注文住宅の会社選びで後悔しない!比較・検討に役立つチェックリストを紹介
2025.06.17

注文住宅の家づくりは自由度が高い分、選ぶことが非常に多くなります。
その中でも最初にして最大の決断が「どの住宅会社に依頼するか」。
この選択が、理想のマイホームを実現できるかどうかを大きく左右します。
にもかかわらず、「展示場でなんとなく印象が良かった」「知人に紹介されたから」といった曖昧な理由で決めてしまい、あとになって後悔する人も少なくありません。
この記事では、注文住宅の住宅会社を選ぶ際に重視すべきポイントや、比較・検討時に使えるチェックリスト12項目を詳しく解説。初めての方でも迷わず判断できるよう、実践的な視点でお届けします。
「どこに頼めばいいかわからない」と感じている方は、ぜひ本記事を参考に、後悔しない会社選びの第一歩を踏み出してください。
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1.「住宅会社選び」が家づくりの成功を左右する理由
家づくりにかける予算は、多くの家庭にとって一生に一度の大きな支出です。
その大切なお金を“どの住宅会社に託すか”によって、完成する家の品質や満足度が大きく変わってしまうのが、注文住宅の現実です。
それでも、「展示場で印象がよかったから」「勧められたから」といった曖昧な理由で会社を選んでしまうケースは少なくありません。
ここでは、なぜ住宅会社選びがこれほど重要なのか、その理由を4つの視点から解説します。
同じ予算でも「家の質・満足度」に大きな差がある
同じ予算で家を建てたはずなのに、「思っていたより寒い」「収納が足りない」「内装が雑だった」といった差が生まれることがあります。
これは、住宅会社ごとの設計力・施工品質・材料選定の基準が異なるためです。
たとえば、「断熱性」や「収納設計」「仕上げの丁寧さ」などは、見積もり金額では見えづらくても、住んでから違いを実感しやすい部分。つまり、価格だけを見て選ぶと“中身”で後悔するリスクがあるということです。
住宅会社ごとに「得意分野」が異なる
住宅会社にはそれぞれ得意とする分野・方向性があります。たとえば、
- デザイン性の高い設計を得意とする会社
- 高気密・高断熱など性能を重視する会社
- 自然素材や地域産材にこだわる会社
など、こだわりの軸が異なります。
自分たちの価値観や理想の暮らしとズレた会社を選んでしまうと、「なんとなく合わない」「希望がうまく伝わらない」と感じやすくなります。
比較検討を通して、自分たちに合う“得意分野を持つ会社”を見極めることが大切です。
担当者によって打ち合わせのストレスやトラブルを左右する
注文住宅は、契約から完成まで半年〜1年ほど、何度も担当者と打ち合わせを重ねることになります。だからこそ、誰と家づくりを進めるかは極めて重要なポイントです。
- レスポンスが遅い
- 一方的な提案ばかり
- 意図が伝わらずにズレが生じる
こんな担当者に当たってしまうと、せっかくの家づくりがストレスの連続に。逆に、信頼できる担当者に出会えれば、安心感を持って家づくりを進めることができます。
「見えない部分」の質が会社ごとに違う
間取りや外観など見える部分は比較的わかりやすいのですが、実は注文住宅で重視すべきなのが「見えない部分」です。
たとえば、断熱材の施工精度・構造体の仕上がり・気密処理の丁寧さなどは、住み心地や耐久性に直結する要素ですが、完成後にはチェックしづらいのが現実です。
この「見えない品質」は、施工体制やチェック工程、現場管理のレベルによって大きく差がつきます。
だからこそ、会社のこだわりや実績、施工現場の見学などを通して、“見えない安心”を提供してくれる住宅会社かどうかを見極めることが大切です。
では、こうした“見えにくい違い”を見極めるには、どんなポイントを比較すればよいのでしょうか?次章では、住宅会社選びに役立つチェックリストをご紹介します。
2.注文住宅の会社比較で必ずチェックしたいポイント12選
注文住宅の住宅会社を選ぶ際に、「何を基準に比較すればいいのか分からない」と悩む方は少なくありません。
価格やデザインの印象だけで決めてしまい、後から「こんなはずじゃなかった…」と後悔するケースも多く見られます。
そこでこの章では、会社選びの判断材料として必ず確認しておきたい12のチェックポイントを一覧にまとめ、それぞれの見方・考え方を詳しく解説します。
チェック項目 | 確認すべきポイント |
①家づくりのコンセプト | 理想の暮らし方や価値観に合っているか |
②担当者との相性 | 信頼できる対応・コミュニケーションができるか |
③トップ(社長・責任者)の考えや姿勢 | 会社全体の姿勢や理念に共感できるか |
④断熱・気密性能(UA値・C値) | 具体的な性能数値が提示されているか 測定の実施体制や実績があるか |
⑤耐震性能(耐震等級) | 耐震等級や構造の安全性に関する根拠があるか |
⑥耐久性能 | 劣化のしにくさ、メンテナンスがかからないか |
⑦使用する素材 | 素材の安全性・手入れ・コスト面が納得できるか |
⑧価格・坪単価 | 総額での比較ができる情報が提示されているか |
⑨得意なデザイン・テイスト | 好みに合うデザインと暮らしやすさの両立ができているか |
⑩間取り・動線提案力 | 自分たちの生活に合った提案がされているか |
⑪アフターフォロー体制 | 点検・保証・対応の具体性と信頼性があるか |
⑫経営状態・施工実績 | 長期的に安心して任せられる体制が整っているか |
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①家づくりのコンセプト
住宅会社ごとに「どんな暮らしを提案したいか」という価値観には大きな違いがあります。このコンセプトと自分たちの理想が合わないと提案に共感できず、完成後の満足度が下がる原因になってしまいます。
まずは、公式サイトやカタログ、モデルハウスでのキャッチコピーや施工実例を見て「この会社が誰に・どんな暮らしを届けたいのか」を読み取りましょう。
“共感できるかどうか”が会社選びの第一歩です。
②担当者との相性
注文住宅は長期間にわたる打ち合わせと調整が必要なため、担当者との相性は非常に重要です。信頼関係が築けなければ、伝えたいことがうまく伝わらず、ストレスがたまってしまうかもしれません。
面談や相談時には、質問への答え方や提案の丁寧さ、こちらの話を聞く姿勢、連絡のスピードなどをチェックしましょう。営業トークの上手さに流されず、「自分たちの希望をしっかり理解しようとしてくれているか」という視点で冷静に判断することが大切です。
③トップ(社長・責任者)の考えや姿勢
中小規模の会社では、トップの考え方が会社全体の品質や雰囲気に大きく影響します。見学会などで社長や責任者と話せる機会があれば、その家づくりへの想いや価値観をぜひ聞いてみましょう。
その想いが現場やスタッフにどう浸透しているかを観察することで、会社としての信頼度を見極めるヒントになります。
④断熱・気密性能(UA値・C値)
快適で省エネな住まいに欠かせないのが、断熱性と気密性。UA値(熱の逃げやすさ)やC値(すき間の多さ)は、性能を数値で示す重要な指標です。
確認したいのは「数値の有無」だけでなく、気密測定の実施体制や実測値の提示があるかどうか。カタログやサイトに掲載されている値だけでなく、実際の施工力やこだわりまで含めて比較することが大切です。
⑤耐震性能(耐震等級)
地震の多い日本において、住まいの安全性を確保するためには耐震性能の高さが重要です。特に「耐震等級3」は最も信頼性のある基準で、地震時の被害を最小限に抑える構造となっています。
各社の説明を受ける際には、耐震等級が「設計上で満たしている」のか、それとも「実際に認定を取得している」のかについても確認することが大切です。また、構造計算の種類(壁量計算か、許容応力度計算か)や使用される構造材にも注目し、安全性への取り組みを比較するようにしましょう。
⑥耐久性能
家は建てた後もリフォームなどで費用がかかってしまうことが多いです。耐久性能が高いと長寿命な家になり、メンテナンス費を抑えることができます。チェックすべきは、乾燥材の使用・防腐防蟻処理の有無・劣化対策等級など。
また、素材だけでなく、断熱材の施工精度も耐久性に大きくかかわってくる部分です。
これらは完成後には確認しづらいため、説明時の根拠や丁寧さなどから総合的に判断するようにしましょう。
⑦使用する素材
家づくりに使われる素材は、見た目や質感だけでなく、快適性や健康面、メンテナンス性にも深く関わります。とくにアレルギー体質の方や小さな子どもがいる家庭では、素材の安全性は重要な検討ポイントとなります。
無垢材や自然素材の有無、使用している塗料・接着剤の種類などを確認し、完成見学会やモデルハウスなどで実際に触れてみると安心です。ただし、自然素材=万能ではありません。手入れの手間やコストとのバランスも考慮し、「自分たちにとってちょうどいい素材選び」ができるかを判断しましょう。
⑧価格・坪単価
予算内で満足のいく家づくりをするには、「価格の透明性」と「費用の妥当性」を見極めることが大切です。坪単価と聞くと分かりやすく感じますが、会社によってその内訳(本体工事だけ/付帯工事込み/税抜など)が異なるため、見かけ上の数字だけで比較するのは危険です。
坪単価は最終的に「総額ベース」で比較し、追加費用が発生する可能性も含めて確認しましょう。「安さ」ばかりに目を奪われず、「その価格でどんな内容が得られるか」という視点で見ることが後悔しないポイントです。
⑨得意なデザイン・テイスト
外観や内装のデザインは、住まいへの愛着や暮らしの満足感に直結します。そのため、自分たちの好みに合うテイストを得意とする住宅会社を選ぶことはとても重要です。施工事例集やSNS、モデルハウスなどをチェックし、「この会社はどんな雰囲気の家を多く手がけているのか」を確認しましょう。
単におしゃれかどうかだけでなく、「デザイン性と暮らしやすさをどう両立させているか」まで見極めることで、本当に満足できる住まいに近づくことができます。
⑩間取り・動線提案力
間取りや動線が暮らしに合っていなければ、住みにくさを感じる原因になります。注文住宅の強みは「暮らしに合わせた間取りが組めること」。要望を丁寧に聞いた上で、どれだけ暮らしに寄り添った提案ができるかが会社の実力の差になります。
プランの間取り図を見ながら、家事や育児の動線、収納の配置、部屋のつながりなど、自分たちの生活シーンを具体的に想像してみましょう。部屋数や広さだけでなく、「動きやすさ」や「ストレスのなさ」に注目することがポイントです。
⑪アフターフォロー体制
家づくりは「建てて終わり」ではなく、その後の暮らしを支えるためのサポート体制が整っているかも重要な比較ポイントです。定期点検の頻度や内容、トラブル時の連絡対応、設備保証や瑕疵(かし)保険の範囲など、アフターサービスに関する情報を具体的に確認しておきましょう。
営業時に説明された内容と、実際の体制にギャップがある場合もあるため、口コミやOB施主の声を参考にするのも有効です。「何かあったとき、きちんと対応してもらえる」という安心感がある会社を選びましょう。
⑫経営状態・施工実績
住宅会社の経営が安定していなければ、施工途中やアフターサポートの継続に不安が残ります。施工棟数が極端に少ない会社では施工・管理体制に不安があり、逆に急激に棟数が増えている会社では品質管理が追いついていない可能性もあります。
会社の規模や知名度に惑わされず、「継続的に安定した経営をしているか」「スタッフや職人がしっかり育っているか」といった観点で見ておくことが大切です。住宅は建てて終わりではないからこそ、会社の「持続力」も見極めるようにしましょう。
比較のチェックポイントがわかったとはいえ、実際にどうやって見極めるか不安な方も多いと思います。「家づくり学校」では、注文住宅の会社選びで迷っている方に向けて、無料の個別相談を行っています。
お住まいの地域やご予算、理想の暮らしに合わせて、中立的な立場からアドバイス&会社の比較をサポート。
「自分たちに合う住宅会社が知りたい」「どこを重視すべきかわからない」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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3.タイプ別!住宅会社の種類と特徴を把握しよう
住宅会社と一口に言っても、種類や特徴は実にさまざま。
「展示場に行っても違いがよく分からなかった」「結局どこが自分たちに合っているのか判断できない」…そんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
ここでは、住宅会社を大きく3タイプに分類し、それぞれの特徴・メリット・デメリットを整理してご紹介します。
自分たちにぴったりの住宅会社を見つけるためにも、まずは全体像を把握することから始めましょう。
大手ハウスメーカー
全国に展開する住宅ブランドで、住宅展示場などでよく見かけるのが「大手ハウスメーカー」です。ブランド力や技術開発力に優れ、各社独自の工法や性能面での強みを持っていることが特徴です。各地の住宅展示場で実物が確認できる点や、完成までのスケジュール管理がしっかりしている点も安心感につながります。
一方で、仕様がある程度標準化されており、「完全自由設計」とはいえ制約がある場合も少なくありません。
また、価格帯も比較的高めになる傾向があります。「品質や安心感を重視したい」「ブランド力に魅力を感じる」という方には向いていますが、「自由度」や「コスト重視」で考える方は慎重な比較が必要です。
工務店
地元密着型で、設計から施工、アフターサービスまでを一貫して対応するのが「工務店」の特徴です。家族経営のような小規模な会社も多く、施主の要望に柔軟に対応してくれる点が大きな魅力。建築地の気候や風土、地域の条例にも精通しており、地域特性に合った家づくりがしやすいのも強みです。
コストパフォーマンスにも優れている一方で、会社ごとの技術力や提案力にはバラつきがあるため、見極めには注意が必要です。
中には設計・施工・品質ともに高いレベルを持つ「スーパー工務店」と呼ばれる優良な会社も存在します。「柔軟な対応がほしい」「自分たちらしい家を建てたい」という方には選択肢としておすすめです。
ビルダー
「ビルダー」は、地域密着の工務店と大手ハウスメーカーの中間のような存在です。規格住宅や一定のプランをベースに、スピーディーに家を建てる仕組みを持っており、価格を抑えつつ短期間での建築が可能です。営業・施工体制が分業化されている会社も多く、ある程度の組織力・スピード感がある点はハウスメーカーに近い特徴です。
ローコスト住宅を得意とする会社も多いため、予算を抑えたい方には選びやすい反面、設計の自由度や個別対応には限界がある場合もあります。「価格重視」「短納期希望」という方にはマッチしやすいですが、こだわりが強い場合は柔軟性を見極める必要があります。
自分に合った会社タイプの見極め方
住宅会社を選ぶ際に迷ったら、自分たちが「家づくりで何を最も重視したいか?」を基準に考えると方向性が見えてきます。
重視すること | 向いている会社タイプ |
ブランド・安心感 | ハウスメーカー |
コストを抑えたい | ビルダー(ローコスト) |
性能・構造の安心感 | スーパー工務店 |
素材やオリジナリティ | 工務店・設計事務所系 |
同じ業態の会社でも会社ごとにその特徴は全く違います。
自分たちにぴったりの住宅会社を見つけるには、実際に見学に行って、話を聞いて、フィーリングを確かめることが何より大切です。「自分たちに合う住宅会社」は、“調べる”だけでは見つかりません。
“体感すること”も忘れずに、比較検討を進めていきましょう。
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4.実際に比較するときの注意点と失敗を防ぐコツ
「数社を比較・検討しているけれど、決め手がよくわからない…」という声は、注文住宅を検討する方からよく聞かれます。情報が多すぎるあまり、判断軸が曖昧になり、「なんとなくの印象」で会社を選んでしまうケースも少なくありません。
ここでは、住宅会社を比較するときに見落としがちなポイントや、後悔しないための判断のコツを具体的にご紹介します。迷わず、納得のいく選択をするためのヒントとして活用してください。
比較する際は「基準」を明確にしておく
まず大切なのは、「どんな家を建てたいか」という自分たちの基準を明確にすることです。
性能を重視するのか、自然素材にこだわるのか、コスト重視なのか。ここが曖昧だと、どの会社が自分たちに合っているのか判断ができません。
モデルハウスやカタログを見ているとすべての会社が良く見えてしまうもの。だからこそ、「私たちに本当に必要なことは何か」を家族でしっかり話し合い、優先順位を整理しておくことが大切です。
営業マンの“印象”だけで決めない
担当者の印象や相性は大切ですが、それだけで住宅会社を選ぶのは危険です。
大切なのは、営業担当者ではなく“会社全体の家づくり”を評価すること。説明に根拠があるか、実例やデータを提示してくれるかなど、家の質や信頼性を見極める視点を持ちましょう。
見積もりの内容・構成をよく見る
見積書の金額だけを比較して「ここが一番安いから」と決めるのは危険です。
なぜなら、住宅の見積もりは会社ごとに構成や項目の書き方が異なり、金額に含まれている内容もバラバラだからです。
たとえば、「坪単価に外構工事や諸費用が含まれていない」「仮設費や申請費が別途」など、後から追加費用が発生することも珍しくありません。最終的には「総額ベース」かつ「条件を揃えて」比較することが正しい判断につながります。
★複数社を比較することで“本当の違い”が見えてくる
住宅会社は、少なくとも2〜3社は相見積もりを取るのが基本です。同じ条件で比較することで、提案の具体性・対応力・説明の丁寧さなど、見えてくるものが全然違います。
たとえば、「この会社は質問への回答が曖昧だったけれど、別の会社は明確な根拠を示してくれた」といった違いに気づくことができるでしょう。
しっかり比較しているつもりでも、判断軸がぶれていれば後悔の原因になります。
だからこそ、自分たちの価値観と照らし合わせながら、同じ視点で複数社を比較することが満足度の高い家づくりにつながるのです。
\ 自分たちに合う住宅会社、迷ったら聞いてみよう /
あわせて読みたい>>【注文住宅】相見積もりは取るべき?タイミングは?失敗しない方法を解説
5.「家づくり学校」を使って理想の住宅会社を見つける
ここまで住宅会社を比較・検討するうえでのポイントや注意点を解説してきましたが、実際に一つひとつの会社を調べ、自分たちに合うかどうかを判断するのは、大変な作業です。
そんなときに心強い味方となるのが、「家づくり学校」のサポート。自分たちだけでは見えづらい住宅会社の本質を、プロの目線から整理してくれるサービスです。
第三者の中立的アドバイスで会社選びがスムーズに
住宅展示場や資料請求では、どうしても「営業側の都合に合わせた情報」が中心になりがちです。
その点、「家づくり学校」では、住宅会社に属さない“第三者の立場”からアドバイスを行っているため、情報に振り回されて迷ってしまう不安を減らすことができます。
さらに、家族構成・ライフスタイル・予算・希望の間取りなどを丁寧にヒアリングしたうえで、数ある会社の中から希望に合う住宅会社を厳選してご提案しています。
提案・紹介するのは厳選の住宅会社
「家づくり学校」でご提案・紹介するのは、厳しい選定基準をクリアした住宅会社のみ。住宅性能、施工品質などの観点から数値データや実績にもとづいて信頼できる会社だけを選んでいます。
だからこそ、「どの会社も良さそうに見えるけど、本当に信頼できるのはどこなのか」という悩みに対して、安心して相談できる体制を整えています。
“学んで”“体感する”から「自分たちだけの基準」を作ることができる
「家づくり学校」では、個別相談に加えて、家づくりの基本を学べるセミナーや、実際に建てた家を見学できるモデルハウス体感ツアーなども充実しています。
これらのセミナーや体感ツアーを通して、断熱性や気密性、構造や間取りの考え方といった“住宅の見えない部分”まで自然と理解できるようになります。
その結果、「紹介されたから決める」のではなく、「自分たちで見て・学んで・納得して選ぶ」家づくりができるようになります。
この“主体的な判断力”を育てられることこそが、「家づくり学校」を活用する最大のメリットです。
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6.まとめ
注文住宅の家づくりにおいて、住宅会社選びは成功のカギを握る最重要ポイントです。同じ予算でも、会社によって「家の性能」「デザイン性」「住み心地」「満足度」には大きな差が生まれます。だからこそ、価格や印象だけで判断するのではなく、自分たちにとって本当に大切な価値観を明確にし、それに合ったパートナーを見つけることが大切です。
この記事では、住宅会社を比較・検討するためのチェックポイントや、会社タイプごとの特徴、比較時の注意点などを解説してきましたが、最終的に大切なのは、情報に振り回されることなく、「自分たちの基準で判断すること」です。
そのための強い味方として活用できるのが、私たち「家づくり学校」です。中立的な立場でのアドバイスや、信頼できる住宅会社の紹介、学びと体感のサポートを通じて、「選び方そのもの」を丁寧にアドバイスします。
どの会社を選ぶかは、これからの暮らしをどう描くかにもつながる大きな選択です。後悔しない一歩を踏み出すために、まずは「家づくり学校」で、自分たちらしい家づくりの準備を始めてみませんか?
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