちです。明確な決まりはないですが、棟梁に1~3万、その他大工に3千円~1千円、ガードマンに千円~というのが相場です。参加人数やご祝儀を渡すタイミング等、事前に住宅会社に確認しておきましょう。
昼食の準備
施主がお弁当を用意し振る舞うのが一般的で、相場は1~3千円。施主と大工が一緒に食べる事も多く、「工事よろしくお願いします」「精一杯頑張ります」と信頼関係を築ける機会でもあります。大工も施主の顔が見られれば、気持ちにより張りがでてくることと思いますよ。
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