木材の種類と違い【住宅プチ知識】
2023.07.20
2021.10.26
木造住宅はもちろんのこと、住宅には「木材」は欠かすことのできない素材の1つです!今回は、その中でも住宅に使われることが多い3つの木材について書いていきます。
その香気は人々を魅了する【檜・桧】
最初にご紹介するのは、ヒノキ科ヒノキ属の針葉樹「ヒノキ(檜・桧)」です。
「ヒノキ」は古くから日本において、神社仏閣などに使われ続けているほど、建材に適している木材です。防腐・抗菌の作用があり長持ちする上に、その香りでリラックスすることもできます。用途としては、内装材やお風呂の浴槽から、桶や升などの小物まで幅広く利用されています。
ちなみに、「ヒノキ」は「檜」「桧」と二つの漢字がありますが、これは「檜」は旧字体で、「桧」が新字体というだけなので、どちらも正しい漢字です。
日本で一番マジョリティ【杉】
続いて紹介するのは、ヒノキ科スギ属の常緑針葉樹「スギ(杉)」です。
「スギ」は、日本の本州から屋久島まで分布しており、人工林の44%は杉です。また、日本において木材利用の約75%を占めるほど有用な木材と言われています。用途としては、建築のほか、古代から船材として利用されていたそうです。檜に比べて安価のため、お求めやすい木材と言えます。
DIYでお馴染み!【松・パイン】
最後に紹介するのは、マツ科マツ属の常緑高木「マツ(松)」です。
「マツ」といっても、アカマツ・クロマツ・ハイマツ・ゴヨウマツなど、世界中に100種類ほどあり、日本では門松などにされて長寿や慶賀の際にはよく用いられています。
ホームセンターでは、DIY用の木材として「パイン」が売られていますが、これは「マツ」の中でも特に北米産の「マツ」のことを言います。用途としては、建築材でその強度を活かして、階段材や床材に使われることも多いそうです。
ちなみに、秋の味覚として有名な「松茸」は「マツ」の中でも、「アカマツ」の根に生えるキノコです。木材としてだけでなく、食にも有用な「マツ」でした。
このように有名な木材だけでも、特徴があり、使われ方も様々です。用途にあった木材の選択も必要になってきますので、絶対にこの木が良い!というわけでもありません。しっかりとそれぞれの特徴を把握して木材を選んでいきましょう!
家づくり学校 公式動画チャンネル 公開中
新築をお考えの方に向けた基本セミナーの模様と個別相談の様子、オンライン相談の様子をダイジェストでご紹介する動画も公開中!ご予約を迷われている方!必見です!!!
セミナーのご予約、受付中です!
家づくり学校川越校では3密を避けてアドバイザーがマンツーマンで対応する個別講座を開催しています。皆様のご来校を心よりお待ちしております♪
個別相談のご希望の日時を個別相談予約フォームからお申込ください。
お問い合わせはHPより随時受け付けています。
お電話でのお問い合わせはコチラ⇒049-265-7422