【建替え時の諸費用】仮住まいの費用はどのくらい?
2023.10.25
2022.07.31
現在お住まいの家を建て替える場合、一度建物を解体する必要がありますので、その期間は別のお住まいを探して引っ越しする必要があります。建て替えを検討する上でほぼ必須となる仮住まい費用について解説します。
仮住まいの期間
現在の家を解体してそこに新しい家を建てる場合、およそ解体から完成まで5~7カ月程度はみておいた方がいいと思います。
木造住宅だと、解体工事に2~3週間、新築工事に5~6カ月ほどです。
リノベーションの場合は工事を進めている段階で「想像以上に柱がシロアリに喰われている(-_-;)!!」と予想外のことが起こり工事期間が延びたりすることがありますが、建替え(新築工事)の場合は事前に工程を組むのでイレギュラーなことは少ないです。(※今は建築資材の不足や輸入の遅延の関係で食洗器やトイレの供給が間に合わなく引渡しがズレることも!)
リノベーションをご検討されている方はぜひこちらもご一読ください。
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!予想外に期間が長くなることも
途中で地盤改良を行う場合もっと時間がかかることがあります。体感では傾いていないと思っていても、検査をしてみたら土が雨などの影響で漏れ出していて若干基礎ごと傾いていたという事例も実際に聞いたことがあります。大掛かりな検査は解体工事後になるかと思いますが、簡易的な検査は住みながら行うことができますので、ぜひ事前にチェックしてみてください。
仮住まいの費用
さて、どのくらいの期間仮住まいをするかで費用も大きく異なってきますが、平均的な費用の相場は約100~150万といわれています。2回の引っ越し、敷金礼金などが嵩み結構な費用に…。工事期間が短く済みそうであればマンスリーマンションなども検討してもいいかもしれませんね。
■費用の内訳 家賃10万円の賃貸に7カ月住む場合のシミュレーション
家賃 | 約70万 |
敷金/礼金 | 約30万 |
火災保険 | 約1万 |
仲介手数料 | 約10万 |
清掃費用や鍵交換 | 約3万 |
引っ越し代(2回) | 約20万 |
合計 | 約134万 |
半年以上の住み替えが必要な場合、賃貸で一時的に入居されている方の割合が多いです。
1~2カ月程度で工事が終わるリフォーム・リノベーションの場合、ホテルに暮らされるケースも!ホテル暮らしの場合は、家財をトランクルームや貸し倉庫などに保管する必要があるので、その費用も別途必要になります。
ちなみに、トランクルームは3畳以上の広さを目安に探されるといいかと思います。その場合、費用は15,000円~25,000円/月くらいが相場です。
費用を抑えるコツ
●URを検討する
URは礼金と仲介手数料がゼロなのでほぼ2カ月分のコストをカットすることができます。敷金は支払う必要がありますが、退去時に修繕が不要だと返金されますのでかなり負担を抑えられます。
神戸はとてもきれいなURが多い印象です!保証人も不要なので、借りるときのハードルが低いのもいいところかと思います。
●仲介手数料無料の不動産会社さんに問い合わせる
基本的に賃貸の場合、不動産会社さんへ支払う仲介手数料は家賃1カ月分が相場ですが、中には家賃の半額、あるいは無料に設定している不動産会社さんがあります。ネットで賃貸を調べると下の方に取扱い不動産の一覧が載っているかと思いますが、別にその一覧になくても調べて鍵の手配などしてくれますので物件探しからスタートするのではなく、不動産会社さん探しからスタートするのもありですよ!
●外構は後回し
仮住まいの期間をなるべく短く済ませるというのも手のひとつです。外構は入居後でも施工することができますので、工務店さんに相談してみてください。
物件探しのポイント
一般的な賃貸探しよりも選択肢が少ない
仮住まいの壁はそもそも「借りれるかどうか」にもあります。借りてもすぐに出ていくことになりますから、貸す方からしたらまたすぐ補てんしないといけない、、と消極的になりがちです。それに、たとえ仮住まいであっても入居審査はありますから、転職したばかりや、ご高齢の方などは住まい探しが難しい場合もあります。
ペットがいらっしゃる方はペット可物件であることが必須条件になりますから、多少エリアを拡げることも覚悟のうえ検討を進めてください!
依頼先の住宅会社さんに紹介してもらう
建替えが得意な住宅会社さんは仮住まいの手配が得意な不動産会社さんとのお付き合いもあるでしょうから、まずは建築をお願いする住宅会社さんに相談するのが一番かと思います!家づくり学校のお客様も多くがその流れで進めてこられました。
家づくり学校が行っている住宅会社さんをご提案するサービスもそうですが、どこかはじめましての場所に訪問する際に一見さんではない状況というのはとても心強いのではないかと思います。
今まで仮住まいのハードルを乗り越えて何棟も工事をしてきたわけですから、きっと過去の事例など有力な情報が得られるはずです!
まとめ
一時的な住まいとはいえバカにならない金額ですし、郵便や電気・ガス等の手続きも必要になる大掛かりな作業になります。だからこそ、妥協せずにゆっくりと選んでいただきたいので、後回しにするのではなく、住宅会社さんが決まって詳細の打ち合わせがはじまったら同時並行くらいの気持ちで探し始めていただけたらと思います!
一部減築や部分的な改修の場合に住んだまま工事を行うケースもありますが、9時から17時頃までほぼ毎日業者の方が出入りして家の中にももちろん入りますので、思ったより疲れたという声も聞きます。
建築の費用はもちろんですが、その他の諸費用まで資金計画にいれてもらって総額をみたうえで検討を進めていきましょう!
そもそも、建替えがいいのか?リフォームがいいのか??そういったお悩みはぜひ家づくり学校にご相談ください(*^-^*)
まずはセミナーから聞いてみよう!という方はこちらからどうぞ!