四国(愛媛)の「空き家率」は全国ワースト○位!?
2023.09.16
2019.01.19
本日、1/19(土)の午前中に「家と土地どちらが先? 失敗しない、賢い土地の探し方」と題し、家づくりセミナー(土地セミナー)を開催しました。
「新築するなら、まずは土地からじゃろう!!」と動かれる方はけっこう多いんですが・・・実は、ココに大きな落とし穴があります。その辺りを踏まえて、失敗しない効率がよい土地探しの仕方などをお伝えしているセミナーなのですが・・・詳しくは家づくり学校に聞きに来てください(宣伝)。
で、セミナーの中でお伝えしている情報の一つで「空き家率(あきやりつ)」についてがあります。
愛媛県の空き家率は全国ワースト2位!!!
※参考:統計局ホームページ「平成25年住宅・土地統計調査(速報集計)結果の要約」
総務省のデータ(別荘等の二次的住宅を除いた空き家率)によると全国ワースト1位は山梨県で、その数字は17.2%となっています。そして、我らが愛媛県の空家率はと申しますと・・・なんと16.9%で全国ワースト2位!!さらには四国4県はワースト2~5位を占めております。
つまり数値上では「住宅6軒につき1軒が空き家」ということなんですよね。これを聞かれた皆さんは「え?そんなに空き家あるの??」と思われるでしょう。今のお住まいから周りを見渡しても、そこまで空き家は多くないよ、と。
実はこれ、数値上のマジックというやつです。確かに、中予エリアの市街地周辺では、空き家が少ないと思います。しかしながら・・・東予や南予の果て(特に島しょ部)に行ってみると「2軒に1軒が空き家じゃない!?」と思えるようなエリアがあったりもします。全てひっくるめての平均値が16%台、ということなんですよね。
そしてこの数字は、年々増加しております。一説によると2030年には全国の空き家率平均が30%を超える試算も出ているのだとか。以上のことから何が読み取れるかと申しますと・・・今後のお家づくりにおいては「空き家付きの土地購入」、つまりは「空き家(古家)付きの家を購入して解体更地にして活用する」ことも選択肢として増えてくるのではないか、ということですね。
空き家(古家)を解体する場合のコストは・・・?
そうなると気になってくるのが、解体に関わる費用。
※イメージ
どれくらいかかるか?と言いますと・・・ある工務店の社長さん情報によれば「一般的な木造住宅の場合で坪単価3万円位~※」とのことでした。仮に2階建て35坪の木造住宅を解体更地にすると・・・ざっくりで100万円~は掛かる、といったイメージでしょうか(※坪単価についてはあくまで目安ですので、詳細は工務店さんに聞かれるのが確実です)。
ということは・・・空き家付きの物件を解体前提で購入するとなると、土地代にその分の金額がプラスされることは予め考えておいた方が良い、ということになりますね。「空き家付きで破格の土地があったので購入して解体→新築をしようとしたが、解体費用分で思ったより掛かった。近場で新規分譲地を購入したほうが安くついたかも・・・」という状況には陥らないよう、気をつけてください。
解体完了!更地になりましたよ、と。
土地探し&お家づくりで抑えておきたいポイント、お伝えします!!
とかく土地を購入すること前提でお家づくりを進める場合は、注意すべきポイントが無数にあります。わかりにくいこともたくさんありますので、お困りのときはいつでも「家づくり学校」にお越しください。
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