BELSって?
2024.07.17
2023.04.19
皆さん良く性能を重視しているようなところからBELSというワードを良く聞くと思います。
今回はこちらのブログでBELSについて解説していきます。
BELSとは、Building-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略称で、建築物の省エネ性能(燃費)について、評価・認定する制度のことを示しています。
BELSは「建築物の省エネ性能」を認証するための制度の一つとなり、建築物省エネ法に基づいて登録を受けた第三者評価機関が評価するため、独自の評価と比較して信頼性が高いという特徴があります。また、新築の建物だけではなく、既存の建物でも評価することが可能です。
「BELSとZEH(ゼッチ)の違いって?」と混乱される方もいますが、BELSは性能を示すための制度、ZEHは住宅の種類を指す言葉なので意味が変わってきます。
BELS(ベルス)プレートに表示される性能
BELSを取得した建築物には、上の図のような「BELS(ベルス)評価書」が発行されます。
BELSプレートには、下記の性能についてそれぞれ記載されています。
- 削減率の値に応じた★マーク(5段階で表示されます)
- 基準一次エネルギー消費量に対する削減率
- 省エネ基準・誘導基準それぞれに対する建物のレベル
- 一次エネルギー消費量基準への適合可否
- 外皮基準値および適合可否
BELS(ベルス)を取得するメリットは?
1.建物の省エネ性能が5段階表示され、分かりやすい
BELS(ベルス)は、建物の省エネ性能(燃費の良さ)が1~5まで5段階で表示されます。建物の省エネ性能に対する専門知識がない方でも省エネ性能が5段階表示されるため分かりやすいという点はメリットの一つだと言えるでしょう。
2.第三者機関による評価なので信頼性が高い
ハウスメーカーや工務店などのパンフレットで見かける様々な数値は、住宅会社それぞれの独自評価であることが多く、自社のモデルハウスや実験棟などでデータを取得していることもあります。
BELSは各住宅会社による基準ではなく、第三者機関による評価なので信頼性が高いです。
3.ゼロエネルギー住宅の補助金制度の申請に活用できる
ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)とは、一次エネルギー消費量の収支がゼロになることを目指した住宅のこと。わかりやすく言い換えると、「家で消費される電力よりも、創り出される電力の方が多い住宅」だと言えます。近年、環境省・国土交通省・経済産業省の3省が連携し国をあげてZEHの推進に向けて取り組んでいます。
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