住宅ローンの申し込みから入金までの流れ
2023.10.23
2020.03.05
ほとんどの方が住宅ローンを利用されるのは一生に一度だと思います。経験がないため、住宅ローンを利用する時の流れって、わかりませんよね。そこで、簡単にまとめてみました。流れのイメージがつかめれば、不安も軽減されるのではないかと思います。
金融機関や住宅会社によって多少前後することがあるかもしれませんが、大まかな流れとして参考にしていただければと思います。
①「事前審査(仮審査)」をします。
これをすることによって、金融機関からの融資が受けられるか否かがわかります。ですから、不動産会社や住宅会社に行ったときに、ます「事前審査(仮審査)」を受けるよう勧められます。融資を受けることができるか否かは不動産会社や住宅会社にとってはとても大きなファクターとなるからです。最近では、この事前審査がスマホで簡単にできる金融機関も出てきました。
ポイント
金融機関によって審査にかかる時間が異なります。
複数の金融機関に同時に申し込むこともできます。
②審査承認の連絡がきます
承認連絡は、金融機関からであったり、不動産会社や住宅会社からのこともあります。事前審査が承認されてから「売買契約」や「請負契約」を結ぶことになります。
③借り入れ条件の調整をします。
正式に融資(本審査)を申し込むまでに、借入条件(いくら借りるのか?金利のタイプはどれにするのか?返済期間は何年にするのか?等々)を最終的に調整します。
④融資(本審査)の申し込みをします
事前審査に通過した金融機関からベストな1社を選び、正式に融資を申し込みます。この融資契約前であれば、キャンセルしても違約金や手数料等の不利益が発生することはありません?
結果が出るまでに、早ければ1週間、1カ月かかることもあります。
⑤融資契約を結びます。
ここでは通常「金銭消費貸借契約」と「抵当権設定契約」の2つの契約を結びます。金融機関が用意した契約書の他にも金利に関する種類や登記に関する書類など大量の書類の内容を確認しながら署名・捺印という作業をしていくことになります?
⑥いよいよ融資実行、決済をします。
土地から購入して注文住宅の場合、まず土地の決済を行い、その後建物の決済となります。建物も「着工金」「中間金」と分割して支払うケースがありますので、金融機関によっては「つなぎ融資」が必要となることがあります。
最終決済が行われて、物件(土地や建物)の引き渡しを受けることで売買契約や請負契約などで定められた取引が終了となります。
⑦住宅ローンの返済が始まります。
毎月、着実に返済していきましょう!!
住宅ローンは、他のローンと違って申し込めばすぐ入金!とはいきません。余裕をもった計画を立てていただきたいと思います。
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