マイホームの予算に〈退職金〉は関係ないの?
2023.10.25
2018.08.24
「マイホームの予算に〈退職金〉は関係ないのですか?」本日、家づくり学校 高松校にお見えになったお客様からの質問です。
マイホームを購入する前には、2つのマネープランを考える必要があります。
購入するためのマネープランと返済するためのマネープランです。
購入するためのマネープランのポイントとは
①土地+建物+諸費用=総予算が、家計に対して適正かどうか?
総予算は、
自己資金+援助資金+借入(住宅ローン)で考えます。
自己資金は
貯蓄から、
緊急予備資金(毎月の生活費の6か月分)
新居準備資金(家具や家電の買い替え、買い足し費用、引っ越し費用)
を手元に残していくら出せるかを考えます。
援助資金は
誰からいくら援助してもらうのか?
贈与税がかからないかをチェックしましょう。
借入(住宅ローン)は
返済負担率と借入期間、金利から考えます。
返済負担率はできれば20%以内には抑えたい所です。
②土地や建物以外にかかる諸費用の金額は把握していますか?
諸費用の支払いまで全額住宅ローンに含めるのではなく、諸費用は出来るだけ現金で準備するようにしていただきたいなと思います。
返済するためのマネープランのポイントとは
①家を購入した後、確実に返済していけるのか?
②確実に返済しながら、家計は黒字をキープしていけるのか?
ここで、何より重要なのが、
購入時の家計収支だけで判断していませんか?
という点です。
特に、お子さんがまだいらっしゃらないご家庭やお子さんが乳幼児とまだ小さいご家庭の場合は注意が必要です。
毎月の返済がいくらになるのか?を考えただけでは十分とは言えません。今後、いつ、何にお金が必要なのか?を考え、事前に準備しておく必要があります。
教育資金は?自動車の購入費は?老後の生活は?
ここで「退職金」の使い方も考える必要が出てきます。
「マイホームの予算に〈退職金〉は関係ないのですか?」
2つのマネープランから考えた場合、マイホームの予算に「退職金」は、全く関係ないとは言えません。何より重要なことは、購入時の家計収支だけで判断しないことです。
ついつい購入時には「購入するためのマネープラン」ばかりを考えがちですが、マイホームを購入する前には2つのマネープランを考えてくださいね。
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