住宅ローン「いくらなら無理なく返していけるの?」
2023.10.23
2020.10.04
住宅購入で一番不安になるのが「住宅ローン」ですよね。一生のうちでこんなに大きな借金をすることって、なかなかないですからね・・・
気になるポイントは2つ
①いくら借りれるの?
②いくらなら無理なく返していけるの?
「いくら借りれるの?」に関しては先日ブログで書かせていただきました。
ですが、、ここでの重要ポイントは、
借入可能額を計算する元となる「年収」は、社会保険料や源泉所得税、その他の控除(住民税や積立金など)が引かれる前の「総支給額」だということです。
でも実際には、その年収から社会保険料や税金を差し引いた、いわゆる「手取り年収」から支払っていくことになりますよね。手取り年収は、総支給額(税込年収)の約80%ほどです。
仮に税込年収(総支給額)500万円のAさんのケースで考えてみます。
返済負担率(返済比率):30%
金利:1.5%
返済期間:35年
返済方法:元利均等
総支給額の30%で計算すると借入可能額は約4,000万円、毎月返済額が122,473円となりますが、
手取り年収の30%で計算すると借入可能額は約3,260万円、毎月返済額は99,816円になります。
後々の生活のことを考えると、無理なく返していくには「手取り収入」を基準に考えた方がよさそうです。
さらに言えば「無理なく返せる額」は手取り収入の25%以内が目安!これは、総支給額の返済負担率でいえば「20%」以内になります。
手取り年収の25%(税込年収の20%)で計算すると借入可能額は約2,720万円、毎月返済額が83,282円となりました。
今回のケースの場合、
「いくら借りれるの?」は、約4,000万円ですが、
「いくらなら無理なく返していけるの?」は、約2,720万円となります。
もちろん、これはあくまでも年収だけから考えた金額です。年収に対しての支出の割合等はご家族によって違います。ご自分たちの借入額がきちんと返していける金額かどうか、ご心配な方は、ファイナンシャルプランナーさんにライフシミュレーションを出してもらうと安心できると思います。
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