今年お家を建てて住み始めた方、確定申告の準備はOKですか?
2023.10.23
2019.11.27
住宅ローンを利用してマイホームの新築、購入、増改築等をしたときは、一定の要件に当てはまれば、所得税の税額控除を受けることができます。
これが「住宅借入金等特別控除」です。一般的には「住宅ローン控除」あるいは「住宅ローン減税」と言われることが多いです。
この控除を受けるためには確定申告をする必要があります。
確定申告は、取得した住宅に住み始めた年の翌年にします。つまり今年(2019年)お家を建てて住み始めた方は、来年(2020年)に確定申告をする必要があるのです。
確定申告の申請をする期間
会社員の場合 翌年の1月1日~3月15日まで
自営業者の場合 翌年の2月16日~3月15日まで
こうして申告をしたら、約1カ月後には指定した口座に還付金が振り込まれます。
自営業の方や個人事業主の方ならば確定申告という言葉になじみがあるでしょうが、会社員の方には「したことない」「何それ?」という方も多いと思います。確定申告をするためには必要書類も多いですし、申請期間もこのように限られていますから早めに準備をしておかれることをお勧めします。
確定申告に必要な書類、チェックしてみてください?
〇確定申告書(A)
〇(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書
税務署から入手できますし、国税庁のサイトからも入手できます。
〇本人確認書類(aまたはb)のコピー
a マイナンバーカード
b マイナンバー通知カードまたはマイナンバーが記載されている住民票+運転免許証やパスポートなどの本人確認書類
〇建物・土地の登記事項証明書
登記を依頼した司法書士、または法務局から入手できます。
〇土地の不動産売買契約書のコピー
契約した不動産会社からもらいます。
〇建物の請負契約書または売買契約書のコピー
ハウスメーカー・建築業者、不動産会社から入手
〇源泉徴収票
勤務先から毎年渡されます。
〇住宅ローンの残高を証明する「残高証明書」
借入した金融機関から送付されてきます。
その他にも、
※認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、一定の耐震基準を満たす中古住宅は、それぞれを証明する書類のコピーが必要です。
年が明けて早々に申告する方が余裕をもって出来ますので、出来れば年内には上記の書類を準備しておくといいですよ~。
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