間取りの肝?!階段・アイディア実例集①
2023.07.20
2018.04.18
家づくりが楽しくなってきた頃、自分で間取りを作ってみたことありませんか?そのときに「階段って難しい!!」と気づかれる方も少なくありません。
1階と2階をつなげなくてはいけないので、形や位置がとても重要になってくるんですね。間取りを考えるとき、肝になるのが実は『階段』です。
階段を家の端に置くか中央に置くかによって2階の間取りが変わったり、コの字型、ストレートなど形状も様々。
以前は寒い空気の煙突になってしまうことから、家の影や隅に追いやられることが多かった階段ですが、今は家そのものの性能が上がったことにより、リビングの主役にまでなるようになってきました。今回は実例をたくさんご紹介します。
リビングの主役級
あえてリビングの中央に大きく配置することで存在感を。キッチンの目隠しにもなっていて、住まい手が何を優先したいか?が見えてきますね。天井高があるので、上り下りの際には大空間を満喫できます。
スペースを活用して
階段下のスペースは貴重な収納空間。こちらのおうちでは、この小さな空間を利用して子どもの秘密基地にしました。ちょこんとあいた小窓が子ども心をくすぐりますね♪
階段の…踊り場?!
ダイニング・キッチンとは別に、ソファとテレビを高さの違うスペース=中2階に配置し、別空間を演出。1階と2階の一体感も出て、映画のセットのよう。
ダイニングからの段差は端から端まで階段になっていて、ちょっと腰掛けることもできます。フロアの下は収納に。
吹き抜けを利用して
スペースを小さく抑えられるストレート階段。2階の部屋数が3部屋以上ある場合は、特に家の中央に配置すると、2階の廊下を少なくすることができます。家族が顔を合わせられるのがいいですね。白い壁に黒のアイアン、木の質感がバランス良く配置されてリビングにおしゃれ感を与えてくれます。
玄関に階段を
こちらは玄関に配置することによって2階リビングへの動線を良くしました。この場所にあることで、他の空間が広々と使えます。来訪者の顔も、2階からすぐ見ることが出来ますね。
L字+オープン階段
下部をL字にすることで、こちらも動線をつくりました。完全にストレートにするには長さが足りない場合も、この形ならOK!お子様が小さなうちは、ネットをつけて事故防止を。階段をのぼる最初の視線に、庭のグリーンが入ってくるのも素敵です。
ニッチを使って
階段の真下の空間は収納やトイレに活用されますが、壁面もちょっとしたニッチで空間の演出ができます。ちょっとしたことでセンスアップ!真っ白ではなくタイルがはめこんであることもポイントです。
吹き抜けと階段を別に
リビング中央には吹き抜けで明るさを。そして奥にL字の階段としたのですが、1→2階の空気の通り穴が2箇所あることで循環がさらに良くなります。室内の他の家具・建具と色合いや素材を統一することで、しっくりはまる感じがいいですね。
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いかがでしたか?一口に階段といっても、本当にいろいろあるものです。これも1階2階の温度差がなくなり、且つ差を無くすためにも吹き抜けがあったほうが!という考え方に変わってきたから。
ですが、気をつけて!性能のないおうちに吹き抜けやリビング階段を作ると、暑い寒いおうちになってしまいます。