「落葉樹」で快適なお家づくりを実現!?
2023.09.17
2018.11.18
今朝、家づくり学校に出勤していると・・・お隣の合同庁舎で、落葉樹の枝がバッサバッサと切られておりました。最近は落葉の季節ということもあって、落ち葉の量も日に日に増えてきておりましたから・・・それの処理を省くため、でしょうかね?
「落葉樹」⇒「冬に葉っぱが落ちる木」です。
かつてはこのように葉っぱが生い茂っておりましたが・・・
見事に幹だけになった木。なんとなく、寒々しい感じです。
『新築したら庭に木を植えたいと思っているけど、落葉樹は冬場が面倒ですよねぇ・・・』という方も、よくいらっしゃいます。木の大きさにもよりますが、葉っぱの処理が大変になることもありますからね。常緑樹は基本的に葉っぱが落ちませんし。
ただ、そういった「落葉樹」にも、お家にとって都合が良い面があることは、皆さん余りご存知ありませんよね・・・?
「落葉樹」は「パッシブ設計」で生きてきます!
「パッシブ設計」とは、一言でいえば「太陽と仲良くするお家づくりの方法」です。自然エネルギーで有用かつ強力なのは、太陽光。それを積極的に利用しよう、ということです。その手法の一つとして「お庭に木(落葉樹)を植える」というものがあります。
※イメージです
例えば、真夏。太陽光が家の中にドンドン入ってくると・・・家の中は灼熱地獄になってしまいます。それを防ぐためにも、窓の日射を遮るために植樹をするのです。そうすると・・・
このように木が日射を遮り、輻射熱で家の中が暖まりにくくなります。
逆に、これからの寒い季節はというと・・・冬場はできるだけ家の中に日光を多く取り込みたいものですよね。「落葉樹」だと、冬は葉っぱが勝手に落ちます。そうすると・・・
日射を遮る「葉っぱ」が落ちていることから、家の中にドンドン太陽光が入ってくる・・・ということになりますね?
このように落葉樹も上手く活用すれば、非常に有効だということです。夏は自然の「すだれ」や「よしず」として日射を遮るために使い、冬場は自動的に日射を取り込む仕組みになる・・・という、まさに究極のエコシステム!!(言い過ぎ?)
もちろん、落ちた葉っぱの処理は必要にはなってきますが・・・それが許容できる人にとっては、いい事づくしではないかとも思います。こういったことも学んで、後悔がないお家づくりを進めてくださいね。
お家づくりに関する知識を学び、視野を広げよう!
人生で最大の買い物といわれるお家づくり。それを失敗しないためにも、積極的に知識をみにつけることが大事です。そのためにも「家づくり学校」へ、ぜひお越しくださいませ!
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