建築の豆知識について学んでみました
2023.09.16
2021.06.07
家が建つまでに30数工程あると言われますが、そのうちの一つ、構造躯体の工法について見てみましょう。まず、大きく分けると5つの工法があります。
〇木造軸組工法(在来軸組工法)
・特徴・・・木の柱、梁、筋交いなどの「軸」で家を支える工法。柱と梁の接合は、木材の先端に突起(ホゾ)を作り、もう一方の木材を設けた穴とかみ合わせるのが基本。日本古来から伝わる建築技術です。建築コストは、使用する木材によって変わってきます。
〇ツーバイフォー工法(2×4工法)
・特徴・・・2×4インチの角材を枠で組み、構造用合板を打ち付けて、床、壁、天井を面で構成します。北米で生まれた工法で、枠組み壁工法とも呼ばれています。面で建物が支えられているため、耐震性に優れています。
〇鉄骨造
・特徴・・・鉄骨の柱と梁を組み合わせて骨組みを作る構造です。鉄骨材料には、H型鋼、丸形鋼管など、規格化されたいろんな形があり、強度、施工のしやすさやデザイン性に合わせて使用されます。設計の自由も高く、3階建て以上の建物にも対応可能です。
〇鉄筋コンクリート(RC)造
・特徴・・・現場で鉄筋を配筋して枠を組み、コンクリートを流し込んで組み立てる工法。鉄筋コンクリート造には、梁と柱で荷重を受ける「ラーメン構造」と壁で荷重を受ける「壁構造」の2種類があります。基礎から屋上まで一体化して作るので安定感があります。耐火性・耐久性・遮音性に優れています。
〇プレハブ工法
・特徴・・・工場で規格生産された壁・床・屋根などの部材を現場で組み立てる工法です。構造体の種類によって木質系、鉄筋系、コンクリート系などがあります。「プレハブ」とは、「前もって製造された」という意味を持つそうですよ。手間がかからず、工期も短縮できる工法です。
出来上がってしまうと確認することができない部分ですので、自分達の家がどんな風に建っていくのかを見ておくのもいいですね。工事もしっかり見ていくと、より一層自分達を守ってくれる家が愛おしく感じられますよ♪
構造見学会なども参加してみるとおもしろいですので、ぜひご案内させてくださいね。
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