太陽光パネルの設置費用
2023.10.25
2021.10.07
■平均価格は?
太陽光パネルの平均価格は約20万円です。パナソニック社さんやシャープ社さん、東芝社さん、、いろいろなメーカーから出ており、エアコンやテレビなんかと一緒で、もちろん高性能のものほど高くなり一概には言えないのですが、予算観を掴むうえでは20万円×自分の載せたいキロワット数でよいかと思います。
そして載せるキロワット数は本当にピンキリです。4人家族の電気代を賄うためには4~5kWあれば十分かとは思うのですが、余剰電力を売りたい、貯めておきたいと考えていらっしゃる方はもう少し載せるのもアリかとは思いますが、そうなるとかなりの初期費用が必要になるのでどう進んでいくのがお得かのシミュレーションは必須です。
■その他費用
太陽光のパネル自体の価格は上記であげた通りですが、建物でいう「付帯工事」のように、実際におうちで活用していけるように本体価格以外のお金がもろもろかかってきます。
まず、パワーコンディショナー(通称:パワコン)の設置は必須です。これは発電した電気を家庭用の電気に変換してくれる機械です。この機械がないとせっかく発電しても意味がなくなってしまいます。パワコンだけ買われる方って少ないと思うので相場が難しいところですが、約20万円くらいです。
あとは発電モニターや架台も必要です。発電モニターはインターホンのモニターの近くに設置しているおうちが多いですが、おうちの中で現在の発電量、売電量、消費電力などを確認することができます。太陽光パネルの発電量だけでなく、おうち全体の消費電力量を確認し管理することができるHEMSも最近人気です。こちらも性能によりますが、大体10万くらいを想定しておくとよいかと思います。
そして、架台というのは屋根の上に載せるための土台です。スレート瓦なのか、ガルバリウム鋼板なのかという屋根材によっても変わってきますが、特に陶器瓦はあまり太陽光パネルとの相性がよくなく追加費用がかかってくるかと思われます。
あとはもちろん、それらを設置する工事費も必要!施工業者さんにもよりますが、7万円くらいが相場でしょうか…。ただ、足場をイチから組まないといけない状況だと絶対この価格では収まらないと思います。新築時につけるという前提での相場価格です!
■リースもあります
最近はリース契約を結ぶ方も増えてきています。工事費まで諸々リース会社さんが負担しますが、売電分の利益は全てリース元が持っていくという契約内容が多いかと思います。
初期負担ゼロで導入できるというのはとっても魅力的ですが、固定買取制度が終わった10年後は保証がなくなったり、メンテナンスは実費負担だったり、契約内容は各社さまざまだったりしますのでよ~くご確認のうえ検討してみてください!
普段、消費者であるお客様の生の声を聞くと、「載せなくてもいいかな~」という声が正直圧倒的なのですが、国としては省エネなZEHを推奨してはいます。
暮らし方に大きく関わるところになりますので、しっかりと情報を集めてご選択いただきたいです!情報集めはぜひ家づくり学校をご利用ください!
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