【家づくり豆知識】建築面積と延床面積の違いとは?
2022.07.25
2022.07.26
家づくりを進めていく中で必ず出てくるのが「建築面積」と「延床面積」という言葉です。
この記事ではそれぞれの違いを図を使いながら解説いたします!
似ているようで全く別物。この違いを知らないと家の広さが変わってくるかも!?
建築面積とは?
「建築面積」 = 建物を真上から見た時の面積
建築物を真上から見た時、地面と水平に投影した面積が建築面積です。
真上から見える建物が対象となるため、一番面積の広い階が対象になってきます。
一般的には1階部分の面積が一番大きい為、1階の面積が建築面積になることが多い印象です。
ケース1:総二階
1階と2階が全く同じ形・大きさで繋がっている為、1階の面積が建築面積の対象になります。
※総二階:1階と2階の面積が同じ家(イメージ画像)
ケース2:1階の方が広い家
1階の方が広く、2階は小さい建物。
1階と2階、広い方の面積が建築面積の対象となってきます。
この場合、1階の面積が建築面積の対象になります。
ケース3:2階の方が広い家
まれなケースではありますが、1階部分の方が狭く、2階部分の方が広い建物の場合。
この場合では、2階の面積が建築面積の対象になります。
延床面積とは?
「延床面積」 = 各階の床面積を合計した面積
建物面積は、広い階の面積が該当していましたが、延床面積は全ての階の床面積を足したものになります。。
A)1階20坪/2階20坪
(1F20坪 + 2F20坪 = 延べ床面積40坪)
B)1階10坪/2階20坪
(1F10坪 + 2F20坪 = 延べ床面積30坪)
延床面積に含まないモノ
・バルコニー
・ベランダ
・吹き抜け
・ロフト(天井高1.4m以下)
・玄関ポーチ
・外部階段
延床面積の別名
延床面積は「延べ面積」や「建物面積」と呼ばれることもあります。
まとめ
建築面積と建物面積
とても言葉が似ているので要注意!
同じ建築面積でも家の形状によって家の広さ(延床面積)は変わってきます。
建築面積は建ぺい率を計算する際に必要になってくるものですが、
家の広さをしっかり把握するためには「建築面積」ではなく「延床面積」を確認するようにしましょう。
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