e-Taxで確定申告書を作成したら、控除額と還付金が違う!どうして?
2023.10.25
2019.02.06
確定申告書をe-Taxで作成したら、入力された内容から計算した控除額と還付される金額が全然違う!?
なぜ??
入力された内容から計算した控除額は「186,300円」のはずなのに・・・・
還付される金額は(この例の場合)「69,700円」になって、11万円以上も少ない・・・なぜ??
これは、間違っているわけではありません。
この「還付される金額」は、天引された前年の所得税「源泉徴収税額」が限度だからです。
この赤枠の中の金額③源泉徴収税額以上には還付されません。
では、残りの116,600円(186,300円ー69,700円)はどうなるの??
それは、確定申告した年の6月、つまり2019年6月から2020年5月までの住民税(最大13万6,500円)が減額されます。
この例の場合、
まず確定申告によって、2018年に徴収された所得税69,700円が還付されます。
さらに、住民税が116,600円減額されます。
この人が仮に住民税を年間18万円収めていたとしたら、今年の6月からは年間63,400円(180,000円ー116,600円)になるということです。つまり、昨年は毎月約15,000円程だった住民税が、今年の6月からは約5,280円程になるということです。
では、例えば控除額が下のように「213,900円」だった場合、その差は「144,200円」になります。
ですが、住民税から控除される最大額は136,500円までですから、残念ながらそれ以上は減額されませんので、先ほどの例で考えた場合、住民税は年間43,500円(180,000円ー136,500円)になります。
いずれにしても、住宅ローン控除は家を購入した方にとって大きなメリットがある制度ですから、早めに確定申告に行ってくださいね。
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