盛土と切土の違いは何?
2023.09.16
2021.10.06
切土と盛土、違いはなんでしょう??
切土や盛土を含めて、山や丘などの土地を宅地にかえることを宅地造成(たくちぞうせい)といいます。
また、宅地造成によってつくられた宅地を造成地(ぞうせいち)といいます。
宅地造成工事規制区域内で、切土・盛土を行う場合には、宅地造成等規制法により都道府県知事の許可が必要になります。
切土
高い地盤・斜面などを切り取って平坦にして造成地を作る作業方法です。
切土の特徴は、もともと地盤の固い山地や丘陵地の締まった土をそのままその場に使うため、比較的安全な地盤を保てることです。実際に盛土に比べると切土は、災害に対して耐性が高いと言われていて、住宅を建てる上で安全面で優秀だと言えそうです。
盛土
低い地盤・斜面などに土砂を盛り上げて平坦にして造成地を作る作業方法で、他には湿地帯や畑・水田などを埋め立てる際にも用いられる方法です。
盛土の特徴は、人工的に盛った土のため、どうしても地盤が緩くなってしまうことです。
地盤改良工事やしっかりと転圧をかけてあったとしても盛土後数年しないと地盤が安定しないと言われます。また豪雨などの水害にも弱くなります。
切土と盛土の境界線
山や丘を造成して住宅地とする場合、山の一部を切り崩した土を盛土として再利用し、傾斜部分をならして造成されます。この切土と盛土の境界をまたぐ形で家が建築されると、地盤の硬さに違いがあるため、新しい土を入れた盛土側が沈下しやすい傾向がみられます。
まとめ
大規模盛土造成地マップや重ねるハザードマップなど参考になさってみて下さい。
ただ、熟読しすぎると・・・『あっちもこっちも危険!!危険!!』と家を建てる場所がなくなってしまいます(´∀`;)
土地購入の際には、建築を検討中の工務店さん2社程度からプロの目でチェックしてもらいましょう♪
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