住宅ローン基本の、き③ 【フラット35】とは?
2023.10.23
2019.04.30
今日でいよいよ平成が終わりますね。少し寂しい気持ちと新しい令和になるというワクワク感が入り混じった不思議な感じです。今では一般的にも知られている【フラット35】ですが、平成15年10月に「証券化支援による新型住宅ローン」の名称で始まり、平成16年12月に「フラット35」の名称になりました。つまりフラット35は平成の時代に始まった住宅ローンなのです。
【フラット35】とは、全国300以上の金融機関が住宅金融支援機構と提携して扱う「全期間固定金利型」の住宅ローンです。
フラット35には、「買取型」と「保証型」の二つのタイプがあります。通常金融機関等でフラット35と呼ばれているのは「買取型」のことです。「保証型」はフラット35(保証型)という名称で区別されています。なぜかというと、それぞれのタイプを取扱している金融機関の数が平成31年4月現在で、買取型が332機関に対して、保証型は7機関(うち新規受付を行っている金融機関は4機関)という状況で、圧倒的に買取型が一般的になっているからです。
▶特徴
最長35年間の全期間固定金利で、適用金利は融資実行時の金利
借入限度額は最高8,000 万円(ただし所要資金の10割まで)で、財形住宅融資との併用も可能
保証料・連帯保証人ともに不要
繰上返済手数料は無料
金利を優遇する【フラット35】S、【フラット35】リノベ、地方公共団体と連携した【フラット35】子育て支援型・地域活性化型などがある。
▶注意点
商品内容は各金融機関同一ですが、適用金利と融資手数料は金融機関によって異なります。
借入対象となる住宅は、住宅金融支援機構が定める技術基準に適合していることが求められ、適合証明書の交付が必要です。
♡フラット35の知っ得情報♡
申込人またはその配偶者の両親や子供が住むための住宅を建設または購入する場合でも、利用できます。
週末に利用する住宅など、セカンドハウスの取得にも利用できます。
フラット35の
【子育て支援型】は、子育て世帯が住宅を取得する場合にご利用できます。
【地域活性化型】は、UIJターンを契機として住宅を取得する場合や空き家バンクに登録された住宅を取得する場合等にご利用できます。
どちらの場合も、
当初5年間、フラット35の借入金利から年0.25%引き下げられます。また、地方公共団体による補助金交付等とセットでのご利用も可能です。ただし、地方公共団体において、予算金額に達する等により「利用申請書」の受付が締め切られた場合、ご利用できないこともありますので注意が必要です。
香川県の場合、東かがわ市・三豊市・まんのう町が連携しています。
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