「室温25度」でも肌寒い…その理由は「温度差」にあり!?
2025.07.28
2022.04.16

4月中旬になりました(投稿時点)。日中は暖かくなってきたこともあって、皆様のご自宅でも「暖房(エアコン)をつける頻度」は、少なくなってきたのではないか?と思います。
「家づくり学校」でも、出勤時に「暖房(エアコン)」をつけずとも、「底冷え」を感じないようにはなってきました!!(「底冷えするんかいっ!?」ってツッコミは聞こえない(∩゚д゚)アーアーきこえなーい)
…なってきました!!…なってはきたんですが…アドバイザー女性陣から「なんか寒いんで、エアコン(暖房)つけさせてもらいます…((´ω`)) ブルブル…」と言われることもあります…
「温度計は25度なのに、ナンデ寒く感じるの!?」
※画像は林アドバイザーの机にある温度計。25.5度を表しておりますから、家づくり学校内は「快適温度帯」なハズです…(汗)
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家づくり学校
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室温の平均温度は約23度。しかし、表面温度は…
2022年4月16日のお昼頃。外気温は18度のポカポカ陽気です。窓のすぐ横に席がある林アドバイザー曰く「足元が寒い気がします…」とのことなので、サーモグラフィーカメラで撮影してみたいと思います…m(__)m
サーモグラフィー、オン!!
………
……
…
Σ(゚Д゚;)アラマッ
人体とPC周りが30度近くなのに対し、林アドバイザーの足元や窓は20度以下になっておりますね…。机回りがかろうじて23度位をキープしているイメージでしょうか。
表面温度の差⇒「体感温度」が低い原因!?
室温はそこそこ高い(25.5度)なのに、足元や窓側の温度が低い状態となれば、何が起こるか?というと、「熱が暖かい所から寒い所に移動」、すなわち『熱移動』が発生することになります!
※サーモ画像に熱移動のイメージを描き込みました。足元に、窓に、体温が奪われて行きます…っ!!
同時刻、家づくり学校内の別アングルにて。開口部(窓)と床で、かなりの表面温度差が発生しています…。
個人的に私は温度差に鈍感ですから、そこまで寒さは感じません。しかしながら寒さに敏感な方、特に冷え性気味な方だと「寒い!」と感じてしまうのかもしれませんね…。
エアコンの温度を上げても暖かくならない…?!
※イメージ
「寒いんだったら、エアコンの設定温度を上げたらいいんじゃないのか?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、前段でも説明したように「熱は暖かいところから冷たい所に移動する性質(熱移動)」を持っていますから、単純にエアコンの温度を23度⇒25度⇒28度と上げていっても殆ど意味がありません。
まず、エアコンで暖めた空気は部屋の上部に溜まっていき、代わりに冷たい空気が部屋の下部に溜まっていきます。暖めれば暖めるほど、その傾向が強くなります。
そうすると、ますます身体の体温は足元から「床」に奪われていきます。加えて「窓」が近ければ、そちらにも体温を奪われる状態にもなり、ますますもって「寒い」と感じる悪循環に陥る、というわけですね…(汗)
エアコンが効きにくい⇒電気代も掛かる…(汗)
さらに「スースー、スースーと熱が逃げる状態」であるということは「穴の開いたお風呂にお湯を溜める」ことや「冬場に穴が開いたジャケットを着こむ」ことと同じだったりします。端的に言うと「光熱費(電気代)」がバカみたい掛かるようになります…。
※バカみたいに掛かった光熱費!!(涙)
また、環境省が推奨している「快適性を損なわない範囲で省エネルギーを目指すための室温」は「夏季28度、冬季20度」だったりしますが、そもそも「室温25.5度でも寒いと感じる空間」では、そんなことは実現できません。
冬暖かく光熱費のかからない家にするには?目指すべきは…
それではどうすればよいのか?というと、ズバリ「温度差が無い快適な空間」を作り出すことです。
※春先はもちろん、寒い冬でも↑のお家のように「温度差が無くて快適なお家」を建てましょう!!「寒いお家(春先でも寒いお家…)」は、悲しいですから…(´;ω;`)ブワッ
冬暖かく光熱費のかからない高性能住宅にすることは、経済的にも環境的にも、そして私たちが健康・快適に暮らし続けるためにも不可欠であり、未来に向けた賢明な住まいの形です!
家づくり学校では、その辺りの大切なことを専門のアドバイザーがわかりやすくお伝えさせていただいております。
また、「快適な住環境を体感してみたい!」という方は、冬暖かく光熱費のかからない家を「体感」する機会もご用意しています。ぜひ家づくり学校にお越しください!
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