駐車スペースのスタイルもさまざま。ガレージ?ビルトインガレージ?カーポート?
2023.07.26
2022.10.09
駐車スペースは主に2種類にわけることができます。3方向から壁に覆われている『ガレージ』か、『カーポート』といわれる、柱+屋根のみで造られるタイプがあります。私は以前、車を持っていたのですが、賃貸アパートの駐車場が空いていなかったため、近くの駐車場を借りたのですが、値段が高いわりに屋根がないところでした。屋根ありの駐車スペースが夢ですが、家づくりにおいてもガレージにするかカーポートにするかで違いが出てきます。
カーポートとは?
柱と屋根のみですので、ないよりかはいいくらいのイメージです。基本装備だと雨は防げますが、風に弱いのが特徴です。オプションで遮熱性のあるものや、雪に強いものを選ぶことができます。
値段が安いことが特徴で、大体10~50万円程で造ることができます。しかし屋根部分をウッドデッキにし、住居の2階とつながるようなものにすると100万円程かかります。
ビルトインガレージとは?
ガレージには2種類あります。一つ目はビルトインガレージ、そして後述する独立型ガレージです。
ビルトインガレージは住居の一部を車庫として使うものを指します。つまり住居一体型です。メリットとしては車庫と住居がシームレスなので、雨風に影響を受けずに、車庫と住居間を行き来できます。加えて5分の1を上限に延べ床面積に含めない為、容積率の緩和を受けられます。
デメリットは、住居スペースを圧迫されてしまうことです。一階部分が制限されてしまうことによって、水回りを2階にもってこなくてはいけなくなる可能性があります。
値段は50万~100万程でできますが、増設の場合200万程かかる場合があります。
独立型ガレージとは?
建物とは分離された車庫、住居とは別にガレージが建てられているタイプのことを独立型ガレージと呼んでいます。メンテナンス性が高いため、増設や改築がし易い点があげられます。デザインも融通が利く為、お気に入りのガレージを作れるのもメリットです。
デメリットは大きい敷地面積が必要な点です。独立型の場合、建築面積がそのまま延べ床面積に算入されてしまうため、注意が必要となります。値段的にも上記2つよりかかってくる場合があります。原因はデザインです。規格タイプの場合20~70万程度で済みますが、見た目がシンプルで味気ないものが多いです。注文タイプだと、見た目が自分好みにできるため、オリジナリティがあり格好の良いものが建ちますが、お値段が高くなります。100万円からがスタートラインとなるでしょう。
何を求めるかで選択!
大きさやメリットによって値段が変わってくるのが『ガレージ』『カーポート』です。カーポートは安く造れる代わりに、雨風の影響を強く受けるでしょう。都心などの土地の高いエリアでは、予算を圧迫する原因にもなります。ビルトインガレージは、コンパクトな家づくりに貢献してくれますが、建築面積を圧迫したり、カーポートよりもお値段がかかってしまいます。独立型ガレージは、建築の幅が魅力ですが、規格にすると味気ない印象を与えてしまったり、格好のいいものを建てようとすると、コストがかかってしまいます。皆様がどういう生活スタイルなのか、再確認をして頂き、自分にあった駐車スペースを選択しましょう!
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