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注文住宅の基本知識

「室温25度」でも肌寒い…その理由は「温度差」にあり!?

2024.07.17

家づくり学校

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「室温25度」でも肌寒い…その理由は「温度差」にあり!?

※2022年4月16日投稿⇒2023年2月25日修正

4月中旬になりました。日中は暖かくなってきたこともあって、皆様のご自宅でも「暖房(エアコン)をつける頻度」は、少なくなってきたのではないか?と思います。

「家づくり学校」でも、出勤時に「暖房(エアコン)」をつけずとも、「底冷え」を感じないようにはなってきました!!(「底冷えするんかいっ!?」ってツッコミは聞こえない(∩゚д゚)アーアーきこえなーい)

…なってきました!!…なってはきたんですが…アドバイザー女性陣から「なんか寒いんで、エアコン(暖房)つけさせてもらいます…((´ω`)) ブルブル…」と言われることもあります…

「温度計は25度なのに、ナンデ寒く感じるの!?」

※画像は林アドバイザーの机にある温度計。25.5度を表しておりますから、家づくり学校内は「快適温度帯」なハズです…(汗)

 

室温の平均温度は約23度。しかし、表面温度は…


2022年4月16日のお昼頃。外気温は18度のポカポカ陽気です。窓のすぐ横に席がある林アドバイザー曰く「足元が寒い気がします…」とのことなので、サーモグラフィーカメラで撮影してみたいと思います…m(__)m

サーモグラフィー、オン!!

………
……

Σ(゚Д゚;)アラマッ


人体とPC周りが30度近くなのに対し、林アドバイザーの足元や窓は20度以下になっておりますね…。机回りがかろうじて23度位をキープしているイメージでしょうか。

 

表面温度の差⇒「体感温度」が低い原因!?


室温はそこそこ高い(25.5度)なのに、足元や窓側の温度が低い状態となれば、何が起こるか?というと、「熱が暖かい所から寒い所に移動」、すなわち『熱移動』が発生することになります!


※サーモ画像に熱移動のイメージを描き込みました。足元に、窓に、体温が奪われて行きます…っ!!


同時刻、家づくり学校内の別アングルにて。開口部(窓)と床で、かなりの表面温度差が発生しています…。

個人的に私は温度差に鈍感ですから、そこまで寒さは感じません。しかしながら寒さに敏感な方、特に冷え性気味な方だと「寒い!」と感じてしまうのかもしれませんね…。

 

エアコンの温度を上げても暖かくならない…?!


※イメージ

「寒いんだったら、エアコンの設定温度を上げたらいいんじゃないのか?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、前段でも説明したように「熱は暖かいところから冷たい所に移動する性質(熱移動)」を持っていますから、単純にエアコンの温度を23度⇒25度⇒28度と上げていっても殆ど意味がありません。

まず、エアコンで暖めた空気は部屋の上部に溜まっていき、代わりに冷たい空気が部屋の下部に溜まっていきます。暖めれば暖めるほど、その傾向が強くなります。

そうすると、ますます身体の体温は足元から「床」に奪われていきます。加えて「窓」が近ければ、そちらにも体温を奪われる状態にもなり、ますますもって「寒い」と感じる悪循環に陥る、というわけですね…(汗)

 

エアコンが効きにくい⇒電気代も掛かる…(汗)

さらに「スースー、スースーと熱が逃げる状態」であるということは「穴の開いたお風呂にお湯を溜める」ことや「冬場に穴が開いたジャケットを着こむ」ことと同じだったりします。端的に言うと「光熱費(電気代)」がバカみたい掛かるようになります…。


※バカみたいに掛かった光熱費!!(涙)

また、環境省が推奨している「快適性を損なわない範囲で省エネルギーを目指すための室温」は「夏季28度、冬季20度」だったりしますが、そもそも「室温25.5度でも寒いと感じる空間」では、そんなことは実現できません。

 

目指すべきは…「温度差が無い快適な空間」!

それではどうすればよいのか?というと、ズバリ「温度差が無い快適な空間」を作り出すことです。


※春先はもちろん、寒い冬でも↑のお家のように「温度差が無くて快適なお家」を建てましょう!!「寒いお家(春先でも寒いお家…)」は、悲しいですから…(´;ω;`)ブワッ

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