床下エアコン1台で全館冷暖房を実現させた平屋へ訪問!
2023.08.31
2023.01.11

あけましておめでとうございます!新年最初のブログは、新年一発目の見学訪問の様子をお届けしたいと思います。
今回お伺いしましたのは、御幸町に事務所を構える山栄建設(株)さん。何と27年前から性能住宅に取り組まれており、その知識・経験・技術は他社の追随を許しません。
昨夏、平屋のモデルハウスが完成されたとのことで、寒いうちに是非体感させていただこうと連絡したところ「望むところです!」と何とも頼もしいお返事をいただきました(笑)
ご訪問した平屋がこちら↓少し小高い丘の中腹にありました。
今回のモデルハウスは建築家がデザインした「casa」のコンセプト住宅「casa piatto」。26坪のコンパクトな平屋で、山栄建設さんはシニア夫婦の終の棲家を想定してつくったとのことでした。シンプルながら洗練されたデザイン性が楽しめます。
1メートル以上ある深い軒と傾斜が緩やかで平らに見える寄棟屋根が特徴。冬はあたたかな陽を取り込み、夏は厳しい日射しを防いでくれます。
今回のモデルハウスは、そんな「casa」のデザイン性と山栄建設さん独自の床下エアコン1台による全館冷暖房システムを組み合わせた、いわば最強のコラボレーション。
まず、お邪魔して1番に感じたことは床が冷たくない!むしろほんのり暖かくて心地よい!!
その秘密は…?
畳コーナーの畳を剥ぐと、その下に床下空間へとつながる穴がありました!
床下に設置されているのは、ダイキン「うるさら」の14畳用エアコン1台。こちらで全館冷暖房を行います。業務用ではなくごく普通の家庭用エアコンなので万が一壊れた時も安心です。
夏については、送風機によって送られた冷たい風が部屋の各所にあるガラリから出てくる仕組みですが、冬は風があると不快なので、床下エアコンによる輻射熱暖房で全館をあたためます。
山栄建設の山本建築部長によると、あたたかく感じる家の要素は以下の3つ。
・表面温度が高い
・風がない
・ある程度の湿度がある
ちなみにこのモデルハウスは大体40~50%の湿度で保たれています。床の表面温度はと言いますと、計測した値がこちら↓
23.4℃
だから床がヒヤッとしないわけです。ちなみにリビングの室温も21℃ありましたので、快適そのものです。お風呂やトイレ、寝室についてもほとんど温度差なく快適でした☆
実際、山栄建設さんが建てる家はそもそもの断熱性・気密性もバツグン。自社社員に気密測定士の有資格者が3名おられ、全棟で中間・完了2回の気密測定は欠かしません。
換気方法についてもしっかり教えていただきました。使われているのは第1種換気システムでマーベックス社の澄家です。
このモデルハウスは立地条件がよく眺望もバツグンで、いただいた美味しいコーヒーをすすりながら、しばし時間を忘れて寛いでしまいました。。。
山栄建設さん、ありがとうございましたm(__)m
実際に体感して、肌で感じることで分かるのが真の「快適性」です。1~2月にかけてまだまだ寒い日が続きますので、いまのうちに建物を体感するのがおすすめです!
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