住宅会社が潰れちゃったらお家はどうなるの！？ ～制度から見るお家のあれこれ～
2023.09.16
2020.09.24
家づくり学校のにいらっしゃる方で、最近多いご意見が…
「家づくりしている途中に住宅会社が倒産したらどうなるんですか？」「お家が建った後、会社が倒産したら保証ってどうなるの？」
という質問をいただきます。人口減少社会に突入している今の日本で、2020年から2030年の10年間のうちにお家を建てられる「ファミリー層」の方々が30％減少すると言われております。それにより住宅会社は40％要らなくなると言われており、これは大手住宅会社も例外ではありません。
人生で一番大きい買い物と言える、お家。そのお家づくりをしている途中やお家が完成した後で住宅会社が倒産するといった事態に陥った場合、どうなってしまうのか？今回は、いくつかのパターンで説明していきます。
お家が建っている時に倒産した場合…
注文住宅の場合、「住宅完成保証制度」に入っていた場合、工事途中に倒産して中断することがあれば、住宅保証機構が増嵩工事費用や前払金の損失の一定割合を保証してくれます。
ただし、この「住宅完成保証制度」を受けるためには、建築会社が完成保証制度の登録事業者で、建築請負契約の際に住宅完成保証制度の保証を受けることを確認しておかなければなりません。
また、この「住宅完成保証制度」に登録している会社自体そこまで多くないため、請負契約前に確認しておく必要があります。
参考資料：株式会社 住宅あんしん保証 住宅完成保証制度について
https://www.j-anshin.co.jp/item/kanseihosho/kanseihosho_01.php
住み始めた後に倒産した場合…
瑕疵担保責任保険に加入していれば、瑕疵の事故（欠陥住宅）であれば、国が10年間保証してくれます。一般的な保険制度となんら変わりなく保証してくれます。
それ以外の場合…
他の住宅会社で有料で依頼していただくことになります。
いかがでしょうか？今回は、お家建設中での住宅会社の倒産・お家が建った後の倒産というパターンで見ていきました。夢のマイホームを考えていく中で、万が一のことも考えておくことは需要です。もし、気になっている住宅会社がこの先大丈夫なのかどうしても気になる方は、家づくり学校の個別相談でお答えできますので、ぜひご利用ください。
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