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失敗談から学ぶ!玄関/外観で見落としがちなポイント

失敗談から学ぶ!玄関/外観で見落としがちなポイント|イメージ

玄関・外観は家の顔。とても重要なところですが、注意ポイントは見た目ばかりではありません。

 

暮らしやすさを損なわず、好印象を与えられる玄関・外観の間取りや外構を見ていきましょう。今回は、家づくり経験者の失敗談や成功談をもとに、ここは要チェック!というポイントをまとめました。

 

  1. 玄関・外観の失敗談
  2. 玄関・外観の成功談
  3. 好印象と暮らしやすさの両立がポイント!

玄関・外観の失敗談

大通りに面した玄関が嫌

失敗談:

大通りに面した我が家。あまり深く考えずに玄関も大通り向きに。ゴミ出しの時やちょっと庭に出るときも人目が気になる。防犯を考えると安心だが、日々の暮らしを考えると、玄関の場所を考える、外構を工夫するなどすべきだった。

 

アドバイス:

防犯面を考えて玄関を大通り向きにした場合も、庭の配置などまさに外構を工夫することで、大通りからの視線を遮ることができます。

風通しが悪く、ニオイがこもる…

失敗談:

玄関は広めにとり、扉のない大きな収納も設けた。コートや靴などを収納するのにとても便利だけれど、換気が不十分で、なんとなくイヤなニオイがリビングに流れてくることも…。風の流れや換気のことに気をつけて考えればよかった。

 

アドバイス:

暮らし始めてから気づく部分ですが、イヤなニオイに悩まされながら生活するのはつらいですよね。

 

家を建てる前の段階では、家全体を風の通りを意識した間取りにすることがなにより重要。特に窓の位置によって、換気の際の風通しのよさなども変わってきますから、じっくり考えましょう。専門家に相談するのがベストです。

庭全体を土にしたら草取りが重労働に…

庭

 

失敗談:

子どもが土に触れられるようにと広い庭を全て土にしたら、とにかく草取りが大変。夏には一週間ごとに生えてくるし、砂利でもまこうかな…。

 

アドバイス:

お子さんが大きくなって土を触らなくなったら、もっと処理が大変になりそうです。

もちろん、除草剤を巻いたり芝生をはやすなど後からでも工夫は可能ですが、用途に応じて庭の一部分だけを砂にするなど、予め考えておくべき点ですね。

 

お子さんが大きくなってからのことも含め、将来の暮らしを想像してみると、家づくりの後悔は少なくなるはずです。

玄関が狭くて圧迫感

失敗談:

LDKを広くしたくて、玄関の広さを削った。出入りするだけの場所だしと安易に考えていたけど、玄関を開ける度に圧迫感を感じることに。毎日使う家族も、たまに訪れる人にも「狭い家」という印象になってしまい、玄関の広さは大事だなと痛感している。

 

アドバイス:

玄関は家の顔の一部。外観とともに、来客に家の第一印象を与える部分です。また、あまり狭すぎると、靴をはくときや家族ででかけるときなどに困ることも。

 

人の印象に関係するのは、実際の広さだけではありません。奥行や幅のバランス、照明の具合など、ちょっとした工夫で広く見せられることがあります。玄関はこれ以上スペースをとれないけど、なるべく広く見せたくて…という方は、ぜひ専門家に相談してみてくださいね。

後回しの外構が恥ずかしい

失敗談:

外構はあとからすればいいと思い、早5年。いまだ手付かずのまま。面倒になってきたこともあるし、お金のこともある。新築時に外構まで含めたプランニングをしておけば良かったなと今では思っている。

 

アドバイス:

暮らし始めてしまうと、日々の生活に追われて手をつける暇がなくなります。しかし、外構は外観を含め家の第一印象を決める部分。

 

色々決めることがあって大変だし、実際に建ててみないと家の雰囲気が分からない。暮らすうえで不便なことはないし、外構はとりあえず後回し…という気持ちになってしまう方もいるかもしれません。

 

ですが、家の雰囲気にあうものを後から別で、と思うとそれこそ一苦労です。家の外観などを決める過程で、専門家と意思の疎通もできてきますから、その段階で外構のことも話し合っておくのがベター。

 

住んでから「外構どうしようかな…」ともやもやしなくていいように、ぜひ外構のこともあわせて考えておきましょう。

ベランダが狭すぎる

失敗談:

ベランダの奥行きが狭すぎた。布団が一枚しか干せない上に、窓の幅も狭いので布団を持っていくのが大変。風が強いと洗濯物が壁につく上に、洗濯物を干した後はカニ歩きでないと通れない。

 

アドバイス:

洗濯物は意外と重労働。動線が確保できていないと、そのつらさは日に日に蓄積されます。ベランダに洗濯物を干すという方は、それを見越して充分なスペースを設けておくことが大切です。

 

洗ってから干すまでの移動をなるべく少なくし、家事の負担をなるべく軽減できるような間取りにしておきましょう。

 

もっと詳しく知りたい方は、家事楽な間取りを実現!家事動線の4つのポイントをご覧ください。

 

玄関・外観の成功談

来客用と家族用の玄関がとっても便利

成功談:

玄関を来客用と家族用に分けてつくった。来客用の玄関はいつでもきれいに片付いているので、急な来客にも慌てなくてすむ。家族用には大きめの収納もつくっているので、子どもたちの部活用品や掃除道具もたっぷり収納できる。このスペースは本当に良かった!

 

コメント:

普段使う場所はどうしても汚れがち。毎日掃除して、必ずきれいな状態に…というのはなかなか難しいですよね。

 

玄関を来客用と家族用にわけてつくることで、すっきりと片付いた印象を与えることができます。

駐車場はコンクリートにして正解

 

成功談:

雨が降っている時に玄関が土でよごれるのがイヤで、駐車場をコンクリートに。少し費用はかかったけれど、雨の日も綺麗な玄関に大満足。

 

コメント:

駐車場で靴の裏についた土でそのまま玄関がどろどろ…なんて経験、みなさんもあるのではないでしょうか?

 

さらに、駐車場が土だと車へ乗るときにも土や落ち葉があがってしまいます。日々のストレスを軽減する、よいアイデアです。

洗面室横のベランダで物干しが楽に

成功談:

洗濯物をすぐ干せるようにしたくて、洗面室の横にベランダを配置。重い洗濯かごを持ってあちこちしなくていいので、とても楽で助かっている。

 

コメント:

失敗談のなかでもお話しましたが、家事動線というのは非常に重要です。なかでも、洗濯は女性にとって重労働です。

 

洗ってから干すまで、取り込んでから畳むまで、これらの動線を考えた間取りにすることで、時短にもなります。

好印象と暮らしやすさの両立がポイント!

玄関と外観は家の顔になる部分だから、とにかく見た目をきれいにしたい。来客にいい印象を与えたい。

 

けれど、それで自分たちが暮らしにくくなってしまっては本末転倒です。来客に与える印象のよさと、暮らしやすさを兼ね備えた家にできるよう、熟考してみてください。

 

専門家に要望を伝えて、意見やアイデアを聞いてみるのもおすすめです。もちろん、家づくり学校でも無料相談を受付中ですので、お気軽にお越しくださいね!

 

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