何事も「トータルコスト」で考えることが大切!
2023.09.16
2019.04.30
家づくり学校でも常日頃お伝えしている「トータルコストで考えることの大切さ」。それについて先日、プライベートでも実感する機会がありましたのでご紹介したいと思います。
それは、保険の見直し時に遭遇しました・・・。
私も人生の折り返し地点といわれる40歳を越えた身でして、保険も色々と掛けていたりします。ただ最近、ちょっと掛けすぎているかなと思う節もあり、見直しを掛けることにしました。
で、今回は保険Aと保険Bという2社の商品を比較してみることにしました。尚、保険自体は「自分が亡くなった際、葬式代ぐらいは保険から出せるようにしたい」という目的で掛けているものです。
保険Aは55歳までの更新型で月額費用は8000円。対して保険Bは年齢制限がない終身型で月額費用は10000円です。現在40歳ですから、15年後の55歳までに掛かる総額を見てみますと・・・
保険Aの総額費用は1440000円、一方で保険Bの総額費用は1800000円となっています。そもそも月額で2000円の差がつきますし、15年間の総費用で比較しても保険Aの方が360000円ほどお得ですね。
ところが55歳以降の状況を見てみると、それが一変します。といいますのも保険Aは55歳までの更新型。なので、55歳以降はその月額費用が変わってくるからです。
具体的には保険Aで今までと同じ保障を得ようとすると、月額費用が15000円(70歳までの定期保険)に跳ね上がりました。一方で保険Bは終身型のため、月額費用は10000円で据え置きになります。
そうすると55歳から70歳までの総費用で見てみますと・・・
保険Aの総額費用は2700000円、対して保険Bの総額費用は1800000円となってきます。月額5000円の差がつくことで、今度は15年間の総費用で保険Aの方が保険Bよりも900000円ほど高くなってしまいました!
ということは、ですよ?40歳から70歳までの「トータルコスト」で考えてみると・・・
保険Aの総費用は4140000円となり、保険Bの総費用は3600000円となってきます。そうなんです、保険Aの方が540000円ほど割高になってしまうということなんですね。
55歳までのことだけを考えると、保険Aの方が安いことは間違いありません。ただ、今回の保険の目的は「亡くなった時に葬式代を捻出したい」ということですから、人生100年時代、55歳以降の人生のことも考える必要はありますよね?
となると今回のシミュレーションでは「保険Bの方がトータルコストの観点からもお得」ということが伺えるかと思います。
そして・・・本ブログの冒頭でも申し上げましたが、お家づくりにおいても同じことが言えます。例えば、お家を建てた後に毎月掛かってくる光熱費。
建築費用で差がついても・・・月々の光熱費でその差がドンドン詰まってくる可能性があるかも?そして、10年後にはトータルコストが逆転しているかも?ということも、これからのお家づくりでは考える必要があるんですよね。
その辺りもしっかり知った上で、後悔しないお家づくりを進められてくださいね!!
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