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注文住宅の基本知識

建ててよかったと思える「良い家」とは?住み心地のいい暮らしをかなえる6つの条件

2025.07.23

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建ててよかったと思える「良い家」とは?住み心地のいい暮らしをかなえる6つの条件

せっかく家を建てるなら「家族みんなが心から満足できる家にしたい」と考えるのは当然のこと。

では、建てた人が本当に「建ててよかった」と感じている“良い家”にはどんな特徴があるのでしょうか?

間取りや設備だけでは測れない、暮らしの中でじわじわと実感する快適さ。この記事では、そんな“良い家”に共通する6つの条件をわかりやすくご紹介します。

さらに、それをどう実現するかのポイントも家づくりの流れに沿って解説。これから家づくりを始める方にとって「後悔しない家づくり」の判断基準がきっと見えてくるはずです。

この記事を監修した人

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1.「良い家」とは?6つの条件を解説

「良い家って、結局どんな家のこと?」これは家づくりを始める多くの方が最初にぶつかる疑問です。

外観が立派、設備が豪華、高級感がある…それらも魅力のひとつですが「本当に建ててよかった」と感じられる家には、見た目だけでは語れない“住み心地のよさ”が備わっています。

この章では、多くの家づくり経験者が「この家にしてよかった」と実感している“良い家”の6つの条件を詳しく紹介します。

「良い家」の条件とは?

  • 一年を通して快適な温熱環境が保たれている
  • 光熱費を抑えられる省エネルギー性能が備わっている
  • 地震などの災害に対する備えがある
  • 空気環境や素材に配慮し、健康的に暮らせる
  • 建物の耐久性が高く将来のメンテナンス負担が少ない
  • 家族の価値観や暮らし方に合った“心地よさ”がある

これから家を建てるうえで、「自分たちにとって本当に大切なことは何か?」を見つめ直すヒントとして、ぜひ参考にしてください。

①一年を通して快適な温熱環境が保たれている

「夏は涼しく、冬は暖かい」。これは多くの人が理想とする住まいの条件です。一年を通して快適な室温を保てることは「良い家」に欠かせない基本要素のひとつです。

たとえば、冬の朝に足元が冷えたり、夏の2階に熱がこもって寝苦しい夜を過ごしたり…。こうした日々の不快感は、どんなに内装や設備が立派でも、暮らしやすさを大きく損ねてしまいます。

日本は高温多湿かつ寒暖差が大きい気候のため、外気温の影響を受けにくい断熱性・気密性に優れた住宅が重要です。

さらに、温熱環境の快適さは健康にも直結します。特に冬場、暖かいリビングと寒い脱衣所との温度差によるヒートショックは、高齢者にとって大きなリスクとなります。家全体で温度差が少ないことは、家族の健康を守る“良い家”の条件とも言えるでしょう。

②光熱費を抑えられる省エネルギー性能が備わっている

「良い家」の条件として欠かせないのが、光熱費を抑えられる省エネルギー性能です。

断熱性・気密性に優れた住宅は、夏の暑さや冬の寒さに影響されにくく、冷暖房に頼りすぎなくても快適に過ごすことができます。つまり、快適な住まいであればあるほど、結果的に光熱費が少なくて済むのです。

また、エネルギー消費が少ない家は、CO₂の排出も抑えられ、環境にもやさしいというメリットがあります。高騰する電気代への対策だけでなく、地球環境への配慮という視点でも、省エネ性は今後ますます重要になります。

家計と地球、どちらにもやさしい家。それが、現代における「良い家」の大きな条件のひとつです。

③地震などの災害に対する備えがある

日本は地震や台風などの自然災害が多い国です。そのため「安心して暮らせること」は家づくりの大前提でもあります。

どれだけデザインや設備が整っていても、災害時に命や生活が脅かされる家では「良い家」とは言えません。たとえ災害が起きても倒壊や損傷のリスクが低く、家族を守ってくれる家であることが重要です。そうした安心感こそが、日常の何気ない時間にも「この家に住んでいてよかった」と思える理由につながります。

④空気環境や素材に配慮し、健康的に暮らせる

「良い家」は目に見えない“空気の質”にもこだわっています。

新築やリフォーム直後に感じるツンとしたにおいの正体は、建材や接着剤に含まれる化学物質であることが多く、ホルムアルデヒドなどは頭痛・目のかゆみ・アレルギー症状の原因にもなり得ます。

近年、24時間換気システムの義務化によりある程度改善されていますが、それでも素材選びや換気設計に配慮した住まいでなければ、健康リスクはゼロにはなりません。

「良い家」は、室内空気の質や使われる素材に配慮し、家族が安心して深呼吸できる空間をかなえてくれます。特に小さな子どもや高齢者がいる家庭では、その重要性はさらに高まるでしょう。

⑤建物の耐久性が高く、将来のメンテナンス負担が少ない

「良い家」とは、長く安心して暮らし続けられる家でもあります。家は一度建てたら終わりではなく、何十年も住み続ける“資産”。そのためには、時間が経っても劣化しにくい耐久性が重要です。

たとえば、外壁や屋根に耐候性の高い素材を使うことで、塗り直しや張り替えなどのメンテナンス頻度を減らすことが可能になります。構造材の防腐・防蟻処理や、劣化対策等級(劣化対策等級3など)の取得も、建物を長持ちさせるためのポイントです。

さらに、将来のリフォームや修繕のしやすさも含めて設計されていれば、ランニングコストを抑えつつ、資産価値も維持しやすくなります。

耐久性とメンテナンス性の両方を意識することで「建ててよかった」と思える家づくりに繋がります。

⑥家族の価値観や暮らし方に合った“心地よさ”がある

最後に挙げる「良い家」の条件は、家族一人ひとりにとっての“心地よさ”が感じられることです。これは他の項目と異なり、数値や性能では測れない“主観的な快適さ”に関わる要素です。

「キッチンから洗濯動線がつながっていて家事がスムーズ」
「家族と程よい距離感で過ごせる間取りが落ち着く」
「自分だけの静かな居場所があると安心できる」

こうした“小さな満足”の積み重ねこそが、日々の暮らしの豊かさにつながります。

家族構成やライフスタイル、価値観は家庭ごとに異なります。だからこそ、「自分たちらしい暮らし」を実現できる住まいこそが、本当の意味での“良い家”なのです。

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2.良い家を実現するための7つの方法

「良い家」の条件が見えてきたら、次に考えるべきは「それをどう実現するか」です。

どんなに理想的な条件がそろっていても、設計や施工の過程で選択を間違えてしまえば、その価値は十分に引き出されません。

この章では、温熱環境・耐震性・省エネ性・空気環境・素材選び・施工技術など、良い家づくりに欠かせない7つの要素を、実践的な方法として紹介します。

「良い家」を実現するための7つの方法

  • 断熱等級6以上・C値1.0以下を目安に高性能な温熱環境を確保する
  • パッシブデザインを採用する
  • 省エネ性に優れた高効率設備を選定する
  • 耐震等級3を取得し、災害へ備える
  • 室内空気の質と素材選びで“健康的な家”をつくる
  • 耐久性・メンテナンス性を考慮した素材を選ぶ
  • 高い施工技術や提案力を持った会社に依頼する

設計や仕様の選定、住宅会社選びの段階で「何を基準にすべきか」を明確にし、納得できる住まいづくりの土台を築いていきましょう。

①断熱等級6以上・C値1.0以下を目安に高性能な温熱環境を確保する

快適な住まいを実現するための基本性能として、最も重視すべきなのが「断熱性」と「気密性」です。

まず、断熱性を示す指標が「断熱等級」。これは断熱材の厚みや性能を数値化したもので、等級が高いほど外気温の影響を受けにくくなります。断熱等級6以上であれば、寒さ・暑さを感じにくく、一年中快適な住環境が得られるレベルといえるでしょう。

次に気密性を表す「C値」は、家全体の“隙間の少なさ”を数値化したものです。C値1.0以下を目安にすることで、冷暖房の効率が高まり、無駄なエネルギー消費を抑えることができます。

この2つの性能がしっかり備わっていれば、室温のムラや結露も少なくなり、光熱費の削減はもちろん、健康的でストレスの少ない暮らしが可能になります。良い家づくりの第一歩として、まずはこの「断熱・気密性能」に注目しましょう。

②自然の力を活かす「パッシブデザイン」を採用する

「パッシブデザイン」とは、太陽の光や熱、風といった自然エネルギーを上手に利用して、快適な住環境をつくる設計手法です。エアコンなどの機械設備に頼りすぎず、建物そのものの工夫で室内の温熱環境を整えるのが特徴です。

窓の位置や大きさ、建物の向きなども計算し、その土地の気候に合った設計を行うことで、冷暖房に頼らず快適な空間を実現できます。

パッシブデザインは、高気密・高断熱の性能と組み合わせることで効果がさらに高まり、省エネ性と快適性の両立が可能に。自然の力を活かす「良い家」の大切な視点のひとつです。

関連記事>>パッシブデザインとは?メリット・デメリット、成功事例を紹介

③省エネ性に優れた高効率設備を選定する

高効率なエアコンやエコキュートやエコジョーズなど、省エネ性能の高い設備を取り入れることで、より効率的に光熱費を抑えることができます。

ただし、これらの設備はあくまで“補助的な手段”。断熱・気密・パッシブデザインといった「家そのものの性能」がしっかりしていてこそ、設備の省エネ効果も最大限に発揮されます。設備選びだけに頼るのではなく、家全体の設計段階から省エネを意識することが、「良い家」づくりの鍵となります。

④耐震等級3を取得し、災害への備えを万全にする

日本は地震大国。だからこそ「地震に強い家」であることは、良い家の大前提です。特に注目すべきは「耐震等級」。これは住宅の耐震性能を示す指標で、等級1〜3まで設定されており、数字が大きいほど強固な構造であることを意味します。

  • 耐震等級1:建築基準法レベル(震度6強~7の揺れでも倒壊しない最低限の基準)
  • 耐震等級2:等級1の1.25倍の強さ
  • 耐震等級3:等級1の1.5倍の強さ(消防署や警察署など防災拠点に相当)

「耐震等級3」は、地震後も住み続けられる強度を想定した最高等級。万が一の災害でも「家が避難所になる」という安心感は、家族の命と生活を守るうえで非常に大きな意味を持ちます。

耐震性は見た目では判断できない分、家づくりの初期段階からしっかり確認しておきたいポイントです。

⑤室内空気の質と素材選びで“健康的な家”をつくる

毎日を過ごす空間だからこそ「空気の質」は見えないけれど住み心地を大きく左右する要素です。2003年以降、住宅には24時間換気システムの設置が義務化されていますが、その効果を十分に発揮させるには、換気方式の選定や設計上の工夫も重要です。

また、使用する建材によって室内空気の質は変わります。化学物質を含む建材によるにおいや刺激が気になる方もいれば、自然素材ならではの風合いや調湿性に惹かれる方もいるかもしれません。ただし、自然素材が必ずしも万人にとって最適とは限らず、メンテナンス性やコスト、耐久性とのバランスを取ることが大切です。

「健康的な家」とは、設備や素材のスペックだけでなく、自分たちに合った空気感や感覚的な心地よさまで含めて整えられていること。五感に優しい空間づくりが、暮らしの満足度をより高めてくれるはずです。

⑥耐久性・メンテナンス性を考慮した素材を選ぶ

「良い家」とは、長く快適に暮らせる家。だからこそ、将来的なメンテナンスの負担まで見据えた素材選びが欠かせません。

たとえば、屋根や外壁には耐候性の高い金属系素材や高性能塗料を用いることで、塗り替えや補修の頻度を抑えることができます。また、構造材には防蟻処理済みの木材や湿気に強い材料を使うことで、劣化や腐朽のリスクを減らせます。

見た目や価格だけで選ぶのではなく、「30年後にどうなっているか」まで想像して選ぶことが大切です。メンテナンス性に優れた素材は、長期的に見てコストパフォーマンスも高く、住み心地や安心感にもつながります。

⑦高い施工技術や提案力を持った会社に依頼する

いくら性能の高い仕様を選んでも、それを正しく施工できなければ意味がありません。たとえば断熱材は、すき間なく丁寧に施工されてこそ本来の断熱・気密性能を発揮します。「良い家」は、設計だけでなく施工の質に支えられているのです。

また、家族ごとの価値観や暮らし方に寄り添った提案力も重要です。希望を的確にくみ取り、間取りや仕様に反映できる会社は、見た目だけでなく住み心地まで設計できるパートナーといえるでしょう。

「性能」「デザイン」「快適さ」をバランスよくかなえる家づくりは、信頼できる施工者と、対話できる提案者の存在があってこそ実現します。会社選びの際は、技術力と提案力の両方に注目しましょう。

断熱・耐震・素材選びなど、家づくりにおけるさまざまな要素をバランスよく実現するためには、設計力や施工精度、提案力を備えた住宅会社を選ぶことが重要です。

家づくり学校」では、断熱や耐震、素材選びなど多岐にわたる要素をバランスよく実現できる“総合力のある住宅会社”を、住宅会社に属さない中立的な立場からご提案・ご紹介しています。ご家族の希望や暮らし方に寄り添いながら、信頼できるパートナーと出会えるよう丁寧にサポートしています。

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3.良い家を建てようとして失敗してしまう理由

多くの人が「良い家を建てたい」と願って家づくりを始めます。しかし、どれだけ真剣に考えても「思っていたのと違った」「もっと調べておけばよかった」と後悔してしまうケースは少なくありません。

この章では、実際に多くの人が陥りがちな失敗例をもとに、「なぜそうなってしまったのか」「どうすれば避けられたのか」を掘り下げて解説します。

住宅会社の「ブランド」だけで選んでしまう

テレビCMや大手ハウスメーカーのモデルハウスを見て、「ここなら間違いなさそう」と感じる方は多いもの。知名度やブランド力は安心材料のひとつではありますが、それだけで選んでしまうのは危険です。

本当に大切なのは、「自分たちの暮らしに合った家を建てられるかどうか」。たとえ有名な会社でも、間取りや性能、担当者との相性などが合わなければ、満足のいく家づくりにはなりません。「画一的な提案だった」「こちらの想いを汲み取ってもらえなかった」といった声が聞かれるのも事実です。

「名前」ではなく「その会社がどんな家を建てているか」「どんな姿勢で向き合ってくれるか」をしっかり見極めることが、後悔しない家づくりへの第一歩です。

見た目のデザインだけで判断してしまう

「外観がおしゃれだった」「モデルルームのような内装に憧れた」といった理由で、住宅会社を決める人は少なくありません。デザインに惹かれるのは自然なことですが、それだけで判断してしまうのは危険です。

たとえば、見た目は理想通りでも、断熱・気密といった住宅性能が不十分であれば、夏は暑く冬は寒い、光熱費がかさむ、といった不満が生まれかねません。また、日当たりや通風、生活動線の悪さ、収納不足など、暮らしやすさの本質は見た目だけでは判断できない部分に多く潜んでいます。

本当に満足できる「良い家」とは、デザイン性と性能・機能性のバランスがとれた住まいです。外観や内装の美しさに加えて、「快適に、安心して暮らせるか」という視点を持つことが大切です。

初期費用だけを見て“住んだ後のコスト”を考えていない

「できるだけ安く建てたい」という気持ちはごく自然なものです。ただし、本体価格や坪単価など目に見える金額だけで判断するのは危険です。

たとえば、断熱性が低い家は冷暖房効率が悪く、光熱費がかさみます。外壁や屋根の耐久性が低ければ、数年おきにメンテナンス費用が発生することも。初期費用を抑えたつもりでも、住み始めてからの支出が想定以上に膨らんでしまうケースは少なくありません。

家は「建てること」だけでなく「暮らし続けること」にもコストがかかります。だからこそ、一時的な安さではなく、長く安心して暮らせるかどうかという視点で、家の性能や仕様を見極めることが重要です。

住み心地を体感せずに判断してしまう

「性能の数値も良いし、口コミも高評価だから大丈夫だろう」そう思って、実際の空間を体感せずに決めてしまうのは、家づくりでよくある落とし穴です。

UA値やC値などの性能指標は確かに重要ですが、その家でどんなふうに感じるかは人によって異なります。

モデルハウスや完成見学会に足を運ぶと、「思ったより暗い」「足元がひんやりする」「外の音が気になる」といった“数字だけではわからない違和感”に気づくこともあります。

住み心地とは、図面やカタログでは伝わらない体の反応でわかるもの。だからこそ、気になる住宅会社があれば、できるだけ実物を体感して、自分の感覚で確かめることが後悔しない家づくりにつながります。

住宅会社に任せきりで“家づくりの基準”を明確にできていない

家づくりは専門的な知識が求められるからこそ「プロに任せるのが一番」と考えるのも自然なことです。実際、信頼できる住宅会社の提案を受けることは、安心につながる大切な要素です。

しかし、任せきりにしてしまうと、そもそも自分たちが「どんな暮らしを望んでいるのか」という基準が曖昧なまま進んでしまいがちです。たとえば、「家事がしやすい間取りにしたい」「趣味を楽しめる空間がほしい」「将来のメンテナンス負担を減らしたい」といった希望が言語化できていなければ、提案内容が本当に自分たちに合っているかどうかも判断しにくくなります。

プロの力を借りつつも、自分たちの「基準」を持つことが家づくりの土台になります。

そのためには、情報収集や体験、比較などの準備を通して「どんな暮らしを実現したいか」を明確にしておくことが欠かせません。

まずは「自分たちにとっての基準」をつくることから始めませんか?

家づくりで後悔しないために大切なのは「何を大事にしたいか」という自分たちの基準を持つこと。「家づくり学校」では、要望を整理しながら、「自分たちは何を基準に家を選ぶべきか」を一緒に考えていきます。

断熱や間取りの優先順位、予算配分の考え方まで、住宅会社に行く前に整理しておくことで提案の良し悪しも冷静に判断できるようになります。

あなたの“理想の暮らし”を、一緒にかたちにしていきましょう!

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4.実際に建てた人はどう選んだ?後悔しない家づくりの実例集

実際に家を建てた人たちは、どんなことに悩み、どんな基準で住宅会社を選び、「良い家」にたどり着いたのでしょうか?

ここでは、家づくり学校を利用して、自分たちらしい家づくりを実現した方々のリアルな体験談をご紹介します。

断熱や間取り、暮らしやすさの工夫など、実例にはこれから家づくりを始める方にとってのヒントが詰まっています。あなたにとっての「良い家」を見つけるヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

【実例1】
性能と収納にこだわり“性格が合う”住宅会社に出会えた

岡山県の施工実例

 岡山県倉敷市 Aさんファミリー(2024年完成)

最初は情報の多さに戸惑いながらも「家づくり学校」で基本的な知識を学ぶ中で、自分たちが大切にしたい軸が明確になっていきました。

特にこだわったのは「住宅性能」と「収納の豊富さ」。断熱性や気密性といった目に見えない部分の質は、快適さや健康に直結するため重視。加えて、日々の暮らしやすさを考えて、シューズクロークやパントリー、荷物置きなど、家全体にたっぷりと収納スペースを確保しました。

住宅会社選びでは、性能や設計力はもちろん、「人柄」も決め手のひとつに。気になる土地があると伝えれば、その日のうちか翌日には現地を見に行ってくれるなど、フットワークの軽さと誠実な対応に安心感を抱いたそうです。

完成した家は「以前のマンションより間違いなく住みやすい」と実感できる住まいに。夏も寝るとき以外はエアコン1台で快適に過ごせる高性能さに加え、お子さんがのびのびと走り回れる自由さも一戸建てならではの魅力です。

家づくりを考えている皆さんへ先輩としてアドバイス!

家づくりは本当に長丁場です。楽しく進めていくのが一番だと思います。そのためにも知識を学び、自分たちに合う会社をしっかり見極めることが大事。いろいろな会社に足を運んで、ぴったりの会社を見つけてください。

この家づくりの体験談を詳しく見る>>

【実例2】
性能・デザイン・空調すべてに納得。信頼できる会社に家づくりを託せた

広島県の施工実例

広島県福山市 Mさんファミリー(2024年完成)

「家づくりのことが何も分からなくて…」。そう語るMさんご夫婦が訪れたのは、知人の紹介で知った「家づくり学校」。まず話を聞いてみようと足を運んだのが始まりでした。

理想の住まいを思い描く中で重視したのは、「性能とデザインの両立」、そして「全館空調の快適さ」。塗り壁の美しさにも強く惹かれたそうです。そんな数々のこだわりを満たしてくれたのが、紹介された住宅会社。高性能でありながら意匠性の高い住まいづくりに加え、「この人に建ててもらいたい」と感じさせる社長の誠実な人柄にも背中を押されました。

実際に暮らしてみて、ひと夏を過ごした段階で感じたのは「とにかく快適」という実感。家中が26℃前後に保たれる全館空調のおかげで、どこにいても心地よく過ごせるといいます。さらに、稼働中の電気代も太陽光発電の売電収入でおおむね相殺できており、経済的な負担感も少ないそうです。

家づくりを考えている皆さんへ先輩としてアドバイス!

今はネットで情報を得られるので、自分でも調べることが大事ですね。ただ、情報もさまざま。何を信じるかは信頼できる担当の方と話し合うのがいいと思います。

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【実例3】
勉強から始めてたどり着いた“カーテンレスでも快適”な理想の住まい

兵庫県の施工実例

兵庫県姫路市 Iさんファミリー(2024年完成)

SNSで家づくりの情報を集めていたというIさんファミリー。そこで見かけた「展示場に行く前に、まず家づくりの勉強をすべき」というアドバイスと、先に「家づくり学校」を利用していた姉夫婦のすすめもあり、まずは一度話を聞いてみようと訪れたのが始まりでした。

理想の住まいを探す中で出会った住宅会社は、モデルハウスの見学時に話したスタッフの人柄が決め手に。「この人たちとなら、理想の家がかなえられる」と自然に思えたといいます。

家づくりにおいて特にこだわったのは、外からの視線を気にせずに過ごせる“カーテンレスな家”。加えて、対面キッチンも絶対に譲れないポイントでした。そうした要望に対しても、すぐに「できません」と断るのではなく、一旦持ち帰って真剣に考えてくれる対応に誠実さを感じたと語ります。

真夏を迎えた現在、冷房28℃の設定でも家中がしっかり涼しく保たれる快適さに、あらためて性能の高さを実感されているそうです。

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5.まとめ

今回は、「良い家」とはどんな家か、その条件と実現のための方法、そして後悔を防ぐための注意点について解説してきました。

理想の住まいをかなえるためには、まず「どんな暮らしをしたいのか」という価値観を明確にすることが第一歩です。そのうえで、断熱・気密・耐震といった基本性能や、空気・素材への配慮、長期的な維持管理のしやすさなど、目に見えない部分にもしっかり目を向けることが大切です。

とはいえ、インターネットやSNSにあふれる膨大な情報の中から、自分たちに合った答えを見つけるのは決して簡単ではありません。だからこそ、信頼できる第三者のサポートを得ることが家づくり成功のカギとなります。

家づくり学校」では、住宅の基礎知識を学べる無料セミナーや、地元で評判の工務店・住宅会社の紹介、そして中立的な立場からの個別相談を通じて、一人ひとりに合った「良い家づくり」をサポートしています。サービスは全て無料。安心してご相談いただけます。

理想の「良い家」は、偶然ではなく、正しい知識と信頼できる出会いから生まれます。まずは一歩、家づくり学校であなたの理想をかたちにする準備を始めてみませんか?

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