いよいよ12月 ヒートショックの冬がやってきます!
2023.09.19
2022.11.20
築43年のご実家を建て替えたいというT様。現在は賃貸にお住まいですが、たまに実家に帰ると、冬はエアコンとコタツをダブルで使うも寒くて寒くて、一人で暮らす78歳のお母様のことが心配とのこと。今回、実家でお母様と同居することになったのを機に、とにかく「冬暖かく過ごせる家にしたいんです」との強いご要望がありました。
真冬、暖房しているにも関わらず、家の中でも厚着をしていないと夜は過ごせないとか・・・これはかなり深刻な状況です。暖房しているのに寒いのは、「断熱不足」と家に「隙間」があるから。外の冷たい空気が隙間から入り込み、せっかく暖めた空気は外へ逃げてしまう。これではどんなにガンガンに暖房しても意味がありませんよね。穴の空いた浴槽にお湯を溜めようとしても溜まらない、穴の空いたジャケットを着たらスースーする。そんな状況です。この家の断熱性を上げ「隙間」をなくせば、少ないエネルギーで効率よく暖房でき、暖房している部屋だけでなく家の中が一定の快適室温に保たれます。エアコン1台で家中快適な室温に、なんてことも事実できてしまうのです。
「冬、家の中の温度差の少ない家」これ、重要なポイントです。この部屋ごとの急激な温度変化(ヒートショック)が原因で亡くなる方が、年間17.000人以上(交通事故死者の約4.5倍です)と言われています。暖房しているリビングは暖かいけれど、一歩廊下に出たらゾクッ!トイレに行ったらゾクッ!お風呂に入るために脱衣室で震えながら服を脱ぎ、熱いお風呂に入る・・・この急激な温度差が体に大きな負担となります。こんな家庭内での事故を防ぐためにも、快適な温熱環境の住宅にしたいものですね!
今回「冬暖かく過ごせる家」にするために必要な知識をしっかりと学んで頂きました。 これから寒くなる季節です。ぜひ一度「真冬でもエアコン1台で過ごせる家」を体感しませんか? 何回もできない家づくりです!後悔の無いよう「何事も知った上で選択」することが大切です!
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