『平屋』の二人暮らしで必要な広さは?
2023.10.23
2018.11.21
家づくり学校に来場されるお客様は、総じて勉強熱心な方が多いです。我々アドバイザーが思わず唸らされることを聞かれることもしばしば。今回はそういった中でいただいた質問の一つをご紹介していきたいと思います。
お客様の質問:「夫婦だけで住む『平屋』を検討してます。どれくらい広さが適正でしょうか?」
広いに越したことはありません・・・が!
夫婦二人暮らしとはいえ、それぞれのプライバシーゾーンも確保したいですし・・・できるのならばなるべく広い方が良いってものですよね? ※写真はイメージです。
ただ、当然ながら広くなればなるほど『建築面積(施工面積)』も増えてきますから、予算も高くなってきてしまいます。加えて平屋というものは、総二階の建物より割高だったりもします。
※過去にコチラの記事でもご紹介しました。
そういった時は今、実際に住んでいる家をベースに考えて見られると、一つの目安にはなったりします。例えば、現在住んでいるのが「2LDK」のマンションだったとしましょう。
- 洋室・・・7畳
- リビング・ダイニング・・・15畳
- キッチン・・・5畳
- 和室・・・8帖
部屋の構成要素(と広さ)が上記だった場合、単純にそれぞれを図面に加えていけば良い、ということですよね?そこに玄関やホール、土間収納やトイレ、洗面所や浴室などを足していくと・・・なんとなく広さというものが見えてきます。
例えば、こんな感じです。※イメージ図
ざっくりですが「25坪程の広さ」があれば、夫婦二人暮らしでもプライベートゾーンを確保しながら、ゆったりと過ごせるのではないかな?という印象です。
広い平屋にしたーーい!ということで「30坪は無いと駄目なのでは?!」という方もいらっしゃったりもします。もちろん、ご家庭のライフスタイルによっては必要な場合もございますが・・・単純に25坪の場合と比べて「5坪ほど建築面積が増える」ことになります。
そうなると「5坪分の建築費用を余計に払わないといけなくなる」んですが・・・仮に坪単価が60万円だった場合は「60万円☓5坪」ということで、なんと予算が300万円ほどアップします。この辺りもキチンと考えておかないと、予算がオーバーしてしまうことにもなりかねませんので、十分に注意してくださいね。
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