換気システムの違い。一種換気、二種換気、三種換気を解説!
2023.09.16
2020.11.22
2003年の建築基準法改正によって、全ての住宅に24時間換気システムを導入することが義務化されてから、24時間換気もだいぶ身近なものになってきたのではないでしょうか?コロナウイルスやインフルエンザが流行する中、効率的な換気に注目が集まっているこのご時世。家づくりをする際に、どの換気システムを入れるか迷われる方も多くいらっしゃいます(^^;)今回はそれぞれの違いをご説明!!
一種換気(排気も給気も機械で行う)
第一種換気は、給気と排気を同時に機械で行う換気の方法です。そのため、室内と室外で空気の圧力に差ができにくくなります。ただ、機械分の初期費用がかかるので、価格が少し高くなってしまいます?集中ダクト式とも呼ばれるこの方法ですが、各部屋に均等に空気を送ることができるので、効率よく換気することができます!ダクト内の掃除は業者さんに頼む必要があるので、ダクトレスのものを選択される方もいらっしゃいます。
二種換気(給気のみ機械で行う)
第二種換気は、給気を機械で行い、排気を自動で行うやり方です。そのため、室内の圧力が大きくなります。一般的な住宅には、あまり向かず、無菌空間を作る必要があるクリーンルームなどに適しています。一般的な木造建築の場合、結露を起こす可能性が高くなってしまいます…
三種換気(排気のみ機械で行う)
第三種換気は、給気を自動で、排気を機械で行うので、部屋の圧力が外より低くなります。第一種換気と比べて、片方しか機械がないので、初期コストを抑えることができます!小屋裏や壁内への湿度の侵入を防ぎやすくなることもメリットです。しかし、気密が高くないと、うまく換気ができなくなるので、気密性必須です!
いかがでしたでしょうか?「24時間換気システム」といっても、色々種類があります。それぞれのメリット・デメリットをしっかり理解して、後悔のない家づくりをしていきましょう!
後悔しないために、まずは知識をつけよう!
「自分だけで勉強するのは大変…」「詳しい人に教えてもらいたい」「家づくりの基本から教えてほしい」
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